写真 加藤正憲
『RENDEZ-VOUS BOOWY写真集』★★★
そう感化されてこちらも書庫から。
角田光代
『降り積もる光の粒』★★
先日試写会の縁で世界を飛び回っている女性に出逢った。
独り旅もなんのその。
聞いていてスゴク刺激を受けた。
「次はウユニ塩湖に行きたいのよねぇ」
わたしが即行動したのはカーシェアリング登録したこと(笑)
独り旅は出来ないけど、独りドライブは好き。
角田光代の旅行記+α
どこかで読んだような?似たような感じが否めないけど、
この方の書籍は膨大で。
椎名さんには敵わないけどそれはまた別腹。
イメージはアジアをバックパック旅行
ゲストハウスもなんのその
縁の旅、旅の縁
待てども待てども来なくて「大丈夫?」
久々の蔵王温泉
乳白色のお湯につかりながら雨に濡れた木々、靄がかかったような空を眺め、リラックス♪♪
すっかり秋色
あたまの中を流れていたのはこの曲
https://www.youtube.com/watch?v=BiQIc7fG9pA
あとこちら
https://www.youtube.com/watch?v=nKnq2k4i6WA
https://www.youtube.com/watch?v=nka55jf9G68
WOWOWの氷室さん特集をなつかしくみいっていた。
「よい時代だった」って本当に感じてしまうぐらいいつもクルマの中で流れていた。
うちの父と母のセンスに感謝よね。
しかし野趣あふれる露天風呂でゆっくりしている中
「季節が君だけを変える♪~」
思わず鼻歌まで。
ギャップ過ぎて笑ってしまった。
蔵王は思い出の場所
お正月は毎年家族みんなでスキーに来ていたから余計にそう。
森山伸也
『北緯66.6° 北欧ラップランド歩き旅』★★★
こういう本って読む前からわくわくする。
さて秋雨前線ばりばりな中(今月20日中1日しか晴れなかったという!)
リフォーム中の部屋で夏よろしく
まさしく目の前に海が広がってるよう
長イスに横になり冷えたアイスコーヒーを飲みつつ読書タイム
ひざの上にはワンコ
誰にも何にもしばられることなく。
思えばこういう時間を持つことって意識してみると初かも?
いつもどこかへ出かけていて合間読書が多かった。
貴重な6連休
(最終3日間旅行予定があるからこそ楽しめるのかもね)
北欧ラップランド独り歩き旅
ノルウェー、スウェーデン、フィンランド北部にあたるツンドラ地帯
男子に生まれたら出来るんだろうなって思う。
サバイバル能力
「道なき道を自由に」
しばしその世界へ。
司馬遼太郎
『街道をゆく 7甲賀と伊賀のみち、砂鉄のみち ほか』★★★+
本書は1979年1月に刊行された朝日文庫の新装版
http://publications.asahi.com/kaidou/07/index.shtml
さて6連休の初日(フレックスタイムからの始まり)
特急に飛び乗ってホッと一息
カフェラテを一口 車窓からスカイツリーに別れを告げ
司馬遼太郎
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伊賀上野
この旅で、須田画伯と久しぶりに会った。このひとは変な事情にからめられ、あられもなく(?)ヨーロッパへ飛び出してしまっていたし、私も半月ばかり家を留守にしていた。
「伊賀へでも出かけましょうか」
といって、二人とも雨の中を駆けこむようにして車に乗ったのだが、伊賀のどこへゆくというあてはなかった。
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う~んこういう始まり好き。
そこからするすると読みすすめ気づいたら日没
秋の夜長を実感
今回気分の問題なのかおもしろくて仕方なかった。
「司馬遼太郎記念館」のご案内を読んでも
今まで惹かれなかったのに行ってみたくなったぐらい(笑)
http://www.shibazaidan.or.jp/about/
西川美和
『永い言い訳』★★★★
新刊のとき最初だけ読んだままに。
今回試写会が当たったので(当選したのは初!)
