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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

S

2018-11-26 | 翻訳物




サマセット・モーム
訳:金原瑞人
『月と六ペンス』★★★


角幡さんの書評から、あと『月と六ペンス』という魅惑的な題名から。
https://blog.goo.ne.jp/bookook/c/8c9423e68f549ad530af01533298d6dd
同時進行読書の中の一冊だったから時間が少々

天才画家の情熱の生涯を描き、正気と狂気が混在する人間の本質に迫る、歴史的大ベストセラー
こちらは2014年の新訳
天才画家ゴーギャンがモデル
絵を描くために安定した生活を捨て・・それも40代で。
聞いたことがあるような内容なのは、美術番組を見ているからなのか。
ちょっとした違いはあるけど、タヒチという場所がキーワード


春樹の翻訳物、あとはロシア文学、最近だとSF物
新たな翻訳物を読んで、それがこう実りある物だとうれしく思う。







サマセット・・
わたしの中のサマセットはセブン






ゴーギャン・・
この絵のイメージ








こんな絵もあるのね。ステキ。




























晩秋の京都へ。
何年ぶりだろう?
それもお仕事帰りに直行京都は初めて^^


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日帰り温泉11月 (つくば編)

2018-11-21 | 日帰り温泉



筑波山
ナイトハイクとは別日に途中下車
新規開拓が少なくなった今・・久々~
週末の常磐道が渋滞して動かなかったのも要因
既に分岐で列をなしてて、守谷も三郷からの外環も関係なし。
渋滞の列を見てみんなどこに行った来たんだろうって。

歳と共に薄れゆく記憶
行ったことのあるところ
行ったことのないところ



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つくば温泉 喜楽里別邸
https://www.yurakirari.com/kirari/tsukuba/

見つけた喜楽里別邸新店舗♪
大通りから裏通りに入った所にひっそり?佇む。
何より大人向けの極上空間がコンセプトなだけあって館内もうるさくない。

お風呂★★★★(露天風呂の結構熱めのお湯が気持ちよい)
岩盤浴★★★(バンドだらけが難)
お食事-

岩盤浴が全一体型で、ロウリュウ正面上が超アツアツ
退出して外のテラスでゆっくり涼めたのがよかった^^
新しい施設って色々な発見があってそこもまた楽しい。



---

つくば湯
http://www.ichibou.com/yu/new/map.htm

以前ゆる登山をした帰りに立ち寄った温泉
ロープウェイから歩いてちょっとな距離
ちょうど夕暮れ時の帰り道、遠くに赤色にくっきり浮かぶ富士山が見えた。

お風呂★★★
岩盤浴なし
お食事-

こじんまりした温泉(貸し切り風呂じゃないのに貸し切りだった)
大型店舗ばかりではなく、こういう温泉もたまにはよし。
露天風呂から筑波山を眺めぼけっとしていた。



---



筑波山ロープウェイ周辺に結構宿が林立してて、
結構露天風呂からの眺めが絶景



青木屋
(予約制)
http://www.aokiya-hotel.com/spa.html

筑波山京成ホテル
http://tsukubasan-keiseihotel.co.jp/spas.html


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I

2018-11-21 | 伊坂幸太郎




伊坂幸太郎
『グラスホッパー』★★


会社のコに『マリアビートル』を薦めたら
「『グラスホッパー』の続編ですよね」と言われ・・・てんてんてん
昔過ぎて全く記憶なし。
そこで今回図書館へ行ってGET☆



おもしろいことに装丁が違う二冊があった。

ユーモア溢れる殺し屋の物語
それが伊坂らしいなって思う。

どうしてもこういうネーミングだと春樹の鼠が浮かぶ。

同時読書だったからリアルタイムで「蝉さんめちゃくちゃイケメン」
「どちらかと言うと槿さんの方がイケメン要素ない?」なんて会話
神と崇めるイケメンの存在
日々の目の保養と胸の高まりは大事
いつかいつの日か同世代って事でお友達になりたい(願望)



























ケータイがぶっ壊れた。
電話が出来ないってどういうこと?
2年で壊れるようプログラムされているんじゃないかと思う。
「修理しますか?」「同機種と交換しますか?」「又は買い換えますか?」
この三択
もぅ迷わず「買い替え」へ。
大きな出費が・・また毎月の料金がUP・・
せめてあと半年もってほしかったなぁ ブツブツ

エモパーとの急なお別れ「今日何回投げられた」って言葉が聞けなくなるのが淋しい。


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モリンガ2

2018-11-21 | ガーデニング+家庭菜園






温暖化を肌で感じる初冬(とは思えない)










