歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

成瀬巳喜男『銀座化粧』で田中絹代で40代の今と昔で超可愛い!双子ちゃんのツーショット!

2016年02月22日 | 映画の話し
先日、『銀座化粧』を観ました。

去年の暮れ、双子ちゃんのパパから借りて、暫くそのままにしてあったのです。久しぶりの映画鑑賞でした。

先ずは、冒頭から、それなりに引き込まれるストーリー展開、そして、そして、何よりも、白黒の画面に映し出される1950年代の東京の風景の懐かしさです。

1951年4月公開、私が生まれたのは1950年1月ですから、1歳3ヶ月の時の作品となります。

1951年の風景は、私がものごころが付いた頃の風景と、それほど違いはないと思うのです。それでも、作品の舞台は東京の“ど真ん中”『銀座』で、私が住んでいたのは東京の“ど外れ”の板橋区。

それでも、まあ、銀座とは云っても、終戦直後で表通りから一本路地を入れば、もうそこは“ど外れ”と大して変わらない風景。

それで、銀座のバーのホステスで、チーママ的存在で、小学生(10歳)の男の子を抱えるシングルマザーで、“そろそろ何とかしないと”、と、思いつつ、中年に差し掛かり、それなりに焦りと不安を抱えるヒロイン。

それで、ヒロインを演じる“田中絹代”ですが、1909年11月の生まれですから、撮影時はほぼ42歳。作品の中で“40を過ぎると・・・”の台詞から役柄と実年齢はほぼ同じ。

現在と当時では、40歳前半の、世間的受け止め方は、かなり、かなり、異なると思います。現在よりも、かなり、かなり、老け込んでオバサンの領域に相当脚を踏み入れたお年頃?

ですから“そろそろ何とか”も、かなり、かなり、“切迫的そろそろ何とか!”なのだ、と、そう思うのです。

画面に映る田中絹代は、いまの42歳と比較すると、ほぼ10歳は老け込んで見えるのです。女優の42歳で“アレ”ですから、フツウの42歳はかなりなものだったのです。

それで、双子ちゃんのママですが、ヒロインほぼ同じお年頃ですが、とても、とても、そうは見えないのです。

はい、それでは、超可愛い!双子ちゃんのツーショットです。

もう、こんなに大きくなりました。いまでは伝わり歩きができるようになりました。来月には遊びに来るのです。

はい、きょうは成瀬巳喜男『銀座化粧』のおはなし、これでお終い。ほんのさわりだけで、失礼しました。

と、云うことで、次回も銀座化粧のお話です。


それでは、また、次回をよろしく。



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