歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

満員電車と王子アーチ橋と居酒屋ランチ

2006年10月11日 | 食事の話し

先日、都電に乗って王子に行ってきました。最近はよく都電に乗ります。いわゆるマイブームです。

都電の車両は、前方の運転席の横に乗り口があり、後方に降り口があるります。その日は始発駅からほぼ満員で、二停留所先の「荒川区役所前」で満員になりました。
最後に乗り込んだ70代の老夫婦が、次の停留所「荒川二丁目」で降りる相談を始めたのです。車内は一杯で降り口まで到達するのは不可能な状況です。旦那の方が、運転士に話しかけたのです。
「降り口に行けそうにないので、この乗り口から降りていいですか?」と聞いたのです。

私は、何て答えるのか耳を澄ましました。(私は運転席の右後方にある空間にいつも立って乗っています。前方の景色を見ながら乗るのが好きなので)

すると、運転士が
「乗り口から降りる事はできません。規則ですから!」と冷たい口調で事務的に答えました。

老夫婦は一瞬困った表情をしました。
しかし、その後で
「乗り口から黙って降りられたら、どうする事もできないよなァ」と呟くように言ったのです。老夫婦は顔を見合わせ軽く頷きました。

次の停留所に着き乗り口が開くと、二人は黙って降りて行きました。運転士は何もなかった様に、真っ直ぐ前方を見つめていました。

いいんだよなァ~こういうのって、嬉しくなるね。

アッパレ ~ !!! (^_^)/ 東京都交通局の運転士さん

それで、それでなんですが。その日、音無橋を見て、以前に住んでいた赤羽まで歩き、駅前の商店街を散策して、赤羽駅から京浜東北線に乗り上野駅に戻りました。

下の写真が音無橋です。鉄筋コンクリート製の「アーチ橋」です。リベット橋とは違い、「のっぺり」としています。それでも、アーチ橋はベストフォルム!!!


下の写真は、名主の滝公園の前にあった「居酒屋」で食べた昼食です。
メインのプレートにのっているのは、2枚のチキンカツ、目玉焼き、ポテトサラダ、ブロッコリー、右上端は納豆、左上端は竹の子の煮物、ほうれん草のお浸し、みそ汁の右上にある小皿には、胡瓜と大根のヌカ漬け、黄色い物はデザートのパイナップルで、みそ汁の具は「ナメコと豆腐と三つ葉」でした。これで「650円」でした。
美味しかった。超リーズナブルなランチでした。



楽しい一日でした。

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吉野家の「牛丼」に対する「大きな疑問」

2006年10月10日 | 食事の話し
私は、20代の頃から吉野家さんにお世話になっています。
当時、私にとって牛丼はご馳走でした。カツ丼も好きなのですが、牛丼の倍の値段で滅多に食べることはありませんでした。
給料日に「豪華フルコース」を食べるのを楽しみしていました。
フルコースとは「ビール、牛丼大盛り、玉子、サラダ、みそ汁」の豪華4点セットです。

いつの頃からか「大きな疑問」を抱くようになりました。
それで。いつの頃からか?・・・・・・思い起こせば30代の後半に入って、それまでの「大盛り」から「並盛り」を食べる比率が高くなった頃だと思います。

50代の半ばを迎え人生経験もそれなりに積んだ現在、そのおおきな疑問は「大きな確信」へと「昇華」したのであります。 

大きな確信とは何か?
それは、牛丼業界を震撼させ、牛丼業界の将来を決定づける、BSE問題をも越える大問題であると認識しています。

そう。それは、牛丼「並盛り」は牛丼ではないという決定的な事実です。
何故?「徳盛り」「大盛り」には問題はなく、「並盛り」だけが問題なのか?
そう。それなんです。並盛りの「器」に問題があるのです。

並盛りの器は「どんぶり」ではないのです。
「どんぶり」と呼ぶには小さい!!! 断じて小さいのです。
丼と呼べない器を使用するのであるから、牛「丼」と呼んではならないのです。

