井上靖
『穂高の月』★★
前々から気になっていた本
この題名から山岳小説かと勘違い。。
エッセイ本でした。
単発で掲載されたエッセイを纏めたものだから、重複した内容でごじゃごじゃしている。。
あら?同じネタじゃない・・また?と何度も思った。
もうちょっと上手く編集出来なかったものか。
ってことで、私的には微妙な一冊
題名の『穂高の月』🌕
意外や美しくはなかったようで、
ぼんやりとしたおぼろ月夜
ナイロンザイル事件を扱った『氷壁』
その舞台となったのをきっかけに出逢った穂高岳
山と言ったら穂高一辺倒だった井上靖
ブレない気持ちが潔い。
ある程度の歳を重ねたらそうしたい思いはある。
それは北アルプスでの遭難事故を見ていると分かりやすい。
自分に合った山に変えてゆくことが大事
そんな井上靖が好きだった穂高岳
私もいつかはその穂高岳に登ってみたい。
機会はまだまだあるけど、この気持ちがある内にね!
2024/5 涸沢カール📸✨
来年の北アルプス
今年台風で行けなかった大天井~槍ヶ岳(
山容に魅せられた薬師岳~黒部五郎岳
念願の紅葉時期に涸沢カール→穂高岳のチャンス!
思い通りにゆかない天候だけど、山も「縁」だと思ってます。
それと健康であればこその山行です。
難易度が高い山はこの数年でクリアしたい。
山と渓谷社・編
『日本人とエベレスト
植村直己から栗城史多まで』
新刊本
2022年3月1日 初版第一刷発行
この数週間、合間読書していたエベレスト本🏔
まさしくアルピニスト憧れの山 世界最高峰のエベレスト
読んでいて将来エベレストに登ってみたいかと自問しても「NO」だけど(^▽^;)
ボンベを担いでまでの登山
そこを無酸素登頂する人が出て来て・・どうなっているの!?
レベルが違い過ぎて、(しかし現在、誰でも登れると言われるまでになってしまったけど)
魅せられるまでは行きついていない。
今後も色々なエベレスト関連書籍を読んでゆきたい。
そう現実離れはしているわけで、興味はつきない。
--------(抜粋)
日本人による登頂50周年の歴史を俯瞰したノンフィクション
世界最高峰であるがゆえの「宿命」と「呪縛」から逃れられないエベレストの実態とは――。
日本人のエベレスト登山50年を、初登頂や女性初登頂、各ルートからの登頂、大量遭難、清掃登山、
公募隊、最年少・最高齢登頂記録など、テーマに沿って解説する。
日本人のエベレストをひとつの軸にして、50年の登山史を振り返る。
■内容
1章 日本人初登頂(1970年)
2章 女性初登頂(1975年)
3章 加藤保男の3シーズン登頂と死(1982年)
4章 無酸素初登頂(1983年)
5章 交差縦走(1988年)
6章 バリエーションからの登頂(1993年)
7章 公募隊の大量遭難(1996年)
8章 清掃登山(1999年~)
9章 最年少登頂と最高齢登頂(1999年~)
10章 日本人の公募隊(2004年~)
11章 「栗城劇場」の結末(2018年)
終章 今後のエベレスト登山
世界最高峰であるがゆえの「宿命」と「呪縛」から逃れられないエベレストの実態とは――。
本書は、それぞれのエベレストにまつわる出来事を年代ごとに、そして登山のテーマごとに五十年の歴史を俯瞰したものである。前述したように日本人初登頂、女性初登頂、三季初登頂、無酸素初登頂、バリエーション・ルートからの初登頂と、これだけ「初」がつく山はないと思う。その根底に流れているのはパイオニアワークであり、アルピニズムの思潮であったと思う。未知への憧憬、高さへの憧れ、そして困難さへの超克、そのどれもがパイオニアワークであり、アルピニズムへの志向であった。そしてその表象が、エベレストであったのかもしれない。
エベレストが唯一の「世界最高峰」であり、その頂に一度は立ってみたいという登山者のあくなき憧憬があるかぎり、その「宿命」や「呪縛」から逃れることはできないのであろうか――。日本人のエベレスト登頂五十年の歴史から、私達は初期における挑戦する精神の大切さと多様性の重要性を、絶えず問いかけられているような気がしてならない。(エベレストの五十年――あとがきにかえて より)
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植村直己、植村さんの書籍は読んでいるから分かるけど、
この初めて聞いた栗城史多・・世間の酷評が伝わってきて、一体どんな人なんだろう?
