めずらしく更新が途絶えてしまった(^▽^;)
29仕事納め、30朝から大掃除で、終了後知人のお店で飲んでいたため。
3軒はしごして帰宅が午前さま☆彡
深夜FMを聴きながら記しております。
かなりの量のお酒を飲んでいるのに意識がクリア めずらしい。
拙いブログですが、来年も引き続きよろしくお願いします。
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アーサー・コナン・ドイル
訳:小林司/東山あかね
[注・解説:C・ローデン 訳:高田寛]
『シャーロック・ホームズ全集② 四つのサイン』★★★
自分の中のシャーロック・ホームズって言えばアニメの犬で・・
コレね ↓ (^▽^;)
さてシャーロック・ホームズシリーズ2作目です。
--------(抜粋)
ある日、ホームズのもとを小柄で気品のある、ブロンドの若い婦人が訪れる。十年近く失踪中の父、毎年のように届けられる真珠の箱、そして突然届いた謎の招待状…。死体の傍らに残されたサインをめぐり、追跡劇が幕をあける。
円熟期のホームズ物語をあじわえる、「四つの長編小説の中で、最も密度の濃い」傑作
充実した注と解説、全イラスト復刻
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第1章 推理学
いきなりホームズがコカインを打っている場面から始まる。
マジ!?ヤク中?
そうなのです。コカインが禁止されていなかった時代
なんせワトスンに対して「君もやってみるかね?」勧めてるし!!おいおい(^▽^;)
そしてホームズは自ら断言する「世界中でたった一人の私立探偵だよ」とね。
時代を感じまくりよ~(笑)
第2章 事件の始まり
ここから定番の依頼人の登場です。
観察眼が半端ない。ちょっとしたことも見逃さない。これぞホームズ(^▽^)/
そしてワトスンが恋に落ちる。
(何だか春樹の『スプートニクの恋人』みたいな展開ね・・)
第3章 解決の糸口・・・へと続く。
あらすじみたいになってしまった。
ホームズの目の色がキラキラ輝く時が解決のしるし!?
しかし最後の最後にまたコカイン(^▽^;)
この本で圧巻なのは最後の訳者あとがきです。
記されているようにこの物語でのヒロインが宝物を手に入れるかどうかというスリルがある。
これを記号論に解釈すると、何が見えてくるかと言うと、
意味するもの(シニフィアン)と、意味されるもの(シニフィエ)とが問題となる。
『四つのサイン』では無数に表示されている記号の中で、何を意味するものとして拾い上げるか、
それが読者に委ねられていると言う・・うむ(・・?
そう、著者コナン・ドイルの個人史とリンクしているということみたいで、
おいおい結構深いぞとなり、そこまで掘り下げなくてもよいかなと個人的には思ってしまった。
確かに読み込むことによって浮かび上がる真実に驚愕し、発見した驚きは大きいかもしれない。
でもわたしはそれは必要ないかなと。
『四つのサイン』はコナン・ドイルの深層心理が読み取れる一冊となっております。
(ドイル家の内情の暴露本とも言えるそう(^▽^;)こわ)
告白小説ココにあり!
読んでみたいですか?