バナナフォスター

その昔、ニューオリンズでのバナナのお話です。


バナナが需要よりも供給値をはるかに超える商品だった頃、


人々にとってバナナは価値を見出せないモノでした。




そんな時誕生したあるスウィーツ・・・




厨房でブランデーやラムに漬けこまれたバナナ。


客席の前で大きく立ち上がるフライパンの炎の中から


キャラメルとシナモンの香りに包まれ出てくるバナナソテー。





伝説のスウィーツ「バナナフォスター」です。




アツアツのバナナにアイスクリームを添えて。


ごく普通のバナナを客席でのデモンストレーションで、


価値のある伝統スウィーツとして蘇らせました。


カスタマー・エクスペリエンスとマーケティング戦略という企業サイドのお話です。



ありふれたモノから価値を生み出すという戦略がここにあります。


戦略化された商品も早々と影を潜める時代。


そこへアレンジすることで、再価値のあるものへと先回りする企業も出てくるのです。


が、時機に投じて戦略化しなければただのフェイクで終わってしまいます。


この時勢にかなう商品開発が難しい。



難しいお話はやめて、バナナフォスターアレンジを少々。





熱々のバナナフォスターをセルクルで型どり、中には冷たいバニラアイス、


トッピングにはドライミントです。





小さくタタンのように仕上げたら、生クリームかな。





バナナフォスターを粗めにつぶして春巻きの皮に包んで揚げたもの。


中華街あたりにありそうですね。


こういうスティック、どうせやるなら50センチくらいの長～いスティックに。


デートの時、女の子が抱えて食べてたら可愛いです、きっと。





で、春巻きの皮をキャラメルのように・・・


これがほんとのキャラメルバナナ。


添えたバニラアイスにブラックペッパーを添えて。


春巻きの皮ではなく「パートフィロー」というのを使うといいですね。





で、残った春巻きの皮。


今年の夏あったらいいな、ギャルのビキニ！

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