「どんぶり」と呼べるのは、直径が140㎜以上の「飯盛り茶碗」の一般的、歴史的、慣習法的な呼称なのです。

そんな寸法規格があるのか? そう。日本工業規格JISにある・・・・・・と言いたいのですが、残念ながらありません。

ただ。私の調査結果より、丼の直径はすべて140~150㎜でした。間違いありません。調査は我が家の食器棚の奥で眠っていた丼に基づくものです。資料数は5個と少ないですが・・・・・・とにかく間違いありません。

測定値も重要ですが、手に持った重量感こそが大切だと考えます。
明らかに「並盛り」は重量感が不足しています。直径は未確認ですが、明らかに体感的に140㎜以下です。 近く実態調査を行う計画です。

今日の結論 

吉野家の「牛丼並盛り」は「丼」を使用していないために、牛丼とは呼べない。

※何処かの吉野家で「並盛り」の「器」を測定している「あやしい男」がいたら、それは私です。

※この写真は「豚キムチ丼」の大盛りです。
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日暮里の駄菓子問屋街に海外視察団???

2006年10月09日 | 東京の風景

この風景、何か不思議ですね。 「駄菓子屋と外国人」
海外の観光客向けに「観光コース」になっているようです。こんなコースを選ぶとは、かなりの日本通?  
「下町散策コース」とか、もしかして「繁栄から取り残され、見捨てられた、東京の影を探すコース」とか、そんな訳ないか・・・・・。

通訳(英語)がいて、「チョコレート菓子」を手に持って、店の女性に何やら質問をしているようでした。右端の後退した白髪に白い髭、青いシャツを着たおじさんです。やたら「腰が低い」人でした。写真にそんな感じがでていると思うのですが・・・・・。判るかなァ~(^^;)

もしかして、日本の流通業を視察に来た、米国の「駄菓子業界」のツアーだったりして、そんな訳ないか・・・・・。  
「いや。もしかしたら」「腰の低い」おじさんに「その気配」があったような気がしないでもなかった。会話が「英語」だとは判ったが「意味」は不明であった。



この2枚の写真は2004年6月に撮ったもので、翌年に行った時は駅前再開発事業が始まり、取り壊されていました。昭和の風景がまたひとつ消えていきます。
都市とはそういうものなのでしょう。
懐かしいと言う人もいれば、汚らしいと言う人もいます。

この駄菓子問屋街を、昭和の貴重な文化遺産として保存すべき、何て運動は起きませんでした・・・・・・起きるわけないよなァ。

わたしは「薄汚れて、うらぶれて、寂しい、」が好きなんですがね。ただし、眺める風景としてですが・・・・・・。

ピカピカなビル街に変身しても、半世紀も過ぎればきっとまた郷愁を誘う風景になるのか?・・・・・・。
ガラス、コンクリート、金属、合成樹脂、このような「天然素材を化学変化させた素材」で造られた建築物は、時が経っにつれ「単なる汚い粗大ゴミ」の集合体になり果てるだけ・・・・・・・そんな気がする。


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柴又帝釈天と笠智衆

2006年10月08日 | 東京の風景



葛飾柴又と言えば、
『わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又。帝釈天で産湯をつかり姓は車、名は寅次郎 ひと呼んで、フーテンの寅と発します』

    『♪オ~レ~が居た~ん~じゃオヨメ~にゃ行けぬ・・・・・・』

そうです。そうですよネ!!!
『男はつらいよ。フーテンの寅』ですよネ。

最近テレビで団子屋の話しをやっていました。
(この写真今年の6月に撮ったもので平日の10時半頃です誰も歩いていません。それから半月後位して、テレビで団子屋の話しを見たのです)

番組ガイドを見たときは家族と2~3人の店員の店かと思っていたら、何と店員が十何人、鉄筋コンクリー4階建てのビルでした。たかが団子屋と思っていたのですが、かなり手広くやっていたのです。
(テレビを観た後で6月に撮った写真を見直すと、少しだけ端っこにそのビルが映ってました)

それが、それがです。寅さんシリーズが終了してからは観光客が減り始め、売り上げは最盛期の半分で、厳しい経営状況にあるとのことでした。
「寅さんバブル」が弾けたのです。

