歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

吉野家の「牛丼」に対する「大きな疑問」

2006年10月10日 | 食事の話し
私は、20代の頃から吉野家さんにお世話になっています。
当時、私にとって牛丼はご馳走でした。カツ丼も好きなのですが、牛丼の倍の値段で滅多に食べることはありませんでした。
給料日に「豪華フルコース」を食べるのを楽しみしていました。
フルコースとは「ビール、牛丼大盛り、玉子、サラダ、みそ汁」の豪華4点セットです。

いつの頃からか「大きな疑問」を抱くようになりました。
それで。いつの頃からか?・・・・・・思い起こせば30代の後半に入って、それまでの「大盛り」から「並盛り」を食べる比率が高くなった頃だと思います。

50代の半ばを迎え人生経験もそれなりに積んだ現在、そのおおきな疑問は「大きな確信」へと「昇華」したのであります。 

大きな確信とは何か?
それは、牛丼業界を震撼させ、牛丼業界の将来を決定づける、BSE問題をも越える大問題であると認識しています。

そう。それは、牛丼「並盛り」は牛丼ではないという決定的な事実です。
何故?「徳盛り」「大盛り」には問題はなく、「並盛り」だけが問題なのか?
そう。それなんです。並盛りの「器」に問題があるのです。

並盛りの器は「どんぶり」ではないのです。
「どんぶり」と呼ぶには小さい!!! 断じて小さいのです。
丼と呼べない器を使用するのであるから、牛「丼」と呼んではならないのです。

「どんぶり」と呼べるのは、直径が140㎜以上の「飯盛り茶碗」の一般的、歴史的、慣習法的な呼称なのです。

そんな寸法規格があるのか? そう。日本工業規格JISにある・・・・・・と言いたいのですが、残念ながらありません。

ただ。私の調査結果より、丼の直径はすべて140~150㎜でした。間違いありません。調査は我が家の食器棚の奥で眠っていた丼に基づくものです。資料数は5個と少ないですが・・・・・・とにかく間違いありません。

測定値も重要ですが、手に持った重量感こそが大切だと考えます。
明らかに「並盛り」は重量感が不足しています。直径は未確認ですが、明らかに体感的に140㎜以下です。 近く実態調査を行う計画です。

今日の結論 

吉野家の「牛丼並盛り」は「丼」を使用していないために、牛丼とは呼べない。

※何処かの吉野家で「並盛り」の「器」を測定している「あやしい男」がいたら、それは私です。

※この写真は「豚キムチ丼」の大盛りです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする