歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

練馬工業高校は創立50周年です!

2013年07月08日 | その他
本日は業務連絡です。

7月6日に、下記のコメントを頂きました。

------引用開始------

こんにちは、初めまして。私は練工 第11期(昭和51年)卒業の、※『○藤正○』と申します。機械科6組です。
※こちらの判断で一部伏せました。

現在 練工PTAの広報委員をやっております。24年度はPTA会長もやっていました。ご存知かもしれませんが、練工は今 校舎の建替えをやっており、26年度に完成予定です。

平成26年12月6日(土)に、50周年と新校舎落成記念式典を行う予定です。ところが現在、同窓会が機能していません。

これから総会やら式典の準備やらで動きたいと思います。現在わかっている同窓生にぜひ、連絡していただければなあと思い、投稿しました。


------引用終わり------

だ、そうです。ホント、夢のようです。私は3期生で、この年に始めて全学年が揃ったのでした。

高度成長を末端の製造現場で支える為に、都内に10校?から10数校?の工業高校が一度に、急拵えで、ボコボコ創られたのでした。

あれから50年です、半世紀です、高度成長は終わり、バブルも消えて、停滞で、沈黙で、空白で、少子高齢化で、大地震で、大津波で、原発のメルトダウンで、デフレで、不況で、憲法改定です。

いろいろ見てきた60数年、たぶん、世の中は、これからの数年は、これまでの60数年よりも、もっと、もっと、劇的な変化が起こる・・・そんな予感。

兎に角、“練工”は来年、それなりに“めでたくも嬉しい?”創立50周年を迎えるのです。

それでは、また。


コメント (2)
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映画『幸せのちから』は不幸せのちから?

2013年07月04日 | 映画の話し
前回はテレビドラマでしたが、今日は映画のお話です。

感想を書き留めて置かないと、頭の中の記憶からキレイサッパリ消えてしまうのです。ボケ防止なので御座います。

ここ最近で見た映画は、『幸せのちから』『タウン』『追憶』『青い鳥』『モンタナの風に抱かれて』『うさぎドロップ』・・・だった、と、思います。すべてNHKBSで放送されたものです。

それでは、ボケ防止作業に掛かろうと思います。

それで、『幸せのちから』ですが、物語は始まりから、中ほど、そして終盤に差し掛かるのですが、主人公は、ずっと、ずっと、不幸せの連続で、なかなか幸せにはならないのです。

観ていて、“オィ!早く幸せになって、ヨカッタ!ヨカッタ!で終わらせろ!”何て突っ込みを入れたくなるのでした。

不幸せで、引っ張って、引っ張って、引っ張って、最終コーナーで一気に盛り上げる、まあ、そんな“ベタ”で、とっても判り易い、アメリカンドリームなのです。

と、云う事で、以上終わり。では、感想としては短いので、これでは、ボケ防止対策としては不十分ですから、すこし穿りたいと思います。

主人公なのですが、真面目に、地道に、額に汗して働くタイプではなく、一攫千金タイプなのです。

独立自営のセールスマンで、大金をはたいて仕入れた骨密度測定器を売り歩き失敗し、女房は愛想も尽き、家を出て行ってしまうのです。

そこから、一人息子と二人で、手に手をとって、不幸からの脱出作戦が始まるのです。


そして、このシーンです。真っ赤なフェラーリから降りてきた、高級そうなスーツを着た男に、主人公は聞くのです。

「あなたに二つ質問がある。仕事と、その仕事にどうやって就いたんだ?」


未だ、懲りないのです。未だ、一攫千金狙いなのです。でも、しかし、“映画”ですから、幸せのちからですから、彼は成功し大金持ちになって幸せに暮らしたのです。めでたし、めでたし、チャン、チャン。


“映画ですから”と書いたのですが、調べたら、実在の人物をモデルとした物語なのでした。現在も存命中のようで、大金持ちで、慈善事業もやっているそうです。

ホームレスになり、公衆便所で寝泊まりしながら、“赤いフェラーリの男”に聞いた儲け話を信じて、投資顧問会社の半年間の養成コースに通い、めでたくトップの成績をおさめ正規採用となるのです。