私は観ていて「あま~い」と叫びましたね。団子の事ではないですよ。

たかが団子屋、タダの団子屋、江戸川土手のヨモギを入れた草団子ですからね。舞い上がっていたようですね。

しかし、団子屋さん現実を受け入れようとはせず、いつまでも、過ぎ去った夢を追いかけているのでした。

「旨い話し」「甘い話し(団子屋ですからね)」はいつまでも「続かない」、バブルの渦中にいる当事者達は「気付かない」。

「続かない、気付かない、どうしようもない」の三ないの土壺にはまっています。

これからは「寅さん」の「観光客」相手の「商売」から、昔に戻り「帝釈天」の「参拝者」を相手の、「地道」な「商い」に「モドリナサイ」と画面に向かって呟いたのです。

そう。帝釈天の御前様(笠智衆)も『寅なんかに頼っていては、なりませんぞ、商いは地道に、信仰心を持ち、煩悩を捨て、質素に暮らしなさい』と・・・・・言ってるよきっと。

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内舘牧子様「217年間で65人」は少ないですか???

2006年10月07日 | 相撲の話し


今週発売の「週刊朝日」で、内舘牧子さんが連載しているエッセイ「暖簾にひじ鉄」を読んで「チョット、チョット」と思いました。みなさんご存知と思いますが、あの「横綱審議委員会」の初の女性審議委員の方です。
9月場所は相撲放送中にチョコチョコ「顔」が映っていましたね。十三日間通ったそうです。

「週刊朝日」ですが、床屋で待っている間に見ました。私は床屋には混んだ時間を選んで行くことにしています。
この床屋では、自動販売機の飲み物が「タダ」で飲み放題、椅子式の自動マッサージ機も「タダ」でやり放題、当然、新聞、マンガ、週刊誌は読み放題です。放題が三もあって、散髪代は「シャンプー・顔そり付き」で2100円です。

それでなのですが。「チョット、チョット」と思ったのは、白鵬の横綱昇進問題に触れて、
「横綱の地位は重くそう簡単にはなれるものではない」と述べ、その証として、大相撲の歴史「217年間にわずか65人!」しか横綱は生まれていないと「りきんで」いました。

「217年間に65人」、一瞬にして私は「これってわずか?」と思ったのです。
我ながら鋭い突っ込みです

早速、携帯の電卓で「217割る65」と入れました。答え一発「3.338」年に一人の率で生まれているのです。「わずか!」という率では「ない!」と私は強く確信したのであります。

オリンピックやサッカーのW杯は4年に1回。これは比較にならんね・・・・・。

そう。ふつう、ふつうにですよ、スポーツの選手で「素晴らしい選手だ」「3年に一度、生まれるか、生まれないかの逸材だ!」とは騒ぎませんよね、ふつう。
どう考えても、「10年に一度?」・・・・・「うーん。これも短い」やっぱり少なくても「20~30年」に一度ですよね。

それで、散髪が終わって家に帰り調べてみたのです。

調査内容
朝青龍(2003年3月昇進)から千代の富士(1981年9月昇進)まで11代前までの横綱を、

「千代の富士」から→2年で「隆の里」から→3年で「双羽黒」から→10ヶ月で「北勝海」から→4ヶ月で「大乃国」から→2年9ヶ月で「旭富士」から→2年6ヶ月で「曙」から→1年10ヶ月で「貴乃花」から→3年6ヶ月で「若乃花」から→8ヶ月で「武蔵丸」から→4年で「朝青龍」・・・・・でした。

22年間に11人の横綱が誕生、2年間に1人の比率です。過去すべての比率では「3.338年・・・・・・は3年と4ヶ月」ですから、最近はますます「わずか!」でなくなっているのです。

今日の結論
横綱の地位の重さはを「誕生する比率」から説明するには無理がある。
「わずか」と言うならば、「20~30年」に一度でしょう。
       以上。牧子さん反論できますか?

