歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

つくば産業祭 “ねむり独楽”は象徴価格?

2008年10月14日 | つくば市の風景
昨日の続きです。

こういう、お祭り、催し物にはコレです。


フクロウも可愛いのですが、子供の方がもっと可愛いのです。それにしても、この“キャラクター”はいったい?

どこの? なんて名前? つくば市の?、産業祭の? パンフレットにも載っていない謎の“ゆるキャラ”です。


こちらにも、子供達がいっぱい! 可愛い“アザラシ”の赤ちゃん。


“ロボット”による“アニマルセラピー”ですか・・・・・・、ふ~ん、ちょっと何だかねぇ~です。メンタルコミットメントアニマルシステムなのです。

可愛い外観をしていますが、一皮剥けば無機質の電子機械なのです。何となく発想に、怪しさと無気味さを感じます。

私としては、こういうロボットに癒されるのは、ちょっと、ちょっと・・・・・・です。

“コレは機械だからネェ!ホンモノはもっと、もっと可愛いんだよッ!” 



こちらは“コマ”です。精密機械加工の業者が展示しています。回転しているに止まっている様に見えるので“ねむり独楽”だそうです。


お値段1万6千円です。本日は“お祭り特別価格”の約4割引きの“9千8百円”。とても、とても、高~いのです。

係りのお兄さんに聞いてみました。

「売れました?」

「売れません」

「何でこんなに高いの?」

「何でか・・・・・・、ちょっと判りません」

「はぁ~。材料はアルミですか?」

「ハィ」

「そうすると、精度を出す為に、かなり加工時間がかかる?」

「いいえ。10分ぐらいでできます」

「ふ~ん。そうなんだ・・・・・・」



何だか判らない会話でした。あまり売る気は無いのです。価格設定について、お兄さん自身、納得していない様子。

丸棒から削り出して精度を出しているそうですが、材料費はどう見ても数十円、それに加工費は、時間1万円位として1700円程度。

経費を加えても原価は2千円程度でしょう。定価1万6千円、特価9千8百円はかなりの価格。

商品として売る気は無いのです。自社の加工技術の分かり易い“象徴”なのでしょう。象徴ですから、技術に対する“誇り”が価格に含まれているのです。

定価1万6千円は、“誇り価格”なのです。

孫と同じくらいの女の子が、回しますが巧く回りません。私もやってみましたが、眠るようには回らないのです。


この独楽、造る技術も必要ですが、回す技術も必要です。

館内をほぼ一回りして、外に出ました。


有りました! 横断幕。


小林さん。何処にでもいそうな、ふつうのおじさん風なところがいいです。従来の科学者のイメージを変えました。その辺もノーベル賞です。

それにしても、4人も同時にノーベル賞では、何か重さも四分の一に感じてしまいます。湯川秀樹さんの頃を思うと、何だか、とても、ノーベル賞が身近なものに感じます。

ノーベル賞も、分野は異なりますが、あの“不都合な真実”の元副大統領が受賞してから、かなり怪しい賞に見られていますからね。

今回の4人の方は、それなりに立派な方たちです。

たぶん、もうすぐ、きっと、“そんなのいらない”と、辞退する人が出てくる気がします。

事前には辞退の素振りを見せず、発表後に“い~らない!”何て事が、でも、そんな人は、候補にも挙がらないのか。

兎に角、私に関係ない事でした。そろそろお昼、食事の時間。

Qt’の方に向かいます。


それでは、また明日。


コメント
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