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まとめ:ハーモニカのお手入れについて
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申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

人々集う展望台と大佛次郎記念館

2012-03-12 01:31:06 | デフォ
近所の寝坊助梅くんは満開でした。いつもはみんなんから一ヶ月遅れくらいですが周囲に流される事無くマイペースです。

昨日は生憎の天気でしたのでゆっくりと骨休めをしたせいか比較的早くに起きました。
ご飯を食べます。食べ終わります。食休みをします。

「今日2時過ぎにね。。」とワイフ。。
「そうだよね。海が見えるところがいいかな」

ということで久しぶりに日曜日に港が見える丘公園へと出かけました。
思えば電車が動くようになって初めて向かったのもこの場所でした。

東横線に乗っている間も車内アナウンスがありました。一斉停止訓練と言っていたのですが思っている事は同じなのかなぁと思いました。

港が見える丘公園の麓につくと、風船がポロンポロンと風に流されてきました。飛ばされてはいけないのでキャッチ!暫く待ちます。

「ビエェーーーン!」
「すみませーん」

と泣きながら追いかけてくる子供がいません。


もう誰のものでもない風船のようです。ニッコリとワイフが継承します。風船には主が必要です。


フランス山を上るとポンポンことプラタナスの実がが空高くプランプランしています。


ありました!昨日の雨のせいかしっとりとしています。


フランス領事官邸跡には雨あがりの水たまりが空を映していました。そういえばここで水たまりを見たのは初めてかもしれません。ここは関東大震災で倒壊後、再建されましたが火災で焼失したという経歴があります。


ベイブリッジ横浜港が見渡せる展望台はいつもの散歩コースです。


暫く時間があるので待ちます。

普段とは違った人達も集まっています。
両脇を二人の娘さん(といってもかなり御高齢)の方に抱えられながらやってきたおばあちゃん。老夫婦。。みんな海を見ています。ケータイで時間を見たりしています。
森のなかま夫婦もコンパスで北から北東方面を確認して待ちます。

ボーッ、ブォーッ、バォーッ!

何隻もの船が汽笛を鳴らします。今まで聞いた事が無いほど長く。

帽子をとって目を閉じて手を合わせます。
鬼ごっこを続ける子供達の声だけが聞こえてきます。それで良いのです。

どの位たったのか分かりませんが汽笛が止みます。
周囲を見ると集まっていた人達も手を合わせていたようです。慌てて走ってきた青年が海に向かって手を合わせて直ぐに戻っていったのが印象的でした。

自らの意思で集まっていた人々は三々五々と散らばっていきます。
ワイフが手すりにさっき継承した風船をくくり付けています。

「子供がもっていくかなぁと思って」とワイフ。
「なるほど」と私。風船の主は大人と子供であれば子供であるべきです。

すると隣にいたおじいちゃんが話しかけてきます。

「どちらからいらしたのかいのぉ?」

話を聞くと去年この場所で震災にあったそうです。はっきりとは言ってはいませんでしたが船乗りだったらしく以前マニラでも大きな地震に遭われたそうです。
この地域の遍歴や山下臨港線プロムナードの話を聞かせてくれました。話すのが楽しいので随分長い間お話しをしてしまいました。


おじいちゃんにお礼を言って展望台を去ります。大佛記念館は変わらず改装工事中です。

いつもなかなか入る事ができないので折角なので入館してみる事にしました。
入館料は大人200円です。いよいよ記念館の中に入ります。


なにやら怪しげな感じがします(笑)。。さらにホワイトバランスの設定も怪しかったので相当怪しくなってしまいました。。すみません。。


照明のフレームによって蜂の巣状に灯が照らし出されています。


階段を上りながら何か違和感を感じたので見てみると、なんと、みーんな猫が乗っているんです。
「猫を生涯の伴侶と言うほど大の猫好き」という大佛次郎(おさらぎ じろう)さんの意思を反映したのか至る所に猫の置物があります。


こんな円卓に座って著作を読めるスペースがあります。
実のところここに猫が座っていたら良いのになぁ、と思ったりします。


記念館の特徴でもある半円の窓が見えます。この空間を楽しむだけの為にも入る価値はあるかと思います。まして猫好きの方でしたら展示物にはかなり興味を惹かれるかと思います。

ボロボロに破けた障子を猫が出入りしているバックに何喰わぬ顔をした文筆家の写真というのもそう見られるものではないかと思います。
後で気付きましたが入館時に手渡されるパンフレットにも凄い数の猫が一列に並び一心不乱にご飯を食べている姿を嬉しそうに見ている写真がありました。猫発電機みたいです。。


テーブルに置いてあった「スイッチョねこ」の絵本。
あまりに素晴らしいので帰りに窓口で購入してしまいました。
おはなし、絵ともにすばらしいです!

ちなみに館内は展示資料を除いて撮影しても良いそうです。
窓口の方も「猫好きの方はどんどん撮っていきますよ」との事でした。
季節によって展示内容も変わるようですので人形の家と同じく何度でも足を運びたくなります。


イギリス館の後ろにはモクモク雲がでていました。この手の雲は久しぶりです。


ナズナ(ぺんぺんぐさ)が花を咲かせていました。もう春が来ているんですね。


本日のスノーボールノースポール


あかいくつバスが噴水を華麗に180度ターンを決めていきます。
乗り降りする人がいなかっただけですかね。。


本日のマグノリアです。そろそろ弾け出しそうでした。


途中にある日時計と本日方角を示してくれたコンパスを並べてみました。
どちらも北を指し示しています。当たり前の事なんですが。なんとなく不思議です。


今日はあまりタッシ君とリンクできませんでしたが、こんな日もあるのです。しょぼんとするワイフ。。


気付きませんでしたがタッシ君の後ろには彼がいました。彼の事を気遣っていたのでしょうか。

帰りがけに展望台の手すりをみたところ風船はなくなっていました。
次の継承者が見つかったのだと思います。風船には主が必要です。嬉しそうなワイフ。。

電車のなかで我慢出来ずに夫婦で「スイッチョねこ」を読みます。まるでコロコロ・コミックを読み合う小学生です(笑)。。

「この なつ うまれたばかりの こねこたちは、まだ ふゆに あったことがなく、しもや ゆきも しらないのでした。しかし、じょうぶで いきていれば、この よのなかが どんなときも たのしいし、よいものだと しっていましたから、あさ おきるのを たのしみに、ぐっすりと、よく ねむるのでした。いつも めを さますと、きのうと ちがう あたらしい あさが きています。」
#引用に問題がある場合削除します。ご連絡下さい

我々は経験的に「必ずしもそうならない」という事例を数多く知っていますし身をもって体験もしています。
しかし「そうなる時もある」という事も知っているのです。

不思議ですね。

それでは!
コメント
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