追記
白鵬は先場所後に横綱に昇進させるべきであったと思う。このままであれば、最短でも来年の初場所後の昇進となり、22年間で最長の、武蔵丸から朝青龍が誕生する4年とほぼ並ぶことになる。
それは別にしても、白鳳のこれまでの成績は横綱にしても全く問題ないと思う。

「技、スピード、集中力、土俵態度」横綱として問題なし、朝青龍の昇進時より上です。自分の「型」は未だ完成していませんが・・・・・・・。

もし、白鵬が日本人であれば先場所後「横綱」になっていたと思います。
外国人力士はおおいに結構。毎場所がW杯です。

ついでに言えば、情けないのが「カド番記録」の「更新争い」をしている大関陣の3人です。もう「結構」。もう「ご苦労さん」です。協会は「引退勧告」を「そっと」やるべきではないか?・・・・・・。
それとも、カド番に「制限制度・・・・・5回で引退とか」を設けることも検討したらどうですか? 

          北の湖 理事長 殿 
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そば屋で「うどん」を出さないで!!!

2006年10月06日 | 食事の話し


普通のそば屋には、メニューに「うどん」があります。

普通でないそば屋、いわゆる老舗とか、高級な店、高級とは、値段が高くて、不味くて、量が少なくて、外観・内装に金をかけていて、店員が偉そうしている店のことです。

それと、最近、見かけるようになった「そば粉100%」を「売り」にしているそば屋にも「うどん」はない。話しは少しそれますが、この「100%」を売りにしている店に、旨いそば屋は少ないね。そば粉の含有率が高いほど、旨さが増す訳でわないからね。そば粉含有率は価格には正比例するけれど、旨さには正比例しません。

それで、「そば屋」の「うどん」なんだけど、「そば屋のうどん」は認めたくないのです。
だけど・・・・・そば屋の「中華そば」は認めています。そば屋の「中華そば」には「ラーメン」と異なる、そば屋の「味」があるからです。

私は「そば」も「うどん」も好きなんです、スパゲッティも好きです、ラーメンも好きです、麺類はみんな好きです。人類は麺類だと思っています。

私は「そば」は関東で東京だと思っています。「うどん」は関西で大阪だと思っています。

何故、そば屋で「うどん」を出すのは認めないのか、それは「うどん屋」に「そば」はないからです。

うどん屋は、老舗や高級店だけではなく、普通の店でも「うどん店」の看板を掲げている限り、「そば」はないのです。

それにも関わらず、関わらずですよ「そば屋」の看板を掲げておきながら、こっそり「うどん」も商う根性が気に食わないのダ。
大きな声で「気にくわなーい!!!」と一度、そば屋の前で叫んでみたい。

「そば」の歴史に比べて、「うどん」の歴史の方が遙かに永く、「そば」を現在のように細く切って「そば切り」として食べたのも、「うどん」を真似たようですが、だからと言って、「うどん」に対して「そば」は卑下する事はないのです。

「そば」一本で勝負してほしいのです。

「そば」はそば屋の一枚看板なのダァ!

「そば」は江戸っ子の食い物の代表ダァ!

 ガンバレ~        
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「亀田三兄弟」と「そば」と「三船敏郎」

2006年10月05日 | 食事の話し
亀田兄弟の長男が、防衛戦を「瞼の怪我」で延期したことで、いろいろな「噂」が飛び交っています。あの兄弟にはそれほど感心はないのですが、ボクシングには感心があります。
確かに、あの「パフォーマンス」がなければ、世間の眼は彼らに向かなかったでしょうが、しかし「ボクシング」には世間の眼は向いてはいませんね。

話しは、筑波山の近くにある「そば屋」でのことです、そのそば屋の「主人」が客に話しているのが、二つ離れたテーブルの私たちに聞こえてきたのです。主人も周りに聞こえるように、亀田一家が長男の世界チャンピョン戦の前に来店し、そばの味を誉めてくれたと自慢げに話していました。

関西の人間は「うどん」を食べなさい。
もしかして、堅くて太いそばを噛んで「顎」を鍛えていたのか? でも、1Rで顎にパンチを撃たれダウンしたから、顎の強化にはならなかったね。

このそば屋がある場所は、筑波山の旧参道「つくば道」の終わりに近いところにあります。普通の観光客は絶対に通らない、狭くて、曲がりくねって、急坂の道です。
車での登り下りはかなりの勇気とテクニックがいります。そこに私は、車で行ったのです。当然、女性が同伴ですね。立ち食いではなくそれなりの店です。

