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今更『下山事件』ですが?しかし!謀略は今でも軍事外交の手段として活躍中でびっくりぽんや!

2015年10月16日 | 下山事件
もう、絶対に無いと思っていました。

でも、しかし、あの“下山事件”の本が出版されたのです。

著者は、あの『下山事件 最後の証言』の柴田哲孝氏です。最後の証言が2005年7月の出版ですから、一昔前の事です。

『下山事件 最後の証言』はノンフィクションですが、今回の『下山事件 暗殺者たちの夏』はフィクションなのです。でも、しかし、フィクションでしか真実に迫ることができなかったので、敢えて、小説の形式を選んだようです。

ちなみに、下山定則国鉄総裁は、謀略機関による暗殺で、実行組織に著者の母方の祖父が、深く、深く、関わっていたと、柴田さんは確信しているのです。

それで、ブログで下山事件に触れたのは、5年前の『下山事件謀略論はエンタメですか?』が最後でした。あの頃より“下山熱”は、すこしずつ醒めていたのです。

でも、しかし、もう絶対に無いと思っていた“下山本”が出版されると、やっぱり、読んでみたくなり、アマゾンで取り寄せました。

未だ、五分の一程度しか読んでいないのですが、とくに“びっくりぽん”の人物が登場したり、“びっくりぽん”の展開は未だありません。

これから物語は暗殺の実行段階に入ります。もしかして、新たな人物の登場と、新たな展開があったりして、びっくりぽん!と、叫ぶ!かもね。

それで、兎に角、亜細亜産業とか、ライカビルとか、参謀第二部(G2)とか、民間諜報局(CIS)とか、対敵諜報部隊(CIS)とか、シャグノン、ケージス、ウイロビー、キャノン、とか、懐かしい文字に、こころ踊るのです。

やっぱり、私より上の世代にとって、『下山事件』は最高の“エンターテインメント” なのです。

そして、そして、謀略は、けっして、けっして、過去の遺物ではありません。今も、世界の、あちら、こちらで、企てられ、実行されています。

策謀、陰謀、策略、計略、謀略は、いまでも、世界中で、現役で活躍しているのです。

イラク戦争、アフガン戦争、アラブの春、ウクライナ内戦、シリア内戦、みんな、みんな、深く静かに、いろいろな企てが、いろいろ国により、いろいろと行われているのです。

南シナ海もきな臭くなってきました。先日、来日中の米海軍制服組トップが、

『南シナ海の国際水域を米海軍の艦艇が航行することは挑発行為にはあたらず』
『米国は国際法上、岩礁を埋め立て造成した人工島の領有権は認められないと』

と発言したそうです。

また、カーター米国防長官も南シナ海情勢を意識して『米軍は国際法の許す限りどこでも航行・飛行する』と、発言しています。

中国は南シナ海の大半の領有権を主張しており、航行の自由を名目に中国の領海を侵犯することは許さないと警告しています。

そして、我が日本は、集団的自衛権の発動の具体例として、南シナ海での、中国との、軍事衝突を、安倍総理が国会で答弁しているのです。

中国、日本、米国、三国が南シナ海で、一戦を交える可能性が大きくなってきたのです。こういう状況で、必ず起きるのが、どちらが先に手をだしたか問題です。

歴史上、いつでも、どこの国でも、こういう状況では、策謀、陰謀、策略、計略、謀略の出番となります。


ホント! 来年は世の中の大勢の人達が、いろいろなところで“びっくりぽん”と、叫ぶ年になるような?

それでは、また。

※NHKの朝ドラを見ていない方にご説明します。“びっくりぽん”ヒロインの口癖です。朝ドラも、“びっくりぽん”で激動の時代に入り、徳川幕府が倒れ、明治維新を向かえる段階に差し掛かってくるようです。



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1 コメント

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Unknown (さかいのぶよし)
2015-10-17 05:29:45
国、(組織*集団)は強化、維持の為に武力、諜報部隊がある。歴史が証明している。陸軍中野学校などからは戦犯はいない。信賞必罰が目立たない闇の世界。デバガメ、野次馬は覗きたくなります。小生も!
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