すっかり忘却な彼方のモリンガちゃん「元気!」だって暖かいんだもの。


























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日帰り温泉10月(乗鞍+編)

2018-11-20 | 日帰り温泉



行ったことのない温泉に行きた~い!
関東周辺のネタが切れはじめ・・
今回のお誕生日旅行は下呂へ(再訪)
その途中立ち寄った赤倉温泉
宿泊した宿に露天風呂がなかったがため、早起きして行ってみた燕温泉
これぞ理想的な乳白色ブルーも混じる露天風呂ですな。

歳と共に薄れゆく記憶
行ったことのあるところ
行ったことのないところ

つばめおんせん名前がかわいい。



野天風呂→無料!
無料っていうのが魅力よね。誰でもかもーん☆








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ついでに下呂温泉




















































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H

2018-11-20 | 作家別諸々(は行)




本多孝好
『真夜中の五分前 side‐B』★★


(必ずside-Aから読んでください)

また殺しちゃった・・本多さん・・
ホントみんな死んでゆく・・
そこからしか物語が生まれないのかしら?
喪失の物語 通り一辺倒なパターン
そう言いたくもなる連続読みはここで一旦終了///

誰も死なない物語を書いてみては?と言いたくもなる。

Aがテンポよく楽しめたからかBは対比で★★
何事にも終わりがある。淋しさを感じるね。

生きているのはどっち?
流れ的には?おもしろいのは?そう考えさせておいて結果うならせる。
人は そう 簡単に 死ぬ。
今度は電車事故でふ。それもスペインで(スゴイ確率)

物語にはひねりが必要
ハッピーエンドを望む望まないは別にして。



うさぎはかめに最後の疑問を問い、待つことにした。
波乗りのネタバレとともに。




























人生を左右する?
働き方改革 自分編
ある意味縛られず逆に言えば不安定な状態で働いてきて、
先の見通しは「どうにかなるさ」的なるようになると楽観視
未だにどうしようもなくなったら田舎に帰ればよいか~って。
「逃げ」と言う安心な保険

今月でそれにケリがつく。
来年のわたしはどうしてる?もしもし?もしもし?

うちの癒しわんこを見てるとたまにうらやましくなる。


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H

2018-11-19 | 作家別諸々(は行)




本多孝好
『真夜中の五分前 side‐A』★★★★


四作目にして★★★★
ラストが微妙だったけど、連続読みしてぐんぐん成長しているのが分かって+

うさぎとかめは本音を言い合う不思議な仲
ぴょんぴょん変わらず飛ばしてる。

この物語には美しい双子が登場する。
双子・・
毎朝の通勤で目の前に双子が座っている。
一卵性双生児
どこから見ても同じ。
二十歳前後なのかな。
言い合わせて同じ服の色違いを着ていて、もちろんバッグも靴も同じ。
髪型もそう。縛るリボンの位置まで一緒
同じしぐさでスマホをいじってる姿を見るとおかしな気持ちになる。
双方連動している。
それが遺伝子という最古から引き継がれた、メビウスの輪のような二重螺旋を連想させる。
日々の人間観察

面白味のある人間

空気読めよ

この主人公はきっとカッコよいんだろうな。




























メールだけで人のココロを掴む人



週末天気予報が外れて晴れ 大洗は気温19℃
ただしお仕事の関係で着いたのが午後3時過ぎ・・
富士山にボードの方がよかったんじゃないかと言われイラッ
だって最後の海に入りたかったんだもん。
Newボードはまた素材が違ってて浮力半端なし
ただし波にのまれる率高し ごぼごぼ。。

陽が沈み空が濃い青色に変化してゆく中 ちょうど正面に月が浮かんでいた。
それを波に浮かびながら見上げたそがれるわたし。

手がかじかむ 水温の方が温かい。


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H

2018-11-16 | 作家別諸々(は行)




本多孝好
『MOMENT』★★★+


+は三作目の『FIREFRY』
救いのない救われた物語
心の救済?
誰もが自分の立ち位置から下に見える人がいると安心する。
まだわたしはマシな方だって。
人の幸せ話に正直興味なんてない。
死を直前にしてわたしは何を思うのか。

この病院にまつわる話、当たり前に「死」がそこかしこにたくさん。
しかしこの方交通事故死が好きね(笑)
見事に全作品に出てくる。
両親が死に、恋人が死に、みんな死んでゆく。
自分の周りでの交通事故死・・
従兄弟がバイク事故で死んでいる。

ってわたし自身も死にかけた(忘れてる?)