それで、その主人の話の続きなんですが、あの「亀田三兄弟」を主人が誉めていたのです。
「実に礼儀正しい、今時の青年としては素晴らしい、テレビとは全然違う感動した」と客に話しをていました。

店は畳み敷きで、八畳間が三部屋ぶち抜きになっています。農家をそのままそば屋にした店です。

テレビの「パフォーマンス」の亀田と、現実に目の前に居る「生の亀田」との落差がより感動を生んだのでしょうが、現実の亀田がパフォーマンスの「亀田」と同じであれば、単なる馬鹿ですけどね。

それにしても、あのパフォーマンスは嫌いです。猿芝居はいりません。

男は黙って「サッポロビール!」です。三船敏郎は偉い。
※でも、しかし、現実の三船敏郎はスクリーンで見せるイメージと全く逆だったと いう話しも聞いたことがあります。
 
※高倉のケンさんもよくしゃべる面白い人と聞いたことがあります。そうだ。ケンさんもメーカーは忘れたけれど、ビールのコマーシャルやってたな。

   世の中は不可思議! だから面白い

忘れていました。その店の「そば」の話しですが、信じられない「太さ」でまるで「そば粉」で作った「うどん」でした。

「よく噛んで食べて下さい」と品書きにありましたが、ホントに太くて堅くて、顎が疲れました。そば粉100%を強調していましたが、「そば」とは認めたくありません。

小麦粉で作る麺は、太さ、製法により「うどん」、「ひやむぎ」、「そうめん」と「日本農林規格」により分類されており、そば粉で作る麺も、太さ、製法による分類が必要ではと考えながら太い「そばのような物」を噛みしめた一日でした。
同伴者も歯の間に挟まり、なかなか取れないと不満を述べていました。

※本日の主張
 「そば」も太さにより、名称を変えるべきである。そうでなければそば業界の発展はない。
 
今国会において
 『そば粉使用の麺類に於ける太さ規格、及びその名称分類等 に関する法律』を 議員立法で緊急提案すること要望します。
全会一致で成立させるべし

※これが「太くて・堅い」そばの写真。そばと同色の皿はセンスがないね。



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立ち食いそばの定義

2006年10月04日 | 食事の話し





「立ち食いそば」の話しを前に書きましたが、「立ち食い」とか「スタンド」とか言われる、又は、そう名乗っている店には、現在、ほとんど椅子があります。

※立ち食いの現状
 ① 椅子席がまったく無い・・・・・・・・・・本格派
 ② 椅子席が少しある・・・・・・・・・・・・・準本格派
 ③ 椅子席と立ち席のが半々・・・・・・中間派
 ④ 椅子席がほとんど立ち席少々・・準高級派
 ⑤ 椅子席だけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高級派

以上の結果より、立ち食いとは、立って食う、座って食うのか、まったく関係なくなってきた。そのうちに「小上がり」のある店ができるかもしれない。

現状の「立ち食い業界」が「食べるときの体勢」では定義できなくなっている。
「立つ」という体勢からの分類から、「食い」の方からの分類に定義付けが移行してきている今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(笑い)パクリです。

「食い」による分類としては、「麺」を事前に茹でたものを使用する、この一点にあると強く「主張」します。「事前茹で」により注文から完成までの時間短縮する。

「立ち食い」とは「早い、あまり旨くない、安い」がそろった店のことだと定義します。それと、事前に「食券販売機」で食券を購入するシステムを加えたいと思います。
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沢村忠と「立ち食いそば」-2

2006年10月03日 | 食事の話し


昨日の続き
店に入って、左側の入り口の壁にこの写真のポスターが貼ってあったのです。
ポスターにはこんなコピーが書いてありました。

『角大の熟 田七』・・・・・何だかよく判らない名前だな

『成分表示が本物の証』・・・・・そうなのか?

