だいぶ前のニュースからです。
ペンギンの成長、親のエサ集め時間の長短には無関係
ペンギンの世界では、親の餌捕り時間の長短で子の成長に差がないことが、国立極地研究所の高橋晃周・研究員らの研究でわかった。
両親が半日以上も餌捕りに費やして子供に食料を与えても、わずか数時間しか餌を捕らないペンギンの子供と成長率に違いがなかった。「餌捕りに熱心な夫婦の子供は、よく育つと思ったのに……」と、研究チームも驚いている。
ペンギンのペアは交代で海に潜って、捕らえた小魚などを巣に残るヒナに食べさせる。高橋さんらは1995年から5年間、南極でアデリーペンギン44ペアの潜水時間を調べ、ヒナの成長率と比較した。
粘り強いペアは雄、雌あわせて1日に平均で計15時間も潜っていたが、ペアによっては潜水時間が計5時間程度しかないなど、餌集めの仕事量は大きく異なっていた。ところが、ヒナの成長率は、潜水時間とは関係なく、長時間潜るペンギンはいつも長く潜る傾向があり、餌集めでの技量不足を時間で補っているらしい。
研究チームの佐藤克文・極地研助手は「ペンギンにも要領が良いのと悪いのがいるようで、1人の父親としても身につまされる」と話している。(読売新聞)1月7日
研究の中身よりも最後の佐藤助手のコメントが大好きでこのニュース、ずっと記憶してます。サイコー!
ペンギンの成長、親のエサ集め時間の長短には無関係
ペンギンの世界では、親の餌捕り時間の長短で子の成長に差がないことが、国立極地研究所の高橋晃周・研究員らの研究でわかった。
両親が半日以上も餌捕りに費やして子供に食料を与えても、わずか数時間しか餌を捕らないペンギンの子供と成長率に違いがなかった。「餌捕りに熱心な夫婦の子供は、よく育つと思ったのに……」と、研究チームも驚いている。
ペンギンのペアは交代で海に潜って、捕らえた小魚などを巣に残るヒナに食べさせる。高橋さんらは1995年から5年間、南極でアデリーペンギン44ペアの潜水時間を調べ、ヒナの成長率と比較した。
粘り強いペアは雄、雌あわせて1日に平均で計15時間も潜っていたが、ペアによっては潜水時間が計5時間程度しかないなど、餌集めの仕事量は大きく異なっていた。ところが、ヒナの成長率は、潜水時間とは関係なく、長時間潜るペンギンはいつも長く潜る傾向があり、餌集めでの技量不足を時間で補っているらしい。
研究チームの佐藤克文・極地研助手は「ペンギンにも要領が良いのと悪いのがいるようで、1人の父親としても身につまされる」と話している。(読売新聞)1月7日
研究の中身よりも最後の佐藤助手のコメントが大好きでこのニュース、ずっと記憶してます。サイコー!