ただ経験値からして、上滑りしてしまった人なのかな。
エベレストに登頂した人と挑戦したけど登頂出来なかった人との格差
運命をも左右するエベレスト「呪縛」
田部井淳子
『タベイさん、頂上だよ』★★★
最近再び🏔ヤマケイ文庫🏔
前回読んだ本がエベレスト登頂の話で、
世界最高峰に女性として初めての足跡を残した「日本人 田部井淳子」
文中にも名前が登場して、その田部井さんが気になった次第
そんなスゴイ女性がいたんだ~
それも福島県三春町出身!
日本三大桜🌸有名な滝桜があるのが三春町です🌸
田部井さん本は結構あって、どの書籍からか迷ったけど、
まずは本人が書いた自伝からとしました。
(元々は2000年4月発行『エベレスト・ママさん 山登り半生記』)
🏔エベレスト関連本🏔
当分は大江健三郎とのツートップになりそうです(苦笑)
--------(抜粋)
女性初のエベレスト登頂者、田部井淳子の最高峰への道
1975年5月16日午後12時30分。田部井淳子は世界最高峰に女性として初めての足跡を記した。
「白い山」にあこがれて山岳会の扉をたたき、憑かれたように山行を重ねた青春時代
そして結婚し、母となってからも夢を追い続け、8,848mの頂を極めるまでの半生を綴った、最初の著作がついに文庫化です。
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素朴で素直な自伝に夢中になり、あっという間に完読
朝の通勤時周りの音が消え、気持ちがエベレストへと飛んだ。
全くの未知の世界
ハッとしたら降りる駅で、慌てて下車した。
その経験は山本周五郎以来(北鎌倉駅下車を忘れるぐらい集中した出来事)
と言うか!先日登った日和田山に田部井さんの記念碑があるそう!
遅かった~(^▽^;)
「日和田山からエベレストまで」
若い頃から晩年までよく日和田山を訪れ、
その晩年はガンの闘病中リハビリを兼ねて登っていたとのこと。
山は好きだけど、そういう女性登山家をリスペクトしたことがなかった。
もっと田部井さんのことが知りたいと思った。
「山に近道はない」
「百名山だけが山ではない」
そんな名言があるそうで、伝わるけど、目標はほしいかな。
わたくしは、多摩100山、多摩百山双方制覇を目標(小さいですな(笑))
素朴な自伝だけに女子だけでのグループ登山の難しさが切々と綴られていた。
リーダを巡って悪化してゆく人間関係
やっぱりそうだよな・・そうだよねって共感出来る箇所があった。
エベレストと言う大変困難な道のりに +こじれた人間関係
世界規模ともなると感情だけでは動けない。
女子だけ登山
私には合わないな自分に重ねて考える。
とにかく田部井さんが超人であったことには違いない。
阿部幹雄
『ドキュメント 雪崩遭難』
ヤマケイドキュメントシリーズ
少々旧めだけど、一応読んでおこうと図書館本
--------(抜粋)
雪山の恐ろしい雪崩遭難の実例を検証、事故の実態を解明する。最近、起きた雪崩事故のなかから、雪山登山、スキー、山ボードなどタイプ別に、雪崩発生、捜索救助に至るまでの経緯を明らかに雪崩事故の原因と対策を検証する読みもの。遭難者たちの行動のみならず、雪崩に遭遇したときの心理まで詳辻。地図、現場略図、写真を多用し、理解しやすい構成となっています。
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これまでに起きた雪崩事故から、
北海道・尻別岳
青森・岩木山
八幡平・源田ヶ岳
北アルプス・唐松岳八方尾根、剱岳早月尾根、蒲田川左俣谷
石鎚山系・笹ヶ峰、石鎚山
上記8件のケースを取り上げ、その事故の原因を究明し、検証