『この製品は廣州中山医科大学・北京運動医学研究所・雲南植物研究所・雲南薬物研究所等から確かな品質を評価されています』・・・・・ホントー? 何か怪しそうな 機関だなァ。

『沢村です! 皆さん僕はこれで健康です』・・・・・懐かしい沢村さん、こんなところで、こんな仕事していたんですね。

『キックの鬼 沢村忠さん TVCM出演中!」 ・・・・・懐かしい「キックの鬼」。 こんなCM見たこと無かったけどなァー。それとも忘れたのかなァ。

『定価 7000円』『1日230円の健康法』・・・・・一箱1ヶ月分てことね。
 
ポスターを見て、いろいろ考えながら食べました。

こういう「インチキ臭い」ポスターいいですね。立ち食いそば屋の「風景」として最高の演出です。

沢村の顔写真から推測して、キックを引退した後であることは間違いないのですが、いったい何年前のものかは不明な感じでした。

下町。墨田川。立ち食いそば。そして、「キックの鬼 沢村忠」いいですね。

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沢村忠と「立ち食いそば」-1

2006年10月02日 | 食事の話し


歩き周りお腹が空くと私は、カレーをよく食べます。
カレーと言っても専門店の「本場のインドカレー」や「ヨーロッパ風カレー」ではありません。「立ち食いそば屋」のカレーです。

カレーに限らず、洒落た店に一人で入って、一人黙々と食事をするのは「もったいない」ですね。
一で人食べるのは食事と言うより、単なるエネルギーの補給であり、エネルギー補給に高い費用はかけたくありません。それに、しやれた店で一人で食べていると、寂しいと言うが、情けないと言うか、バカバカしいと言うか・・・・・・、段々、気持ちが落ち込んでくるのです。


それとは逆に、牛丼屋、立ち食いそば屋に二人連れ(当然、女性と)で入ると、気分は落ち込むと思いますね、たぶん・・・・・・。

ですから、一人の時にはカレーがメニューある立ち食いそば屋に入ります。
立ち食いそば屋は、一人で、短時間に、エネルギーを補給することをコンセプトに作られている(そうですよネ)ので、一人で食べていても気分は落ち込みません。

逆に、一人の時は、立ち食いの方が、ゆったり(混雑時を避けてはいるので)と「食事」ができます。

それで、できれば、店はチェーン店ではなく、個人で営業している店を探して入ります。何故、そうなのかと言えば、小さい頃に家でおふくろが作ってくれた「ライスカレー」の味に出会えるからです。

以前、お腹を空かし、隅田川の近く、新大橋通りを歩いていたとき、私の「理想」とする立ち食いそば屋を見つけたのです。

店は個人の店で、カウンターにイスが10脚・・・・・途中ですが「イス」があても、予め茹でた麺を湯通して、汁をかけて出す店は「立ち食い」ですよね?
椅子に掛けて食べる店でも「スタンドそば」と言われるし、そう名乗ってもいるしね・・・・・ほどで、カウンターの中には60代後半か70代前半と思える夫婦二人でやっていました。
夫婦とわかったのは二人の会話からです。
二人は昼のピークを過ぎ、疲れた表情をしていました。(歳のせいか、それとも朝から、そういう表情をしているのかもしれませんが・・・・・・)

客は私の他に、50代のサラリーマン風の男が一人、3席離れた席でソバを啜っていました。

椅子の後ろの壁際には、箸、小麦粉、天ぷら油等のダンボールが積まれ、雑然としてしていました。この雑然がいいのです。

私の理想どおりの店です。個人の店、疲れた老夫婦、雑然とした店内。

私は、迷わず「カレーセットのソバ(写真がそれです)・・・520円」写真を注文しました。
奥さんがカレー担当で、親父さんがそばの担当でした。
奥さんが、ジャーから皿にご飯をよそりながら「福神漬けいりますか?」と聞き、旦那がソバを湯の中に落として「そばは、温かいの? 冷たいの?」と聞いてきました。

「いります。温かいのお願いします」と答えました。
カレーに福神漬け、これは期待出来そうだと思いました。

トレーに乗った、カレー、そばが私の前に置かれました。
カレーは期待通り、あのカレーの匂いです。直ぐカレーにソースをかけ頬張りました。こういうカレーにはソースなのです、我が家の正しい作法です、親父がそうしていましたから、そうしないと食べられないのです。
間違いありません。あの味でした。

余分な話しが長くなりました、今日はここまでとします。
「沢村忠」は次回とします。

           続く
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