それで『Iターンの』話なんです。
放送は9月の末で全12話が完結しています。テレビ東京の作品です。
何故か、偶々観てしまったのでした。
観ていたら、ヤクザ一家の事務所が、見覚えのある、あの土浦市の歯科医院の建物だったのです。
これ、十数年に撮りました。数十年前のモダン建築。
それからは、背景が気になり、あッ!あそこだァ!これは!あれは!あそこ!と、土浦市街が、いっぱい、いっぱい、映し出されたのでした。
テレビに知っている風景が映し出されると、何故か、嬉しくなると云うか、興奮すると云うか、単純に楽しいのです。ホント!単純!
ストーリーは、かなり、かなり、荒唐無稽で、広告代理店の、成績の悪く、やる気も無く、妻や娘にも見放された駄目男が、地方の業績不振支店に飛ばされて、何故か、そこでヤクザの組長と杯を交わし、騒動を巻き起こすコメディー。
駄目男に「ムロツヨシ」、組長が「古田新太」、対立する組の組長が「田中圭」、行きつけのクラブのママが「黒木瞳」、印刷屋の社長が「笹野高史」と、かなりの顔ぶれ。
それにしてもムロツヨシは人気者になりました。CM出演も複数抱えて生活は安泰。古田新太のCMは観たことがありません。外観的、キャラ的にも、とても、とても無理?
古田新太は、そのまんまでヤクザの組長ですが、対立する組の組長が、田中圭とはエンディングでキャスト名が出るまで、ホント!気がつきませんでした。
田中圭!なかなかやねじゃん!と思ったのでした。
荒唐無稽のストーリーですが、駄目男は組長から、ヤクザの「しのぎ」は命がけ、引いたら負け、前進あるのみ!と、刃物で、拳銃で、脅され、蹴られ、殴られ、身体に叩き込まれ。
そして、そして、一人前の男となり、支店の成績も上がり、目出度く本社勤務に復帰。妻から夫として、娘から父親として認められ、目出度し、目出度しのハッピーエンド。
まあ、兎に角、気楽にたのしめるドラマでした。
それでは、また。