2003年と言えども既に地球温暖化からの異常気象が発生、雪崩の原因を作っている。
柏澄子
『ドキュメント山の突然死』
ヤマケイ文庫の「ドキュメント」シリーズ未読分
--------(抜粋)
好評ドキュメント遭難シリーズ文庫化、最後の1冊、山の突然死
症状が現われてから24時間以内に死亡に至る「突然死」の事例を検証、そのメカニズムと背景にある生活習慣病、予防とメディカルチェックまで、医師への取材を重ね、詳細に解説
登山前の必読の書
登山者の高齢化に伴い、虚血性心臓疾患、脳卒中などを原因とする山岳遭難が、ここ20年来増加、病気を直接原因とする遭難だけでも全体の8パーセント以上を占めている。
症状が現われてから24時間以内に死亡に至った5件の「突然死」の事故例を検証、その危険因子を分析
日常の健康管理から、登山計画と行動の注意点、応急処置まで、致命的な病気による山岳遭難を防ぐための方策を検討する。
さらに「突然死」のメカニズムと背景にある生活習慣病、その予防とメディカルチェックまで、医師の指導をもとに詳細に解説
登山者だけでなく、健康が気になる人は必ず身につけておきたい知識をまとめた。
疲労を合わせると山岳遭難の15パーセント近くが健康上の問題、ドキュメント遭難シリーズを読み、事例を通して安全登山を学ぶことの重要性を認識いただきたくお願いいたします。
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急性心筋梗塞・小仙丈ケ岳の救助状況を読んでいて、ついため息が出てしまった。
やはり山での急な体調変化は自己体力の過信が大きな事故へとつながる一つの要因かと。
もちろん「運」もある。
色々な悪条件が重なってしまい、その発生現場が山となり命を落とす。
ふぅ・・
山には体調万全で臨むがよろしい。本当にそう思う。
多忙な日々の中、山に癒しを求める気持ちはよく分かるけど、
少しでも身体の不調、異変がみられたら無理せずただ山を眺めるだけでもよいんじゃないかな。
かるくトレッキングのみとし空気を吸うだけでも。
この事例二つを見ても、日常運動をせずに肥満気味で高血圧・・
(本人が糖尿病に気づかないなんてことも!)
全くと言ってよいほど双方健康管理を怠っている。
もっと体調に気をつけておけば・・そんな後味の悪さが残る。
配偶者やパートナーも気にかけていれば、また違っていたかと思う。
気づき。
ちゃんと身体の声を聞く。
高所登山については、未知の世界過ぎて正直「どうしてそこまでして!?」との疑問だけ。
自分がその場所に立つ(例えばチョモランマ)という想像すら出来ない。
8000M級の登山は誰にとっても死と紙一重の世界である。
ちなみに「突然死」の定義はWHO(世界保健機関)では、
一般的に事前に明確な原因がないまま、症状が出現してから二十四時間以内に死亡に至ることとされている。
--------ドキュメント遭難シリーズ--------
『生還』
『気象遭難』
『滑落遭難』
『道迷い遭難』
『雪崩遭難』 まだ読んでなかった*
『単独行遭難』
遭難事例の山々をほとんど登っているのもあり、自分には関係ないことと言えず。
もしかしてあの場所で・・
私的には独りの時の方が心身とも研ぎ澄まされて、
遭難しかかったことはないけど、
一緒だから大丈夫でしょ~過信が生まれ、油断していること。
著者の金邦夫氏は、
(最新作はないみたい 残念・・)
事例のほどんどか行き先を言わず、単独行が多く見られた。
今後はルートも書いておこうと思った。
たまに街でおかしい人を見かけることがあるけど、それが山中だったら恐ろしいわ!!
