Catch of the day

food planner cacoの日々もぎたてスピリッツ・・・

冷たい月とカパ

2021-01-31 19:33:11 | アーユルヴェーダ
今年の節分は、公転周期(地球が太陽の周りを一周する期間)で

この期間にズレがあって一日早い2月2日。

124年ぶりのことらしいです。

なので新しい年の始まりである立春が1日早い2月3日です。


今の時期、ステイホームも相まって起こりやすい症状に

やる気がしない怠惰感、だらだら食いで体重が増加、胃もたれしてます、みたいな。

この症状がある場合アーユルヴェーダで云うカパの症状が乱れている可能性があります。

カパというのは土と水で構成されています。

私達の誰のなかにもヴァータ、ピッタ、カパ、この3つのエネルギーで構成されていて

この3つのバランスが整っているのが健康なわけです。

ヴァータは風+空、ピッタは火+水のエネルギーです。


カパはこの3つのうちの一つで土と水の結合エネルギーです。

私達の体の中の約70%の水で臓器を安定させていたり

膜や骨膜液などで骨、関節などをつなぐ(結合)エネルギーでもあります。

水は冷たく重いという性質がある為、

バランスがくずれると足先の冷えや浮腫みの原因になるのです。

春になって鼻水が止まらない人多いです。

今の季節に体の中に滞ってしまったカパが

春になると雪解けのように流れ出す症状です。

このカパの悪化を防ぐためには一つ前の季節、

つまり今頃から予防をするといいですよ。

・甘いものを少し控えます。

・油で揚げた重いものはやめて、蒸しと茹での調理法をとり入れるのです。

・温かく、軽い食事に辛味・苦味・渋味を意識して摂り入れ、

・ヨーグルトなどの乳製品を控えます。水分のとりすぎもNGです。

・そして何よりもお昼寝禁止で、眠くなってきたら少し負荷をかけ軽いお散歩しましょ。

・毎日朝6時という時間に起きる習慣をお薦めします。

・赤、オレンジなどの暖色系を生活グッズに取り入れてみると結構いいのです。冷えたカパを温めてくれます。

カパの人はなかなかアーユルヴェーダサロンに行こうと思わないのですが、

当サロンのお客様カパの方、結構いらっしゃるのです。


昨夜の満月、真っ赤でした。

月というのは地球に湿気を与え冷んやりとしたイメージから

カパを月に例えたりもします。

闇夜を静かにテラス月は冷静で誰の心も落ち着かせてくれます。

もともとカパ体質を持っている方はそばにいるだけでほっとする癒し系です。

二人ともカパという恋人同士だととても静かかもしれませんね

穏やかな風景の幸せな夢を見る人はカパの人だったりします。

そしてカパの人は見た夢をよく覚えていたりするのです。

今夜も素敵な夢をみてください。


2月10日(水)より営業再開いたします。

セラピストは変わらず安全に暮らしており、とても元気であります。

グラウンディングの為にも土の上、お散歩しています。





 
古民家をフルリフォームした平屋の一軒家。
アーユルヴェーダサロン 
August Healing ダーディマです。
www.dadima.jp 

最新の画像もっと見る