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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

K

2020-06-12 | 北方謙三

 

北方謙三
『楠木正成(上)』★★★

 

先日ブログで偶然にも同じ本を読んでいる方が。
わたしも読んでます!
(またまた部長席からの拝借本)

六波羅探題の時代まで読むようになったかと感慨深い。

 

題名の如く楠木正成
どの時代に生きた人なのか、誰なのか?
前情報としては、司馬遼太郎の『街道をゆく』の本郷編の楠
そうそれだけ。
他は名前を聞いたことがあるぐらいで何も知らない。
誰かにいきなり「楠木正成のイメージは?」と聞いてみたくなった。

 

こちら上下巻
(現時点で下巻は未読・・だって終わりがよろしくなさそうで)

 

ハードボイルド歴史小説
みんな出てくる人出てくる人かっこよし!

北方さんの写真もやはり渋い。

 

---

 

「二人で野宿するのは、それなりの心得があるからだ。数を恃むな。貧しい者を襲うな。兵に守られた、沿う円の年貢米を襲う。それぐらいでなければ、生きている意味もあるまい。精魂をこめて耕した、田畠を捨てた甲斐もあるまい。なにがおまえたちに田畠を捨てさせたのか、よく考え、それに立ちむかうのだ。その時はじめて、おまえたちは悪党になる」
正成は、倒れた男の上体を起こすと、活を入れ、蘇生させた。
「俺たちは、確かに流浪の民になった。家族も、飢えで死んだり、殺されたりしたからだ。だが、流浪しても、なにをやればいいのかわからねえ。だから、こうして、盗賊を働いてるのよ」
喋っている男は、落ち着いていた。死ぬ気になれば、こういう落ち着きは出てくる。
「なあ、教えてくれよ。俺たちゃ、なにをやればいいんだ」
「自分で考えろ、貧しい者、弱い者は襲うな、とだけ言っておこう」
「あんたの名は?」
「河内の国の住人、楠木正成」

 

---
しびれるわ~
かっこえええ(笑)

 

---

 

病むことなく、父は死んだ。まず、そう思った。死ぬ時は、人はたやすく死ぬ。

 

---
わたしは生きている。

 

---

 

「それでよい。愉しまなければ、見えるものも見えてこない、という気がする」

 

---
人生愉しんだもの勝ち!よく言うけど。

 

---

 

「悪党らしく生きる。それはどういう生き方なのだろうか、楠木殿?」
「闘って散る。寺田方念のごとく」
「それは死に方だな。生き方ではない」
「だから、私は待っています」
「なにを?」
「それがよくわからないところが、私の悩みですな」
正成が笑うと、円心も口もとを綻ばせた。
「人には、秋(とき)というものがある。その秋を得るまでは、待つのが賢明でしょう、楠木殿」


---
誤解がある「悪党」
この時代の悪党とは、周縁領主に対抗する地頭や非御家人の新興の武士達のことを指す。
読んでみないことには伝わらないかな(是非どうそ)

 

---

 

いつか秋を得る。それがほんとうにあることなのか。悪党は、所詮悪党として生き、滅びるしかないのか。

 

---

 

「商いは、最後は勘だ。測るものをすべて測り尽くしても、まだ見えないものがある。それを勘で補って、動くのだ」

 

---

 

「悪党が、拠って立つ場所がある。それは見えていたが、そこが地獄かもしれぬという思いを、いままで拭いきれなかった」
「いまは?」
「地獄なら、そこを歩いてみよう。そう思っている」
「楠木一党で歩く地獄ならば、それもよいかもしれません。悪党はみんな、どうしようもない不安を抱えています。小さな蜂起が頻発するのは、そのせいでしょう。いまのところわれらは、六波羅の眼からうまく逃れていますが、いつという不安はたえずありました」

 

---

 

 

 

 

 


悪党なぞワード(お江戸に続き)

・菌(しとねと読)
座るときや寝るときに下に敷く物。しきもの。 ふとん。

 

 

 


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K

2019-01-21 | 北方謙三


北方謙三(監修)
『男たちの荒野―ブラディ・ドール読本』

先週の金曜日は新年会でオールin西荻
「電車に乗らないぞ」ってことでタクシーで帰宅
もちろん土曜は動けるはずもなく・・(ただし二日酔いはなし)
一、二次会、最後の四次会のお店は覚えているけど、
三次会ってどこ行ったんだろう?

