Catch of the day

food planner cacoの日々もぎたてスピリッツ・・・

人らしく在るということ

2011-09-03 12:37:07 | ふと思うこと
私達は「喜怒哀楽」という感情を持った人間です。


この四文字の「怒」「哀」については

どうもネガティブと捉える人が多く、

抑えることに美意識を持ってしまったがため

日本人はこれを理性と称し、

無表情な人が多いです。

私はこういう人を見かけると

時々サイボーグなんじゃないかとおもうことがあるのです。

「怒」「哀」があって初めて「喜」と「楽」が活きてきます。

喜怒哀楽はセットだと思うのです。


「私は怒っています」と

人が人らしくはっきりと感情を言葉でぶつける人の方が

含んで何も言わない人より

私はとても信頼出来るのです。


私はお酒を一緒に飲んだ時、

理性を保ったままビシーっと背筋が伸びて

酔いひとつ見せない人よりも

ほんの少しほっぺがピンクになったり

レレレのレ~♪はちょっと困るけれど、

いつもより饒舌に、弱気も垣間見え、

そんな人と一緒にお酒を飲んでいる方が

魂の寄りそいを感じるのです。


「自分が嫌い」

私の知り合いのブログで自身に対してそんな言葉を使っている方がいました。

これをネガティブと捉える人がいたらちょっと勘違いなわけです。

自ら語ることで、自分と闘い、日々を省みて前に進んでいる素敵な言葉です。


あまりにもへこたれない人が傍にいると疲れるでしょう。

時に足をとめてバフバフーって言って何が悪いってんでい。

辛くてずっと耐えて、ついに涙する人の後ろ姿を素敵だなあって思いませんか。

なんて人生を人らしく生きているのだろうと思うのです。


人生、寧日な日々を送ることが幸せだと思いこんでしまうことこそ

もしかしたら人間の深き業と云えるかもしれません。


正義感にあふれるものや

清らかな聖なる言葉に明日を見出すのも素敵です。


が、その前に現在の自分が如何なる感情をもっているのか

まず自身に問うてウミを吐きだそうと喘いでいる瞬間こそ

間違いなくポジティブと言いたいのです。


週末レシピ
↑週末レシピはこちらから


最新の画像もっと見る