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(自己評価★★★★★)+泣ける物語
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A

2021-03-18 | 翻訳物

 

アンソニー・ホロヴィッツ
訳:山田蘭
『カササギ殺人事件㊦』★★★★

 
週末はこの季節にめずらしい雷雨だった。
おかげで表紙が濡れてしまった・・
 
下巻 賞味3日ぐらいで読む。
 
この物語のおもしろいところは下巻に入ると
がらっと物語が様変わり(というか現実社会に戻る)
そして新たな登場人物達が現れる。
ゆっくり読むというよりは勢いに乗らないと(記憶がある内に)
「あれ?この人誰だった?」となる前に。
 
編集者の「わたし」と一緒に推理している感覚
お風呂に入りながらめずらしくアタマを使って推理なんてしてみたけど(笑)
拙いわたしには分からなかった。
物語が二重に重なっていて、現実と交わるところがまた上手いなぁと。
テレビドラマ いや映画さながらなラスト
伏線の数々を思い出しながら。
 
物語を紡ぎだす力って才能だなと思う。
文章力 読ませる力 到底素人には及ばない。
 
 
 
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ミステリとは、真実をめぐる物語である――
それ以上のものではないし、それ以下のものでもない。
確実なことなど何もないこの世界で、きっちりとすべての i に点が打たれ、すべての t に横棒の入っている本の最後のページにたどりつくのは、誰にとっても心の満たされる瞬間ではないだろうか。わたしたちの周囲には、つねに曖昧さ、どちらとも断じきれない危うさがあふれている。真実をはっきりと見きわめようと努力するうち、人生の半分はすぎていってしまうのだ。ようやくすべてが腑に落ちたと思えるのは、おそらくはもう死の床についているときだろう。そんな満ち足りた喜びを、ほとんどすべてのミステリは読者に与えてくれるのだ。
 
 
 
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関係はないけど、ちょうどみていたイギリスドラマ
『刑事モース〜オックスフォード事件簿〜』
 
 
 
それと『冤罪 ~弁護士エマの挑戦~』
 
 
 
 
アメリカドラマに飽きた目には新鮮に映る。
 
この世界観を引き続き・・
 
 
 
















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