朝起きたら声が出なかった(酒やけ?)
その動けない土曜に少しずつ読む読む。
暖房いらずな暖かい部屋で陽だまりの中寝ているわんこを横目に、だらごろ
水分を欲している身体

そして・・やっと午後に復活!(出かける気力なし)


集大成と呼べるネタバレ本

「友よ、同じ荒野を生きたけものよ、私はおまえを忘れない―」


目次

Ⅰ 言葉 北方謙三ロングインタビュー
Ⅱ 歴史 北方謙三を囲む人々
Ⅲ 物語 死に逝く男たちが、街に記す足跡
Ⅳ 抜粋 彼らについての、いくつかの記憶
Ⅴ 愛着 北方謙三を構成するものたち
Ⅵ 世界 場面を彩る、さまざまなものたち
Ⅶ 愛車 車が語る物語
Ⅷ 趣味 ある作家の休日
Ⅸ 記録 事件、そして軌跡
Ⅹ 未来 「約束の街」創作ノートから
ⅩⅠ人々 プロフィール&メッセージ



---

知られざる北方謙三・・渋いなぁ
別荘の話は圧倒された。









『水滸伝』気になる・・

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K

2019-01-17 | 北方謙三




北方謙三
『ふたたびの、荒野』★★★


“ブラディ・ドール”シリーズ最終巻
とうとうきてしまった。
集中的に読みたいと思い、帰省時の移動時に持参
行きは立野さん登場まで読み、あとは戻って来て続きを。
しかしあっさりと秋山さんが殺され(ネタバレ)
勘違いして立野さんまで!?
勢いよく飛ばし過ぎてしまった。
あまりにも打たれるシーンが多くなると麻痺してしまうのか、
途中からただの出来事として通り過ぎていった。
生き残る人は残る。
下村は何となく覚悟していた。
坂井or下村・・
苦しんでほしくなかったけど、最後の対話があっての死

キドニーが生きていたことにホッとした。
私的には藤木の死の衝撃を上回ることはなかったけど、読んでいて滅入った。
先が思いやられ砂丘の場面で一旦閉じた。
物語の傍観者としてこれ以上死なないでほしかった。
ふぅ
「女子的にはキツイ最終章でした」

---



「行こうか、キドニー」
「社長、俺が」
「いいんだ。こいつは、俺の人生のお荷物なんだ」
「お互いさまさ」



---

みんな仲良く平和に生きようよ。

社長 また次によい人が現れればよいね。


さてもぅ一巡するか・・
スピンオフ作品もあるらしい。
まずは部長と飲みに行くか・・



























http://www.shiseido.co.jp/ie/lp/sml.html
久々のヒットリップ!

化粧品ってホント減らない・・
角田光代じゃないけど、捨てどきが分からない。
NOメークOK 少々パーツが濃い顔で生まれてよかったと思う。



にゃおん これ一枚だけ


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K

2019-01-10 | 北方謙三




北方謙三
『聖域』★★★


題名から連想する「聖域」がどういう意味なのかちょっと引っかかっていた。
ざっと見た全題名の中で浮いている気がした。
「聖域」ですよ?
変わらずハードボイルドとは分かるけど。

ってことで“ブラディ・ドール”シリーズ第9弾

新たに街に現れたのはまた「先生」
色々な先生が登場するけど、今回は学校の先生(まとも?)
一番身近に感じることの出来るキャラかもしれない。
なんせ他みんな強いから(笑)

そしてこの物語はいつもより明るい。
坂井と下村のコンビも板についてきたのもあるし、
キドニーの人間味も見えて、ちょっとほんわか(とはちがうね)

ラストがまさかの・・(ネタバレやめ)



---



「他人に言われてどうこうってんじゃなく、自分がそう思うかどうかが大事なんじゃないだろうか」



---

分かりきったことでも、物語の中で引っかかる言葉がある。
そうなのよね。
芯がぶれぶれ?な矛盾に苛まれるわたしには、こういう言葉が身に染みる。

hitonohanashinimimiwokasanai






























この歳になるとお友達が取捨選択され「類友」だらけになる。
新年早々(それも仕事始め前夜)歌舞伎町のお寿司屋さんで一杯
不思議と縁が続く私達









新大久保でのチーズタッカルビ~いぇい


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K

2018-12-12 | 北方謙三




北方謙三
『鳥影』★★★


“ブラディ・ドール”シリーズ第8弾
残りあと2作品となるとここから誰が消えるのか・・
(そう思わずにはいられない)
主人公が死ぬことはないからそう思うとキドニーがんばれ!

