Catch of the day

food planner cacoの日々もぎたてスピリッツ・・・

保育園の給食

2018-02-14 17:23:07 | 
お医者様のシンポジウムに参加させて戴き勉強しています。

乳幼児のお母さんの心配のひとつに

なかなか食べてくれないというものがあります。

10か月頃にこの悩みをもつお母さんが多いようです。

食べる意欲の基本は実はこの0才にあります。


アグレッシブに食べる行為、口をよく動かすのは

姿勢の育ちが関係深いとのこと。



うまれて3~4か月で身体の大黒柱が育ちます。

ミルクを飲ませる時、背骨をまっすぐにしてあげていますか?

実はこれがすごく大事だとのこと。



椅子に座れるようになったら

今度は足が床にきちんとついていることがすごく大事なのです。

レストランでの子供の椅子などももう少し考えてあげることができたらいいですね。



保育園では食べる時の姿勢をすごくチェックしています。

食べる時に姿勢の悪い子は

食べる意欲がうすいです。


食べる時にいつも肘をついている子がいるのですが

身体の筋肉があまり出来上がっていなくて

疲れやすく肘をついて食べてしまう場合もありますが

これは体幹と筋肉の関わりからきているかもしれません。


おかわりをしたり食に興味を持っている子は

筋肉もしっかりしていて食べる時の姿勢もいい。

体幹がきちんとできているように感じます。


三才までは成長の大事な時期ですね。

保育園でのいろんな経験が

お母さんのお役にたてるといいなと思っています。


でで、

保育園では節分という大イベントから

ひな祭りの準備に入りました。


節分は保育士の先生、気合入ってました、笑。

子供達、豆を投げながら逃げまくり、大泣き。

これが何とも可愛いんだなあ。

先生方はなまはげ状態でした。


給食は昨年から私の担当。



昨年の鬼パン。

節分はちょっとしたお祭り。

給食では使用食材がすでに決まっています。

パンと焼きそばの食材で鬼パンを作るというのが課題です。

ホットサンドの中はジャムパンにしてみました。




今年は少し顔を怖くしてやろうと頑張りましたが。。。


炭水化物の食材に偏っているので勝手に変更してしまいます。

このあたりは園長先生からすっかりおまかせて戴いているので自由にアレンジできます。


今年はブロッコリの片ピアス、リンゴのこん棒。

ホットサンドにしてパンの耳の部分をわざと少し固い食感にしています。


保育園の給食が少し大変なのは

全て規定の熱処理をしなければなりません。

竹輪も野菜という野菜、食材すべて生で出すことはありません。

安全性も考えながら自分でひと工夫したりします。


私は給食でカレーの具もいろんな大きさや形を作って仕上げます。

舌の上でいろんな形をうまく処理できるように舌を動かすためです。

子供達はこういう負荷に慣れているので

この日の固いパンの耳も上手に咀嚼していました。

お口の中でスープとうまく合わせて上手に咀嚼する子もいました。

かしこいね。


あ~節分も終わっっちゃった。

感受性の強い子は

しばらく数日間はお庭から鬼が来る~と急に泣いたり、

鬼の恐怖を引きづりますが

さすがにひなまつりの準備に入る頃は

すっかり鬼のことを忘れて平和なムードに戻りました。


ひなまつりも給食担当です。

ちらし寿司にお吸い物です。

家庭で食べる普通のちらし寿司のスタイルにしようと思っています。


食べる時の姿勢、気を付けてあげてくださいね。


 

週末レシピ
↑週末レシピはこちらから