歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

新潟市③ ホテルの部屋の明かりが点かん!

2012年01月19日 | 旅の話し
一昨日の続きです。

それで、フロントでチェックインして「鍵」を受け取って、部屋は4階でエレベーターに乗って降りて、廊下を歩き、降りてから3部屋目のドアを開け部屋に入ったのです。

さて、部屋の明かりを点けようと、入って直ぐの壁にあるスイッチを押しても、部屋は暗いまま、それではと、暗い部屋の中にそろそろと入って行ったのです。

ベットの脇のスタンドのスイッチを引っ張ったり、壁のスイッチを入れたり、鏡の前のスイッチを入れたり、バスルームのスイッチを入れたり、何処を、どうやっても、明かりはまったく点かないのです。

いったい?これは?どうなってるの?もう、これは、絶対に!何らかの故障であるとの結論に達して、フロントに降りて行ったのです。

フロントのお嬢さんに「部屋の明かりが点かないけど」と云ったら、「部屋を入って直ぐの壁にキーホルダーを差し込んで下さい」と、涼しい顔で告げられたのです。

“なに!そう云う仕掛けなの”ホテル側の不手際と思っていたら、こちらの不手際?だったの?でも、しかし、そう云う“仕掛け”を何故に、事前に説明しないのか?と思ったのです。

でも、でも、インターネット予約で、ネット決済している客だし、見た目にも、そんな仕掛けは十分承知の旅慣れた、“ビジネス”に泊まり慣れた客と判断されたのだ思うことにして、まあイイかと、納得する事にしたのです。

それにしても、退職してから10年とチョットの歳月が流れ、ビジネスホテルも変わっていたのです。働いていたあの頃は、年に数回、地方のビジネスに宿泊していたのですが、そんな仕掛けに出会ったことは有りませんでした。

何か、チョット、情け無い気分でエレベーターに乗ったら、30代と思われるカジュアルな服装の男性に、

「部屋に入って電灯が点かなくて、フロントに聞きに居いったのですが、最近は何処でも、キーホルダー差し込み方式なんですか?」

「ええ、そうみたいですね。私も初めての時は戸惑いましたよ」生真面目そうな表情で、私の方に視線を向けて答えてくれました。

「そうですかぁ~、やっぱりねぇ~」

「お先に」と生真面目な男性は3階で降りました。ビジネスマン風でも無く、単なる物見遊山の旅行者風でもなく、あの服装、あの荷物、あの言葉使い、あの雰囲気、たぶん、彼は、東京本社の技術屋さんで、工場に新製品の立ち上げで来たのでは?・・・・・・。

まあ、それで、4階に着き部屋に行くと、連れが「判ったわよ!直ぐに呼び戻そうとしたらもう、エレベーターのドアが閉まって降りって行ってしまって」と云うのです。

キーホールダーを壁の穴に挿入すると、確かに、間違い無く、明かりは灯ったのです。


明るく広い部屋で、ベットも110㎝でゆったりでした。ツインで一泊7480円と云う安さ。何か昔はもっと狭くて、暗くて、シングルで6千円位だったような記憶があります。ホテル業界もデフレ?


兎に角、明かりも灯り、部屋に荷物を下ろし、一息ついて、晩飯を食べに街に出ます。

部屋の“明かり話し”が予定より長くなってしまいました。

この続きは、次回とします。

それでは、また。

コメント
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