兄刺殺「生き返ってほしくない」 弟、日ごろから反感募らす?
福岡市で中学3年の弟(15)が兄(17)を刺殺した事件で、殺人の現行犯で逮捕された弟が南署の調べに対し、首など十数カ所を刺したことについて「兄に生き返ってほしくなかった」と供述していたことが24日、分かった。
事件直前、弟は兄に殴られ奥歯を折っていたことも判明。兄は日ごろから暴力を振るうなどしており、南署は兄に対する反感を募らせた結果、殺意を抱いたとみて動機を調べている。
調べでは、事件当日の23日、兄は専修学校を休み、期末テストを終えて中学から帰宅した弟に弁当を買いに行かせた。弟は弁当を買ってきた後、兄に殴られて歯を折ったという。その後、のこぎりで肩や頭を切られ軽傷を負った。
弟は自宅マンションの台所から持ち出した包丁で兄を刺し、兄が逃げ込んだ別の部屋でもさらに刺し、兄の体を引きずって浴槽に押し込んで殺害した、とされる。
兄が逃げ込んだ部屋の廊下には大量の血痕が残っており、南署は廊下での刺し傷が致命傷になったとみて司法解剖して死因を調べる。(共同)
(06/24 13:06)
どうも、兄貴がとんでもないヤツだったらしい。そりゃヘタに生き返ったりしたらこんどは仕返しをされるのは目に見えているから、最初に刺した段階で「もうこれは殺すしかない」と考えたとしても全く不思議ではない。この弟、情状酌量の余地はあるだろう。同じ15歳でも両親を殺して部屋を爆発させてのとはちょっと事情が違うと思う。でも、本当にヘンな事件が、特に少年絡みのが増えたなぁ・・。