ざる豆腐が入っていたと思います。
竹細工のものを買うと結構高いのです。
こういう付属品、とっておく人って多いんじゃないかな。
何かに使えるし・・・でもとっておいたものの実際はずっと奥に突っ込んだまま。
上手に素敵な使い方はないかと考える人も多いですよね。
私の場合は・・・
リネンと組み合わせます。
和の竹ザルに今日はパープルを使ってみます。
①長方形のランチョンマットの端を折って正方形にします。
②四隅を集めて、(クリップはただ撮影する為の仮留めです)
③裏返します。
④更に四隅を折ります。
⑤折った裏側の端を持ってゆっくり上に、
⑥四隅のすべてを持ち上げると・・・
⑦鎌倉で見たあのハスの花のように。竹ざるに入れます。
⑧中にはバゲットを入れたら何となく和洋折衷なコーディネート。
盛り付けるものはバゲットなのですが、
ベースは和。
なので初心者には和のグラスを合わせてあげるほうがしっくりときます。
でも・・・
これだけでは何かが足りない。
この段階では竹ざるがずいぶんモダン系に変身してきます。
モダン色のあるものを組み合わせるなら。
黒でビシーっと引き締めてあげると和モダンな感じになるような気がします。
パープルは和と組み合わせやすいのですが、
ここへ間違っても補色の黄色を持って来ない方がいいと思います。
かなり個性的で一つ間違えると野暮ったくなる。
どうしても使いたい場合は黄色の分量と形が決めてになります。
お豆腐の入っていた竹ざるが少し和モダンに変身してくれました。
新しいデザインは欲しいけれどキリがない。
今あるものチープなものでも、
アイデアを考える時間をプラスしてあげた分だけ、息を吹き返してくれます。
企画などのお仕事においても、
考える時間は、考えた分だけ人に伝わると思います。
時間も「どう過ごしたか」を、
たま~には気合いを入れて、
「どう使ったか」に。
そんな意識の違いで、「明日」という一日のデザインも違ってくるような気がするのです。