◆BookBookBook◆

📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

K S H Y Y M

2013-05-30 | 村上春樹


昭和文学文学集などより抜粋
春樹の『若い読者のための短編小説案内』の書評を読むため。
全ての作家が初!

---

小島信夫
『馬』★★★★

ツボ
何がなんだかわからないけれど巻き込まれ笑っている内に終了///
みんなはどう思ってる?
辿り着いたこのブログが代弁してくれてる↓

http://kotanero.naganoblog.jp/e289867.html

 

庄野潤三
『静物』★★

不思議な家族描写
オチも何もないままぷつんと切れて次へ。
何の脈絡もないまま並列につながってそれが最後まで続いている。
子供を名前ではなく「女の子」「男の子」と表現しているのがまたおもしろい?
描写の表現が上手で目の前にその景色が広がる。



長谷川四郎
『阿久正の話』★★

最初「あくせい?」と思ったら「あくただし」人の名前だった。
距離が近いと思ったら遠くなり、最後はあっけなく死んでしまう。
物語もそうだけど、この作家の波乱万丈な人生の方が印象に残る。



吉行淳之介
『水の畔り』★★

吉行淳之介 高名な作家のイメージが先行
あっさりとした印象
寄り道してしまう気持ちが何となく分かる。



安岡章太郎
『ガラスの 靴』★★★

恋愛模様に人間くささを感じた。
時代背景に関係なくいつの時代もそう。



丸谷才一
『樹影譚』★★★★

映画のカットをそのまま小説にしたような感じ。
回想記録がおもしろい。
なぜ?を掘り下げてゆくのも悪くない。


---

今回昭和の作家6名の短編を読んで少しの時間で色々な世界へ。
時代背景もそうだけどそれぞれの持ち味のちがい。
小島信夫、丸谷才一など「おもしろい!」そんな作家に出逢えた。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

N

2013-05-29 | 作家別諸々(な行)



西川美和
『ゆれる』★★★★


カバーが緑の吊り橋
先日清澄の古本屋さんで手に取った。
オダギリジョーで映画化されているのは知ってて。
語りを読み進めてゆく内に止まらなくなり一気に読破
気づいたら真夜中の2時を過ぎていた。

兄弟の絆と狂気

近々DVDを借りよう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Y

2013-05-20 | 作家別諸々(や行)



箭内道彦
『僕たちはこれから何をつくっていくのだろう』★★★★


広告ど真ん中


同郷として、、、


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

E

2013-05-11 | 作家別諸々(あ行)



遠藤周作
『海と毒薬』★★★


遠藤周作を読んでみたかった。
題名で選んでみた。
生々しい現場の描写に朝から気分が悪くなった。。
って朝から読んだのがよくない(笑)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M

2013-05-06 | 村上春樹


春樹
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』★★★

「限定された目的は人生を簡潔にする」



連休中に読む2
まずは弟のお家から、実家、クルマの中、都内へ戻る電車の中、田舎へ帰る電車の中、
秋田~岩手~宮城を巡る旅も一緒に。
そしてまた都内へ戻る電車の中にてEND///

学生時代のお友達は全て疎遠
それを思うと淋しくなる?感傷にひたってみる?
いや そんなことはない。今のお友達だけで十分!
残る人は残る。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする