2021年2月24日、10:30-11:15に放送されたNHK歴史秘話ヒストリア「渋沢栄一
時代を開く 新1万円札の男の肖像」を視聴して表題のテーマを選びました。
写真はGoogleストリートビューと上述の番組によります。
上の3枚の写真は歴史秘話ヒストリアで紹介されていた東京大手町、常盤橋公園内の
渋沢栄一の銅像です。
銅像の所在地:東京都千代田区大手町2丁目7−2 常盤橋公園
所在地のGoo地図を添付しておきます。
上の3枚の写真は常盤橋公園の渋沢栄一の銅像です。 Googleストリートビューによる。
常盤橋公園は、江戸城の城門の一つ常盤橋門があったところです。昭和8年(1933)、
財団法人渋沢青淵翁記念会(現在の渋沢栄一記念財団)によって復旧整備が行われ、
公園となり、銅像も建立されました。銅像は戦時中金属供出でなくなりましたが
昭和30年(1955)に再建されたものです。
後に「資本主義の父」と称賛されるようになった渋沢栄一は、2年近くパリ万博など
欧州の先進事例を見聞し、明治政府に出仕し経済・金融政策に関わった後
「第一国立銀行」や「東京証券取引所」「帝国ホテル」など500を超える民間企業の
創立に携わりました。
特に、中心となって設立に関わった「第一国立銀行」(現みずほ銀行)は、日本で
初めてつくられた株式会社であり、その仕組みはのちの資本主義経済に大きな発展を
もたらしています。
資本主義の父にふさわしく、日本銀行を背に、大手町のビジネス街を見守るように
堂々と立っています。
上の写真はGoogleストリートビューによる日本銀行と大手町のビジネス街
上の写真は日本で初めての株式会社 第一国立銀行(現みずほ銀行) 明治6年(1873)7月設立
上の写真は2024年に発行予定の新しい1万円札
上の写真は過去の1万円札。聖徳太子と福沢諭吉と並ぶ渋沢栄一
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