この“投資顧問会社”と云うところが、それなりに、現在のアメリカ経済であり、世相であり、金融工学であり、ハゲタカであり、リーマンショックなのでした。

それにしても、主役は、何処かで、いつか、観たような気がする俳優でした。調べたら『メン・イン・ブラック』シリーズの“ウィル・スミス”で、息子役はホンモノの彼の息子だそうです。そう云われてみれば、確かに似ていまし、親子の演技が自然でした。


こう云う、シリアスな芝居もするのです。

この作品で2006年の第79回アカデミー賞主演男優賞に“ノミネートされた”そうです。まあ、それなりにイイ演技でしたが、作品が、作品ですから、受賞は無理だったのです。

それにしても、不幸せと云うか、経済的困窮と云うか、そんな状況から、子供と共に、抜け出し、這い上がった、“主人公”の原動力は、息子と云う、幸せのちから?

それにしても、高級住宅地の大邸宅に住み、高級なスーツを着て、高級車を乗り回し、高級レストランで美味い物を食べる、それこそが、と、云った、ところは、かなり、かなり・・・・・です。

不幸せが、経済的困窮が、物質的困窮が、幸せになるちから?だと、そんな気がする作品でした。

それでは、また。




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ドラマ『お父さんは二度死ぬ』にやられました!そして“南沢奈央”がとても可愛くて!兎に角ヨカッタ!

2013年07月02日 | テレビの話し

やられました!

最終回を見終わるとこれまでの疑問が、そう言うことか!、となるのです。到る処に伏線が張り巡らされていたのです。最終回を見終わると面白さが何倍にもなるのでした。

BSプレミアムで、週1回30分の4回ドラマでした。最終回だけ録画したのですが、全回録画をしなかった事が悔やまれます。そのうちいつか地上波で再放送は確実でしょう。

最近は受信料増収計画により、衛星放送の契約促進を図っているようで、衛星放送に力を入れているみたいで、いろいろとドラマ枠を増やしているようです。

まあ、そんなことより、“二度死んだお父さん”のお話です。


兎に角、娘を演じた“南沢奈央”がヨカッタ!


顔は知っていたのですが、名前は知りませんでした。でも、何か、とても、気になっていたのです。笑った時より、怒ったと云うか、“ふくれた”と云うか、そして、何でも無いフツウの時の表情が、とてもイイのです。


そして、そして、誰が、何と、云っても、お母さん役の“麻生祐未”です。


アンパンを食べている後ろ姿は笑えます。可笑しくて、頼り無くて、何か、ハッキリしない態度、最近の麻生祐未のキャラクターにピッタリです。


そう何です! このドラマ、悲しくて、可笑しくて、そして、ミステリーで、とても、とても、楽しめました。

1回、2回、3回、ドラマが進行し、毎回謎が生まれ引っ張られるのです。

二人の刑事が葬儀場に泊まり込み捜査をしているのですが、残された“遺族”には、死亡状況の説明も、事情聴取も、積極的にはしないのです。

お父さんが借金を抱えていた謎は、ちょっと設定に無理がありました。宴会場の通路に掲げてあるような絵がです、修復費用に500万円は変です。

死因の謎、躰の痣の謎、借金の謎、愛人の謎、そして、最終回で全ての謎が解ける。面白かったです。最終回を見ると、もう一度、第一回から見直したくなる、そんな気にさせるドラマでした。

社長が愛人で・・・


当然、彼女が本妻なのだと・・・


思っていたら、夜明けの葬儀会場の前で、


息子が、この人、誰? です! お父さんは“大沢俊夫”です! 金倉って誰?


本妻と思っていた親子が、愛人とその子供で、愛人だっと思っていた社長が本妻だったのです。

“愛人の姉弟”以外は、全員、愛人だと知っていたのです。


そこから生まれる“ちぐはぐ感”が、見ている者を、混乱させ、引き込み、泣かせ、笑わせ、楽しませるのでした。


遠藤憲一も、イイお父さん役者になりました。“てっぱん”の時は、あの悪役顔に違和感があったのですが、それなりに慣れてきました。


パワハラ?で愛人?で悪い女社長と思っていたら、とても良い人だったのです。



ホントに、見終わって“やられた!” と、思いました。

もう一度、もう一度、観たいです。

NHKに再放送を要望します。


それでは、また。


コメント (5)
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