強盗も然り・・
飲み仲間の顔が浮かぶ。
佐野三治
『たった一人の生還 「たか号」漂流二十七日間の闘い』★★★
1991年12月29日午後8時頃、小笠原諸島沖で暴風雨のために外洋ヨットレースに参加していた「たか号」が突然転覆してしまった。巨大な崩れ波だった。
艇長の死。残された6名は救命ボートに乗り移り、あてどない漂流がはじまる。
しかし、クルーは衰弱し次々に死んでしまう。
27日間にわたるこの壮絶な闘いは、たった一人生きて還ってきた著者が、仲間たちのために書き残した鎮魂の記録である。
読むのに勇気がいるかも・・
題名からしても、仲間を失うことは目に見えているわけで、
山の遭難本をたくさん読んできた中で、今回は海・・
ヨットレースの大海原
地に足が着いていると安心するけど、海だとそうはいかない。
比べるのはなんだけど、こっちの方が怖い。
しかしこの方の記憶力のスゴさに、普段どれだけ人を観察してないか思い知らされる。
ただ先日、何気ない服装の気づきを相手に伝えたら(会社のオンナのコ)
未だに感心されるのがおもしろい。
「一種の冒険なんです」
そう気づいてほしいのです^^
離島に向かうフェリーから
船内の平和な景色に笑いがこみあげてきた。
上温湯隆
構成:長尾三郎
『サハラに死す―上温湯隆の一生』★★
死す・・果たせないまま・・
しかし「無謀」と言われることでも「達成」すると、そんなにむずかしいことじゃ
ないんじゃないかって思ってしまう。
「冒険」は程々に ね。
サハラ砂漠に魅せられ・・7000K
世代のちがいもあり、何の前情報もなく読み進めたがため、
どうしても自ら望んで死へむかってゆくように 破滅願望
それは若さゆえの勢いなのか。
確かに勢いあっての行動が「吉」と出ることはある。
どこから湧いてくるのかそのみなぎる自信
どうして二度目、ラクダを二頭にしなかったんだろう・・
初めて聞いた乾死・・
何だかわくわくしなかった。
「どうにかなるさ~」
ならないこともあるのです。うん。
「闇」ですね。
誰もが抱える「闇」って?(笑)
暗闇が怖くてぎゅっとつかんだら笑われたことを思い出した。
あの恐怖心はどこからくるのだろう・・
寒さか暑さか
先日はエベレストで今回サハラ砂漠
人間の適応能力の限界へ。
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僕がサハラ砂漠を横断するために行くというと、彼らがびっくしした顔でいっせいにひきとめた。
「気でも違ったかのか、ジャポネ。サハラの偉大な自然はちっぽけな人間なんか、一粒の砂にしてしまうだろう。やめなさい」
僕は、だから言った。
「神秘的で偉大なサハラだからこそ、僕は機械文明をふりすて、ラクダと自然の旅をしてその砂の懐にふれてみたいのだ」
僕がこういうと、連中はあきれたような顔をしていたが、最後には「命は一つだよ」と励ましともつかぬ言葉で送ってくれた。
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一人、砂漠を見つめている。砂、砂、砂だけの世界。果てしない砂の海を、真っ青な大空がドームのように包む。空の青と白い砂が遠い地平線でつながり、太陽がギラつく、暑く、汗が流れ、僕は今孤独だ。
空想するだけならば、何にでもなれる。そこには苦労もなく、自分の思うままにすべてが進んでいく。その空想の世界に僕はいるのか。
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四方砂の海の砂漠では目標がない。目指す町はどこか砂丘の彼方に埋もれている。
それをどうやって探しあてるか、むずかしい。これは人生の真実を探しあてるのと同じではないのか。砂漠の町はそれ自体が真実なのだ。
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人間には与える人と与えられる人とがいる。たえず、おごってもらってばかりいる人間は、調子がよく、相手の顔色をうかがうような人になってしまう。与えるほうは、積極的だが高慢だ。
