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幸せですか?

2020-12-19 21:17:11 | ふと思うこと
SDGs・・・もう私個人には壮大過ぎるテーマです。

これは国連が関与する国家レベルの規模で

個人レベルで「サスティナブル」というキーワードに焦点をあてるなら

始められそうです。


先日フィンランド大使館のラウラ・コピロウさんのリモートに参加させて戴きました。

三年連続で北欧フィンランドが世界一幸福度の高い国にランキングされています。

社会福祉システムをとっても充実した豊かさは有名ですね。


日本ではこれから暮れに向けて「断捨離」という作業をする人が多いと思います。

が、フィンランドで「断捨離」をする人がいないとのこと。

モノを購入する時に、よく考え、気に入ったものと出会うまで購入しない。

日本のように間に合わせで代替品を購入することがないので

生活の中は全て納得のいくモノだけ。

だから断捨離の必要がないというより、断捨離という概念がないというのが正しいです。


日本での「衣、食、住」がフィンランドでは「住、食、衣」の比重。

フィンランドでは自分のアイデンティティが住というインテリアにあるとのこと。

インテリアもよく考え、何代にもわたって受け継がれたものを大事に長く使う。

ファッションにあまりお金をかけることはなく長く大切に使うということ。

日本では流行に合わせてファッションを楽しみアイテムがどんどん増えていくパターンでしょうか。


人間に備わる理性とか知性はこういうモノを大切に使うという心から育つものだと強く感じました。

日本にも長く使えるいいものがたくさんあるのですが、

残念ながら大量生産する勢力により、

伝統工芸士、職人という方々が少なくなっています。


これから時代の変化とともに小売り業に大きな変化があるはずです。

デジタルシェルフの時代。みんなamazon、楽天、ワンクリックでモノが手に入ります。

これからは職人の存在そのものがサスティナブルであると再認識する時代でしょうか。

先日のニュース「伝統建築工匠の技」を無形文化遺産に登録・・・これも時代の自然な流れですね。


日本にはモノが溢れています。

幸せですか?

Silent is powerfulness ・・・静けさのパワー。

そんな言葉をリモートの中で何気にキャッチしました。


日本にはモノが多過ぎます。

新しいものを得るためには古いものを捨ててスペースをあける。

この当たり前に伝えられてきた言葉を一度捨て、

要らないものを極限まで処分し、残ったものでSilent is powerfulnessを感じてみる。


もう新しいものを得なくても自分には充分備わっていることを認識してみます。

私としては年末までにデスクに積みあがった本を読破しブックオフへ行ってきます。

が、どうしても捨てられない本も出てきます。

サンテグジュペリの「星の王子さま」

この中の「本当に大切なものは目に見えないんだよ」


どうぞ素敵なクリスマスを。





 
古民家をフルリフォームした平屋の一軒家。
アーユルヴェーダサロン 
August Healing ダーディマです。
www.dadima.jp 

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