歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

アフガンとイラクと景気回復

2006年11月07日 | 世間話し
景気が上昇しているらしいですね。
私は現在「無職」ですから、関係ありませんけどね・・・・・・。

まァ。統計数字だけの「好景気」でも悪くなるよりは良いですよね。経済学者、経済評論家が言っているように、大企業の業績が向上すれば、いつかきっとそこで働く人達の収入アップも、中小企業の業績向上も、地方経済の回復も、必ず実現することを信じて  頑張りましょう。 

ナンチャッテネ。
ここまで書いてきて、自分でも白々しい気分になってきましった。

「神武か、岩戸か、いざなぎか」知らないけれど、連続して前月を上回る記録を更新中何て、統計数字に何か「陰謀・謀略」の匂いを感じませんか? 
冗談  ・・・・・・ですけどねェ 

バブルが弾けて十数年、その当初、一部の学者やマスコミ関係者が「この不況は、昔だったら戦争でしか抜け出せない」と発言していたのを覚えています。

戦争は膨大な破壊ですから、破壊の次には新たな「需要」が生まれますからね。

「小泉さんを支えた人達」は、戦争の変わりに「自民党をぶっ壊す」をスローガンにして、戦後の発展を支えた「仕組み」が、現在では「停滞」の原因となっていると考え「旧体制」をぶっ壊す、「改革」という名の「戦争」を仕掛けたのでしょう。

小泉さん個人は「郵政改革と旧田中派潰し」以外は「何のコッチャ?」と思っていた筈ですけどね。

しかし、中心部は壊れずに、周りを「ぶっ壊す」だけだったのかもしれません。
増加した自殺者のかなりの部分は「改革戦争」の「犠牲者」だった・・・・・・。

リストラや、労働強化の犠牲者は「最前戦の戦闘」で「戦死」した名誉の戦死者なのかもしれませんね。

そして、数年前から統計数字は景気回復の基調に変化して、現在の「好景気」になっているわけです。自殺者の増加も止まったようです。

しかし、圧倒的多数の人達は景気回復を実感できないのが現状でしょう。
昔の高度経済成長期のようにはいかないのでしょう。

すべての「労働対価」は、近い将来、中国、韓国、台湾、のレベルに並ぶのでしょう。これぞ「グローバルスタンダード」
国家間の「所得格差」はなくなり、「職種間の所得格差」に変化するのでしょう。


それで、ほんとうの戦争の方何ですが「アフガニスタン」と「イラク」で起こり、いまだに続いていますよね。両方共に、初期の短期間だけは「通常兵力」による、「正規軍」どうしの戦闘でした。

しかし、途中から「正規軍」対「抵抗勢力」による、ゲリラ戦になりました。所謂、「非対称」の戦争となり、通常兵力による「正規軍」同士の戦争とは異なり、金額の高い「兵器・・・・・・ミサイル・戦闘機・戦車・軍艦等」の消耗が極端に少なくなり、「小火器」による戦闘で、双方共に「生命だけが失われる」闘いになっています。

「非対称の戦争」は、「抵抗勢力側」の「非戦闘員」の犠牲者が「戦闘員」の「何倍、何十倍」にもなる「悲惨な戦争」です。

こういう戦争は経済にマイナスに作用します。
アメリカでは野党民主党から、そして与党の共和党の内部からも「撤退論」が聞かれるようになりました。

開戦時の「大義名分」など、何処かに「すっ飛んで」いきました。 

アメリカという国は「戦争中」でも「反対」の議論が可能で「戦争一色で最後まで突き進む」ことがなく、「誤りを自ら認め反省」することができる「素晴らしい国だ、民主主義国のお手本だ」何て・・・・・・言う人達がいますよね。

直ぐに戦争を始め、直ぐに反省さえすれば「民主主義」のお手本ですか?殺された人間に対して、そんなふざけたこと言えますか? まさに「反省だけならサルにもできる」ですよね。


未来に希望のもてない、いやな時代は「じっとして、頭を縮めて死んだふり・・・・・・」をしていたいのですが、この歳では「死んだふり」をしていたら「ホント」に死んじゃいますからね。

どうにかして下さいよ  学者、政治家のみなさん 

「それがあなた達の仕事」ですからね。

そして、私たちの仕事は  

選挙に行くだけ・・・・・・か?・?・?




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