チャールズ・ディケンズ
訳:間二郎
『我らが共通の友㊥』
1997年2月24日 第一刷発行 ちくま文庫
--------(抜粋)
「あたしの人生の目的は、お金です。愛のある結婚なんてたわごとよ」
美しい娘ベラは、真摯な愛を告白した秘書ロークスミスを相手にしない。
だが、成金になったボッフィン氏の顔が日に日にあさましく変貌するさまに、
心はかすかに揺れる。そんな彼女に、詐欺師夫婦が目をつけた―—
恋が、奸計が、激しく渦を巻いて、物語は佳境に入る。
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『我らが共通の友』続
今回も別の図書館から転送です。
ありがとうございます。
愉快爽快!?物語は続きます。
やはり抄、省略形とは違う細かい描写が印象的
今回もあっという間に完読でした。
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第二部 同類たち
第六章 答えのないなぞなぞ
第七章 「友愛同盟」結成のこと
第八章 無邪気な駆け落ちのこと
第九章 孤児の遺言のこと
第十章 ジョニーの後釜
第十一章 ハートにかかわること二件
第十二章 猛禽(ハゲタカ)二号
第十三章 独唱と二重唱
第十四章 ゆるがぬ決意
第十五章 事ここに到る
第十六章 結婚記念日
第三部 長い細道
第一章 不渡り横丁の住人たち
第二章 見なれぬ姿のライダーフッド
第三章 生き返ったライダーフッド
第四章 おめでたい結婚記念日
第五章 黄金(きん)の塵芥(ごみ)屋が悪友と交わること
第六章 黄金(きん)の塵芥(ごみ)屋はさらに悪い仲間とつきあい始める
第七章 友愛同盟の足場が強固になる
第八章 長い旅路の果て
第九章 誰かさんについての予言
第十章 夜ごとの見張り
第十一章 闇の中で
第十二章 いかさま師夫婦の語らい
第十三章 ライアの汚名
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