何を言いたいのか?要するに、他人におごってもらおうとばかり思っては乞食根性になるし、与えてばかりでもダメ。ギブ・アンド・テイクの関係が必要なのだ。
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この一文にドキッとさせられた。
この関係性について考えさせられる。
この日常に慣れすぎて当たり前になっていた。
新宿南口
「いつもの交差点で」の交差点
平日の午後4時 流れ行く人を見る見る見る
どちらが先に見つけるか
嵐みたいな雨はやみ、風だけが残っていて上空でびゅうびゅう
ぼーっとただ人の流れを眺めているのとはちがうから、色々な人と目が合う。
しかし・・新宿は目を惹く人が皆無・・
人間観察的にはあまりおもしろくない街
結局二人とも行き違ってて、15分もの間目視を続けていた。
さすがにでんわがかかってきた「今どこ?」
人ごみの中見つけたかった。
平日なのにこれだけの人達は何をしてどこへ向かうのだろう。
こんなに人がいるのに誰も知らない。
だから偶然すれ違ったことに重しを置き「何か」あると思ってしまう。
かるく言うなら「縁」ドラマチックに「運命」
先週からコレhttps://www.youtube.com/watch?v=JQbjS0_ZfJ0
山野井泰史
『垂直の記憶 ―岩と雪の7章』★★★★★
やっぱり本人直筆だと臨場感ある・・
極限の世界
ブレない信念
世間の欲にまみれることなく完全に自立している。
その精神構造は計り知れない・・
生まれ持ったものを感じずにはいられないし、
それを理解し分かち合う生涯のパートナーとの出逢い
満たされささやかな生活の中での生きがい
読んでいる途中今までにない感情にしびれてしまった。
茫然自失
思わず今は生きているのか?検索してしまった。
山野井通信 http://www.evernew.co.jp/outdoor/yamanoi/
http://www.magic-mountain.jp/yamanoi/index.html
「山野井泰史 山野井妙子 究極の登山家は聖人か?狂人か?」なるタグまで。
それはまずこの本を読んでからよね。
講演があったら是非本人の話を聞いてみたいなぁ
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「不死身だったら登らない。どうがんばっても自然には勝てないから登るのだ」
僕は、日常で死を感じないならば生きる意味は半減するし、登るという行為への魅力も半減するだろうと思う。
いつの日か、僕は山で死ぬかもしれない。死ぬ直前、僕は決して悔やむことはないだろう。一般的には「山は逃げない」と言われるが、チャンスは何度も訪れないし、やはり逃げていくものだと思う。だからこそ、年をとったらできない、今しかできないことを、激しく、そして全力で挑戦してきたつもりだ。
かりに僕が山で、どんな悲惨な死に方をしても、決して悲しんでほしくないし、また非難してもらいたくない。登山家は、山で死んではいけないような風潮があるが、山で死んでもよい人間もいる。そのうちの一人が、多分、僕だと思う。これは、僕に許された最高の贅沢かもしれない。
僕だって長く生きていたい。友人と会話したり、映画を見たり、おいしいものを食べたりした。こうした平凡に生きていても幸せを感じられるかもしれないが、しかし、いつかは満足できなくなるだろう。
ある日、突然、山での死が訪れるかもしれない。それについて、僕は覚悟ができている。
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まだまだ読みたい本がたくさん。
先日からの目標に関して「考える」から 過去「考えろ」と親身になって「考えて」くれたコへつながる。