菅義偉くん、やっぱり！辞任でした。
安倍が政権を放り出し、その後継も政権を放り出しました。
この間のコロナ対応で、どのマスコミ調査でも、支持率は低下、不支持率は倍増でした。
政治が自分の命に直結していることに、皆さん、気付き始めたのでしょう。
コロナに感染しても、中等症でも、自宅療養と云う名の治療放棄政策。
これは、かなり決定的でした。こんなところで、菅君のモットー、自助・共助・公助です。
そして、その結果が、横浜の市長選挙の敗北でした。これで、菅では総選挙は勝てないと、自民党の大半の議員は確信したのでしょう。
それにしても、です。ここ最近の、テレビ新聞の自民党内部、権力争い報道は酷いものでした。
小飼と云うか、子分と云うか、番記者と云うか、彼らを使って情報戦を繰り広げていました。
総裁選の前に、解散総選挙を先にやるとか、やらないとか、安倍が解散に反対したとか、しないとか、菅には解散するだけの余力は、あるとか、ないとか、解散無しで、任期満了での総選挙とか、各社がスクープとして、いろいろ報じていました。
数日前より、一部に辞任の情報は流れていたようです。
兎に角、政局と云うか、自民党内の権力闘争の、有ること無いこと、無いこと無いことを、この間、マスコミは、面白おかしくゴミ情報をまき散らしていました。
結局は、実に分かり易いコップの中の嵐でした。
支持率低下の菅では、総選挙は闘えない！これが全てでした。
昔から云われているのです。猿は木から落ちても猿だが、議員が落ちたら只の人、なのです。選挙に勝つことが至上命題。
今日の朝刊には、地元自民党神奈川県連の幹事長が、総裁選挙で菅首相を応援しないとの発言が記事になっていました。
菅もこの間、最後の悪あがきで、総裁選挙前に、党の役員人事とか、内閣改造とか、訳の分からない事を云いだしていました。
人事は結果に対するご褒美で、結果が出る前に、ご褒美をちらつかせても、結果の見えている菅に、誰も乗っては来ませんでした。
総裁選が近づいても、前回のように、各派閥が雪崩をうって、菅支持表明は起きませんでした。今回は、細田派も、麻生派も、竹下派も、自主投票のようです。
何故か、この中で、石原派だけが派として、菅支持のようです。伸晃君は政局が読めない？ それとも、菅さんに特別な借りがあるの？
兎に角、後継者は、誰になるのか？
そして、後継者が決まると、菅義偉くん就任時の、パンケーキおじさん的騒ぎが繰り返されるのでしょうか？
ここで、私も面白おかしく、後継予想をひとつ。
まあ、本命は岸田クンでしょう。一時はしょんぼりしていたようですが、最近は、総裁選一番乗りで立候補を表明、元気が出てきたようで、いろいろ政権構想など、あちら、こちらでしゃべっているようです。
あちこちで本命視されて、あまり、はしゃぎすぎると、とんでもない逆転がまって居たりするのが、政治の世界。
自民党の危機感が、それなりに強ければ、石破の線も浮上してくるかも？何と云っても、党員の支持率では彼が一番です。でも、安倍が猛烈に反対する筈です。
河野太郎もそれなりに人気があり、選挙の顔として使えそうですが、世代交代を嫌う老人たちが反対するでしょう。
それにしても、一番がっかりしているのは野党です。
後継に誰が決まっても総選挙は不利です。
何たって、総選挙の直前まで、自民党の後継者争いで、後継者候補の、顔や姿や、名前や声が、テレビ新聞を埋め尽くします。
まさに、総選挙の事前運動が、正々堂々マスコミを使って行われます。野党の出る幕はありません。
でも、しかし、自民党政権であるあるかぎり、安倍でも、菅でも、新たな後継でも大して変わらないのです、表紙が、包み紙が、変わるだけ。
でも、表紙が、包み紙が変わると、何か変わるとの期待を、皆さん抱くのです。
そして、マスコミが、そのお先棒を、いつも、いつも、担いでいるのです。
嬉しいけど、やっばり、そうでもない菅辞任でした。
それにしても、枝野は地味過ぎる。
それにしても、菅義偉くんは、総選挙には立候補するの？ もしかして引退？
できれば、菅の選挙区に野党統一候補として、横浜市長選挙で善戦した田中康夫か、れいわ新選組の山本太郎を担いで闘ってほしい！
市長選挙で、菅の選挙区でも、野党候補が得票数を上回っていました。
選挙戦の目玉として、野党の人気キャラとして、総選挙の流れを野党に引き寄せる効果は絶大だと、そう、思う、きょうこの頃。
それでは、また。
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