思い込みと信じる力

夕べ、夢でドイツへ行った。

朝、目覚めてふと思った。


まだ西ドイツ、東ドイツが存在していたころ。

西ドイツ側の国境からは鉄塔が見えて、銃を肩にかけている姿をそばで見ていた。
　
ベルリンの壁に切なさを感じても

この壁が壊されるのはずーっと先、

もしかしたらない！・・・かもしれない。

当時の政治背景から個々に潜んでいたそんな思い込みが

膨大なエネルギーとなってあの壁を強化していたかもしれない。

「壁が崩れ落ちる日」

あの瞬間の感動は今も覚えてる。

その陰でずーっと願い、信じてきた人の力が優位になった日。

爆発するほどのテンションとともに

思いこみはすーっと跡形もなく消えてった。


この思い込み。

ここを探っていくと「過去のこと」「あきらめ」「無かったことに」

など、ある種の怠惰感のエネルギーのスパイラルみたいなのがあるかもしれない。


傍観者でいると思い込みにのみこまれ、信じるという力が薄らいでいく。

世間で起こる出来事を解決するには

思い込みを作ってしまわないこと。

怠惰なエネルギーをリリースすることができた時に初めて「信じる」ステップへの土壌ができる。


いつも事件の当事者に学びがあるようで

実は全ての人に与えられた学び。

与えられたテーマに気づき、対峙する人が増えると明るい。


　


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