さてまた新たな人物が街に・・
ここに来て外部目線でのひとりひとりの登場に面白味がじわじわと。
それぞれの役柄を演じてる。

初回から手酷い洗礼を受ける場面では目を瞑りたくなる。
ふぅ
想像力のSWをぱちんと切りたい。
殴られたことがないからその想像もよく出来ないけど。
男って・・昔って・・
「時代ですな」

数回に分けて大事に読んだけど、
何となくこうなるんじゃないかなって予測
この『島影』の最後はただただ無念
死なないって保証は誰にもない。
分かっているけど物語なんだけれどもでもでも!
(感情入り過ぎ?(笑))

次作での彼の立ち位置はどうなっているのか。
子供を亡くした親として、まだ街に存在しているのか。
あと残り2作品
決着の時 どきどき

キドニーが心配



途中まで鳥を島だと思ってた(汗;)

































子供の頃の白川郷の記憶は、ぼんやり。
こきりこの音


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K

2018-12-07 | 北方謙三




北方謙三
『残照』★★★


“ブラディ・ドール”シリーズ第7弾
この本は上司の思い入れが半端ないというNO.1本!
読み進めている場面の会話がインプットされていてパッと出たのには驚いた!wow

再読に再読を重ね、自分の物語にする楽しみをまだ知らない。
わたしは物語の中に新鮮さがほしいと思っている。

だからねじまき鳥を寝かせている。
そういう本に出逢いたいな・・と言いつつ 寝かせる(笑)

男くささ、女の付け入る隙がない。
自分の中での納得付け、問題のケリのつけ方

粉々になった・・・・
ねぇこれは誰も予想していなかったこと。

痛みを受け入れる。
どんな痛みの中でも眠りが訪れる。

脳内麻薬
人間を支配する快楽物質

さてまた死人が出た。それも加納さん・・最後までおしゃべりだった。
ネタバレいやーーーって叫んだのはわたし。


ここであえて言われてもらえば「女子」的には、その描写に耐えられなくなる。
果たしてそこまで冷静でいられるのか?それは理解に苦しむところ。

みんな仲良く暮らしましたとさ^^





























履歴書と職務経歴書
はてわたしはどこへ向かうのだろう。
年末に向けての予定はあっと言う間に埋められてゆき。
忘年会やら送別会やら反省会やら、+独り飲みやら(ないしょ)
独りで登る山にわくわくする。


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K

2018-11-12 | 北方謙三




北方謙三
『黙約』★★★+


“ブラディ・ドール”シリーズ第6弾

さすらいの外科医登場
今度はお医者様ね(笑)
海辺の街がまた一層鮮やかになってくる。
しかし哀しいかな最後の最後で・・
いつか来るとは思っていて覚悟していたけど、
今回のカレの行動を見て誰もがこれは予感せざるを得ない。
けど、引っ張るかもしれないとの淡い気持ちもどこかにあって。
そうよね(知人に話したら「入り込み過ぎ」って突っ込まれたけど)
しつこいけど、読んだ人にしか分からない儚さがある。

読後深夜2時半
感想を送る「蒲生のおじさんが!って嘆いてたら最後・・・やはり・・・」(続)


「主人公になれない宿命の男・藤木 」
藤木らしい最後の幕引きですか。
この先坂井がどう成長してゆくのかを見守る。


過去のアツイブログ
https://ameblo.jp/indigocolorsky/entry-10918957636.html

色々な人の書評を拝見してて、しまったネタバレチラリであわあわ



---



川中がやってきたのは、二人が出ていってすぐだった。
「怪我でも?」
「キドニーがなにを考えているのか、知りたくてね」
陽焼けした顔に、歯の白さが鮮やかだった。やはり人懐っこい表情をしている。
「二人は、犬猿の仲だそうじゃないか?」
「キドニーが、そう言っているだけだ。わざわざ言わなきゃ、俺を嫌いだということを忘れちまうんだろう」
「なるほど」






私は、間違いなくどこか歪んでいる。肝腎な時、肝腎なものに関心を持とうとしない。それは結果で、なぜそうなったか分析することに、大した意味は認めなかった。決して変えることのできないものとして、人間は過去というものを持ってしまうのだ。






私は、車に乗りこみ、エンジンをかけた。駐車場にはさまざまな車が駐められている。
フェラーリ、ポルシェ、ボルボ、シトローエン、ジャガー。田舎街では、これだけの外車が揃うことは滅多にないだろう。



---




























たまに起こる頭痛・・
ばしばし後頭部を叩くと緩和されるような気が。

今週末は「待ち」

新宿の歩行者天国をふらふら





今のBGMはSam Smith ♪ 

 