ゆるりゆるりと読みはじめたら止まらなくなった。
日曜の午後 in新宿
予定が終わるな否や続きが読みたくて帰ったぐらい(小田急とマルエツと福太郎には寄った)
新宿の雑踏の中を歩きながら母とTEL
不思議な感覚に襲われる わたしは独りだ。どこへでもゆける。
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優しさの成分は、九十パーセントが、嘘である。
自分が認識しているより、ずっと早く、ずっと遠くへ、過去は飛び去って行く。手の届かない、遙か彼方に。
真実というものは、しばしば実がないものだ。
深く愛するものを失うことと、もう確かな愛を感じなくなったものを失うのとでは、悲しみの度合いは比較にならないが、後者の嵌る失意の沼の深さもまた計り知れない。
このひとは、私を抱いているのではない。誰のことも、抱いていない。奥さんのこともまた。
わからない事を恥じぬ態度こそが、成長の鍵である、と高校時代の教師が言った。
女たちのこの態度をぼくは知っている。どうぜ役立たずだと思ってるんだろ。あなたが余計な提案さえしなければ、物事はもっとシンプルで、まともだったのよ。何もかも、ややこしくするのはいつもあなたで、割を食うのはいつもあたし。口に出さないだけ優しいと思ってよ、と言いたいんだろ。
一度良い目を見たら同じような幸福が続くと期待する。続かなければ不満に感じる。幸福は不幸の種だ。
「ぼくの塾から御三家には五人くらいしか行けないんだよ」
「何、御三家って。野口五郎?」
「誰それ。開成、麻布、武蔵だよ。幸夫くん知らないの?」
「あーなるほど。そういうくくりね。よく知らないよ、悪いけど」
「見えないものを見る力のあるやつだけが、世界を進化させるんだもの」
「私があなたを愛したように、周りのみんなのことも愛してね」
「なるほど。クズだな」
ぼくみたいな男。
「おれも随分長いこと絞め殺しに行ってやるって思ってた」
どきどき。
私は、あなたの知らないところでよろしくやってるわ。
一体なんだろうか。この突発的に現れた庇護欲と使命感と、そして充足感は。父性を飛び越して、母性に走ったか。
朝未だき
<もう愛してない。ひとかけらも。>
「あるのもいいんですけど、無いのもいいかな~って」
「何これ。完全にやらせじゃんか」
「シッ! そんな言葉を不用意に使わないでください」
アスペルガー症候群
このひとのために、自分がちゃんと生きてなくちゃ駄目だ。
愛を得たのさ。
「ひどすぎる。あまりにもひどい。どうしてぼくらは、大事なものを傷つける?見えてるサインを見殺しにして、掴みかけた手も、離してしまう。チャンスを常に台無しにする。どうしてこんな風に何度も踏み外して、何もかも駄目にするの。嫌になるよ。本を読んでも、金を稼いでも、ちっとも賢くなりゃしない。いつまでこんな自分とつき合わなきゃならないの。もう嫌だ。もう嫌なんだ。ほんとはもう、生きてく気力なんて残ってないんだ」
――どんでもない一日ね。
そうだね。どんでもない一日だった。
――もういい加減、帰りなさいよ。家があるでしょあなたには。
そうだね。そろそろ、帰りますかね。
「あまり夢のある話を書けるほうじゃないんですがね」
「いや、夢は無くても。抜け道さえあれば」
一度ひらかれてしまえばふたたび裏には返せないのが「真実」だ。嘘つきと思われても、後で返す裏が残されているほうが、まだ未来があるのではないか。
「お作品、すばらしかったです」と言った。出た、「お作品」
時間には限りがあること、人は後悔する生き物だということを、頭の芯から理解してるはずなのに、最も身近な人間に、誠意を欠いてしまうのは、どういうわけなのだろう。
死は、残された者たちの人生に影をさしこませる。
つくづく思うよ。他者の無いところに人生なんて存在しないんだって。人生は、他者だ。
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明後日は試写会
モッくんに逢える♪
稲村弘
『にょっ記』★★★
あら?読んだような?
記憶の欠落 いや ちがう。
こういう日記をユーモア溢れる日記という。
図書館で読む読む。
ふふっと笑っても気にしない気にしない。
春樹の装丁のフジモリマサルさんだ~
フジモリさん急性白血病で死去していた(知らなかった・・・)
三省堂にて大量買い。
フィリップ・マーロウ
春樹の翻訳がごっそり出てて片っ端から手に取ったら山になってた。
しかし文庫本なのに1,000円!
まさしくこういう気持ち
http://suigyu.com/suigyu_noyouni/2014/10/post-107.html