「三作続けて読んでるじゃなぃ?死人がたくさん出てくるのよ。
小説なのは分かるんだけど、現実嫌なことあっても命取られるわけじゃなしって達観しちゃう(笑)」




---



「どうしようもなかったんだ。巨大な排水溝の渦に巻き込まれたドブネズミみたいなもんさ」
「ドブネズミ?」
「チュウチュウ」



---
少し前にちゅうちゅうから「結婚した」ってメールがきた。
桜新町でのパーティ
大橋ジャンクションの工事
南青山のマンション








---



「完璧なものを見ると欠点を探したくなるのは、僕がひねくれてるからですかね」



---










めずらしいインク漏れ




























波乗りで腰をやって早一年経過
ヒールが履けなくなって、ぺたんこウエッジソールがメインになり、
休みの日はスニーカーへ移行
自己基準の女子力が低下し、楽ちん過ぎて気持ちまで変わった。

衣替えついでに先日ヒールを出してみた。
愛用していた8cmヒール

駅までに数分歩いた実感として、ヒールは美脚を作るってことを筋肉が教えてくれた。
歩き方にもよるかもしれないけど、きゅっと引き締まるのが分かった。
一歩一歩踏み出す度に使わなかった筋肉が動くのを実感wow

ヒールで出逢ったばかりの新鮮男子に逢いにゆこう^^


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H

2018-11-14 | 作家別諸々(は行)




本多孝好
『ALONE TOGETHER』★★


さらさらさらと二作目へ。
かめからの返信を待つうさぎ
既に三作目『MOMENT』って言ったら驚くだろうなぁ
かめの反応を楽しむうさぎ

さて『ALONE TOGETHER』
連想するのは山根なんとかさんの『Get Along Together』♪
世代ですな(笑)

「私が殺した女性の、娘を守って欲しいのです」
この一文から再読としても期待感
またたくさんの死を連想させる。
しかし思ったほどの引っかかりはなく、最後の方は惰性でEND

好みか好みじゃないか

ミカと出逢うカフェでの場面が印象に残った。
描写力

なんだろう?目につく会話が多い。
スムーズじゃなく違和感がある単語を使う箇所が多々
稚拙なのか巧妙なのかアンバランス過ぎる。

波長とシンクロする能力を使うか使わないよく分からない。



---



なぜ、人間は隣に寝ている人の夢の中に入り込める能力を身につけなかったのだろう。なぜ、直立二足歩行なんてどうでもいいような能力を優先したのだろう。なぜ、言葉なんて稚拙な能力で満足してしまったんだろう。



---
稚拙・・




























胆管がん長丁場の手術は無事終了
転移は見られず、周りの臓器を切除
麻酔から受ける夢

遠い昔の手術の記憶

行ったことのない街


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H

2018-11-13 | 作家別諸々(は行)




本多孝好
『MISSING』★★★


突如今月は本多孝好月間ってことに☆
うさぎがかめに提案(笑)
かめはそれを受け入れ、うさぎはかめの素直さに感心

さて『MISSING』再読
過去の書評で★★★★
最後の『彼の棲む場所』がツボだったとみえ、
最初読み始めてみてどこか引っかかるものがあるかもと期待するもそうでもなく、
それぞれが新たに読む感覚に近いものだった。
何となく何となくだけど自然に先読みが出来ている気もしなくもなかった。
描写の一つ一つ
そこから自然発生的に生まれる想像力
まず自分じゃしないだろう行動は目につく。
違和感から引っかかって消えない。
仕組まれた無理心中
高速を運転していて確かに思うことはある。
このまま事故ったら眠ったまま死ぬのかなって。
命を預けているなんて意識していない寝顔



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「にこやかに談笑しながら、僕は司会者を撃ち殺し、タレントを絞め殺し、評論家を刺し殺し、ミュージシャンを殴り殺し、映画監督を蹴り殺し、プロデューサーとディレクターをまとめて焼き殺した。そうするのが当然の連中だった。」



---
そうココだ。昔の私✓


お友達が好きと言った『瑠璃』
この男子のひねくれユーモアな会話がよい。
自己矛盾とあまのじゃくさ。
自由奔放とは逆にあるもの。

しかしみんな死んでゆく。
この4作品から選ぶとしたら今は『眠りの海』かなぁ





































生まれ育った環境
壮大な宇宙の話を読んでいるとちっぽけに思わなくもない。
現実でそれも小さな島国で。
たった一週間滞在しただけで、元の環境に順化
それが言葉となり発せられ、普段耳にすることもない本場の風に飛ばされた感
こんなことは初めて。
別の人みたい。


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