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K

2018-10-30 | 北方謙三




北方謙三
『黒銹』★★★


“ブラディ・ドール”シリーズ第5弾
部長曰く「おしゃべりな殺し屋」だそう・・(笑)
そんな印象は受けなかったけど、しかし代官山の高級マンションにフェラーリですからそこが笑える。
いつの時代もオサレな街は大きくは変わらない。


知らないだけであって現実に存在する。



---



「負けだわ」
「俺は、博奕打ちじゃない。必要に応じて勝負するし、必要に応じて勝つ」
「どうしてなの?」
「博奕の好きな人間は、必要のないのにやってる。俺は、好きでもないのに、必要だからやってる。その違いだよ」
負ける時は、負けるはずだ。それは寿命が尽きれば死ぬことと同じだった。そういうものだと思えば、負けることに恐怖はない。



「俺が撃ち殺した」
「仕方ないだろう。どう死んだか決めるのは、警察なんだ」



「殺し屋が、人を助けようとして死にかかった。失業だな」
「失業かね、やはり」
「死のうとした。自分の意識になくてもな。」



---




























左肩が痛くなり、ぐぎぐぎ。
最新の山本(やまぼん)を眺めて、今年こそ「高川山」って思う。
念願の西沢渓谷もあたまの片隅に。

そこに新たな風「国師ヶ岳」との提案wow
2000M級じゃない!
「登山口から一時間位で行けますよ^^」だって。

今週末は鋸山









てっとりん♪


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K

2018-10-29 | 北方謙三




北方謙三
『秋霜』★★★


“ブラディ・ドール”シリーズ第4弾
間に何冊か入れて週末読書
この季節に近づく秋の終わり冬のはじまり。

「芋煮会来ませんか?」結構しつこいぐらい誘われていたけど、それはうれしいことで^^ 
でも楽しめるそういう雰囲気でもなく終日お留守番・・
海に行きたい欲求も封印
かすんだ富士山の陰影を眺め、調布の花火大会を眺め、心の安定を保つ。
そういう時もある。
静かに静かに。

さて新たに登場したのは初老の画家
そしてジャガー!
どれだけの外車が出てくるのか・・(笑)

ホテルもヨットハーバーもカフェも出来、順風満帆!

旧ヨットハーバーのおじさん(おやじと言うべき?)いい味出してる。


主要人物はみんな無事なままEND///
藤木がまだ生きている。
そこがどきどき
そういつか殺される・・はぁ
その衝撃がいつかくる。



---



「彼女のためにやることじゃない。俺たちの心の中にある墓に、花を供えるようなもんです。言い方は気障かもしれないが」
「なるほどね」
  


「人間が生きるというのは、複雑なことだ」
「複雑さをつきつめれば、単純になるとも言えますよ」
「君と、言葉の論理で争う気はない。私は、いまの感じというやつだけで生きてきたからね」
「じゃ、単純だったでしょう」
「いまは、複雑だと思ってる」
葉巻の香りが、躰を包み込んできた。



アッパーブリッジ



「とんでもない。ただ、手を汚すのは私たちの仕事です。特に私の。先生の手は、汚れてしまうほどきれいですが、私の手は汚れようがありません」
「汚れきっていて?」
「そう」
「汚れていないと思っていて、ほんとうは芯まで汚れきっている。そういう人間が多いものだがね」



---










生き残るのは誰か


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K

2018-10-28 | 北方謙三




北方謙三
『肉迫』★★★★


“ブラディ・ドール”シリーズ第3弾
今回は間に数冊入り、並行読書で勢いストップ///
海辺の街が鮮やかになってくる。
駿河湾に伊豆半島
発展してゆく街

http://www.kadokawaharuki.co.jp/bloodydoll/list/知る人ぞ知る



---



「私は、この世にいること自体が、余計なことでしてね」
「まあ、そうだな」



---

途中藤木の言葉にしびれ悶えてしまった。
これは読んだ人にしか分からない!
にやにやが止まらない。
味がある。迷わず藤木だね。




今のところコレ一番!
何より平和なのがよい(内容的に平和ではないが・・;)











この時代の文庫本を読む楽しみとして、巻末ページの宣伝
今じゃ色々な作家さんがいるけど、あの時代は・・
森村誠一、和久峻三、胡桃沢耕史・・ふむふむ、西村京太郎、松本清張、赤川次郎と続く。
もぅ絶版している本もありそう~












カルボナーラに粉チーズ+ 新橋のパスタ屋さんまだあるのかな・・恋しい。

この本を再読する時はウイスキーだね。
身体を温めてくれる。


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