シトロンコンフィ、レモンの塩漬けです。
これから2週間置いてから蒸し煮等の料理に加えて調理します。
北アフリカのモロッコからチュニジアあたりへ行くと
チキンとかラムなどのお肉を野菜やオリーブの実なんかと一緒に
蒸し煮にするお料理が何種類もあります。
この塩漬けレモンを少し入れて一緒に煮込むとなんとも良い香りなのです。
スークのある街、
迷路のようになった街のずっと奥、
そのまたずっと奥にあるキッチンで
この国の女性はきっと今日もタジンの蓋を取り、
温かい湯気とほのかなレモンの香りを家族のために。
お皿に残ったとろみ感のあるソースの正体は
このシトロンコンフィとアルガンオイルで煮込んだ肉汁が乳化してとろんとしたソースに。
ホブス(日常に欠かせないテーブルブレッド)を浸して戴くのです。
レモンに切れ目を入れて塩をすりこんでいると
良い香りがしてきます。
2週間後、レモンコンフィを使ったお料理をしてみようかと思っています。
日本のレモンはあちらのものに比べると酸味が強いので
ちょっと加減が難しいのかな。
初挑戦。
わが家の鉢植えで育てているレモンがやっと黄色くなってきました。
もう収穫ですね。