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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

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2020-12-07 | 都築道夫

 

都築道夫
『退職刑事 6』★★★
 
 
さくさく安楽椅子探偵ラスト!
あぁ恍惚の刑事なお父様とお別れなんてちょっぴり淋しい。
読むのが惜しくてタイムラグ
シリーズ物は長過ぎてもなんだけど、6巻はあっという間
もうちょっとがんばってほしかったなぁ
 
アームチェアディテクティブ
安楽椅子探偵は外出しちゃいけないなんて(笑)
ちょっとしたルール違反はありあり!
無理があるかなってところもあるけど、それも含めおもしろい。
ジャンルに囚われてしまうと、深みにハマる?
 
解説の西澤保彦さんは中学、高校の頃読んでいた作家さん
 
 
 
『ストロベリーナイト』続編は手に入らなかった。
冬休み読書は貴志祐介の『新世界より』長編で決まり。
(まぁ読んでいる暇はなさそうだけど・・)
 
 
 
読書熱より奥多摩熱が上昇中
 



 
 
 
 



シャンプー行ってふっわふわ
うちの癒し系💚

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2020-09-23 | 都築道夫

 

都築道夫
『退職刑事 5』★★★★
 
 
さくさく安楽椅子探偵第五弾
装丁が女性のシックなコート姿でよき。
都築さんまだ続きます。
 
五巻目
初出は1990年(平成2年)
 
 
こちら目を引いたのは『闇汁会』・・闇鍋じゃなく闇汁(笑)
そして本作品には笑えるユーモア作品も『遅れた犯行』★★★★
都築さん・・マンネリ脱却で考えたんだろうなぁと。
その努力が伝わる一策を案じた一作です。
 
 
 
---
 
 
「口をきいても、なにもわからないときもある。顔を見ただけで、いろいろ、わかるときもある」
と、父は大まじめな顔をして、格言めかしたことをいった。
 
 
---
 
 
「いやだわ。人間って、そんなに怖いものなのかしら」
 
「怖いというより、弱いんだろうね」
 
 
---
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 







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2020-08-25 | 都築道夫

 

都築道夫
『退職刑事 4』★★★
 
 
さくさく安楽椅子探偵第四弾
まだまだ都築さん続きます。
 
四巻目になるとマンネリ化しないようになのか、
色々な趣向、都築氏の遊び心がチラホラと見られる。
(あとちょっとした大人な内容も(笑))
 
 
初出は1986年(昭和61年)
貸したくれたコとの会話で、全く携帯電話が出てこない昭和だねって。
(先日スマホ水没事件があったばかりな私・・)
 
 
都築氏が提唱する
モダーン・ディテクティブ・ストーリイ
今風?に直すと、
モダン・ディテクティブ・ストーリーかな。
退職刑事シリーズはこのモダーン・ディテクティブ・ストーリイを実践する試みとしてスタートしたそう。
 
 
 
夏読書は推理小説と決めていたけど、
めずらしく集中力がなくて7冊同時進行に・・
じっくり腰を据えていられない。
それはそれで場面切替的におもしろいと言えばおもしろい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
チープでカワイイ

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2020-08-10 | 都築道夫

 

都築道夫
『退職刑事 3』★★★
 
 
 
さくさく安楽椅子探偵第三弾
(ちょっぴり放置)
 
 
相変わらずお父さま(題名の如く退職刑事)の推理が冴える。
息子がどうにかがんばってついてゆこうとする姿もよき。
(その息子は現役の刑事です(笑))
ある意味ほっこり系かもしれない。
 
 
読書に免疫がない方、飽きっぽい方には持ってこい!
そんな推理短編集です。
 
 
 
 
 
最後の解説でおもしろいことが書いてあった。
そう『九マイルは遠すぎる』のパステッシュ
それを「真似をした」と言う読者がいたという・・
視野が狭いなぁ
私的にはこういう取り組みは遊び心があっておもしろいと思う。
そう思いません?
 
 
それとあと一つ、安楽椅子探偵なのにお父さまが外出してしまうという
「ルール違反」を犯すという失態?(いやいや(笑)みんな厳しいなぁ)
 
 
色々な思惑が溢れる一作でした。
 
 
 


今回は「死体」が山盛り もりもり
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


刑事ドラマと言えば~
 


 
 
密密電車で足を踏ん張りつつ読む読む
コロナってからはつり革にも手すりにも触らない。
バランスバランス
この季節だと、波乗りに活かされると思ってがんばる(笑)

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2020-07-08 | 都築道夫
 



都築道夫
『退職刑事 2』★★★
 
さくさく安楽椅子探偵第二弾!!
安楽椅子探偵の魅力は会話から成り立つその推理力
着目点が当たったりすると(まぁ不審な箇所が大体そう)
今日の自分は冴えているんじゃないかと思ったり(笑)
思い込みが誤捜査を招くこともあって、広い視野が求められる。
発想の転換 じゃないけど、引っ掛かりを紐解くと謎が簡単に解けたりする。
 
 


楽しい都築読書続きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし強風が止まない…
梅雨の異常気象
 
本当は午後からハーフラウンド予定だったんだけど…
 
 
 



写真は今大変なことになっている下呂温泉
雨よ静まって。
 
東北にも警報が出始めた。心配

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2020-07-06 | 都築道夫

 

都築道夫
『退職刑事 1』★★★

 

最近はシリーズ物が多い。
こちらも交換読書でGET
初作家さんがまたキターーー

 

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都築道夫(1929年- 2003年)
1929年東京都生まれ
10代の頃から様々な筆名で小説を発表する。
翻訳家に転身し早川書房で〈エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン〉の編集長を務め、
〈 ハヤカワ・SF・シリーズ〉の創刊に尽力
61年『やぶにらみの時計』で推理作家として再デビュー
主なSF作品に『翔び去りしものの伝説』『未来警察殺人課[完全版]』など。
2001年に『推理作家の出来るまで』で第54回日本推理作家協会賞を、
02年に第6回日本ミステリー文学大賞を受賞。03年没

 

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顔写真なし。作家さんはそうあるべき。

 

 

 

「どんな本が希望?」
「昭和のスマホがない時代の推理小説!」
そのリクエストに応えてくれた作品達が続々
あぁ楽しい。
通信機器がないだけで、ホント家電(いえでん)の存在が大きい。


先日読んでいた芦原さんの安楽椅子探偵の熱も冷めぬまま
こちらも安楽椅子探偵名シリーズ!

 

 

 



 

 

---解説より---

 

いっさいの妥協なしに、というのは、このシリーズが純粋な「安楽椅子探偵小説」形式で書かれているからです。退職した元刑事が、警視庁捜査一課に勤める現職刑事の息子から、手がけている事件の話を聞き、その場でたちどころに真相を推理する―?本書に再録された徳間文庫版の「あとがき」で、都築氏が強調しているように、ストーリーの起伏や、遊びの要素を切り捨てたストイックな設定は、「モダーン・ディテクティヴ・ストーリー」の実験室として、熟考の末に選択されたものです。

 

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くだらない恋愛小説が読みたい(推理疲れ?(笑))


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