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H2T G1 + 燈 + SKM-SF6PW

2012-12-31 01:33:11 | フラッシュライト
年末も押し迫った日曜日の朝「H2T G1」がやってきました。アカリセンターさんでも年明けから出荷のようです

クリスマスも終わり、明日は大晦日であります(すみません書き始めたのが30日だったんです)。横浜は力のこもった雨が降っていましたがいかがお過ごしでしょうか。
休みに入ったら、あれを紹介して、これを紹介してと色々考えていましたが結局ワイフと遊んでしまいこれが本年最後の投稿になりそうです。


さてG1ですがライトマニアな方は既に「こちら」で御存知かと思いますが、森のなかまが大好きなブーフの「Surefire G2」を半分に切ってたものです。G2はCR123Aを2本(6.0V)を使いますが、1本(3.0V)にしてしまうのです。

6ボルトで動いていたものを3ボルトにしたら光らないんじゃないの?

ごもっともで。。P60互換シリーズといって交換球は6ボルトで動作するように設計されているものが殆どです。ただ色々なパーツや過去からの経緯があり3ボルトで動作するパーツも結構多いのです。

この記事をここまで読み進んで頂けた方には「あたり前」な事かと思いますのでそれらの経緯は省かせて頂きます。。。

さて、マニアックで楽しくて可愛い「G1」を紹介させて頂きます。


コンセプトモデルで終わってしまうのかなぁ、と思っていたら急遽発売されたG1は黒であります。この季節素手で触っても「ヒャッ」としない樹脂製ボディです。コロンコロンとして愛らしい姿であります。


新たに作成されたネジ切り部です。とっても綺麗にできています(金属チューブの切り口はG2と同じように外側に拡げられています)。

「ただ切断して、ネジ切っただけじゃん」

おっしゃる通り。それ以外は特に加工されていないかと思います。
ただですね、工具があれば直ぐにできるかと言えば、森のなかまは「ノー」だと思います。

どこを、どれだけ削ると強度が落ちる。既存スプリングのテンションとの兼ね合い等々、実際やってみないと分からない事が多いかと思います。
もし森のなかまのような素人が、それらのノウハウを会得しながらG1を作ろうとすると、かなりの時間と金額を費やしても満足なものは出来ないのかと思います。実用に耐えるものを作り出すのはそれほど甘くはないのです。

趣味で1本、2本を作って楽しむならいざ知らず、廃盤ではないにしても数を集め難いG2を買い求め、加工して販売チャネルにのせてくれたH2Tさんには感謝であります。3ボルトでほどほどの明るさの交換球を使えるライトが欲しかったんです!!


ちょっとパンツを履き替えてみました。どんどん変になりますからね(笑)。


G2と「まぜまぜ~プンッ!」にしてみました。


G2はFireResuceモデルみたいになりました。違和感ありませんね。なんだか新しい機種が手に入ったみたいでチョッと(かなり)ウレシイです。


G2に付属する60Pも3ボルトで動作できるのですが、G1を出してくれたH2Tさんの心意気に応えるべく、まずはH2T燈3.0Vの電球色を入れてみました。


普通ピカピカしたリフレクターが付くのが不透明なナイロン樹脂でギュウギュウになっています。配光はLEDから照射されるそのままの光になります。


燈を使う為にはG1に付属する専用のスプリングを使います。スプリングと接点が繋がってこんな風に導通するんですね。


後ろ姿です。短いので撮影していてもそれほどボケないので多少楽であります。この配色はもともと好きなのですが宇宙戦艦ヤマトに出てくるブラックタイガーを思い出します。お腹がの所が黒いことから「レッサーくん」も思い出します(レッサーくんが腹黒いわけじゃありませんよ)。


妙な思い出に浸っていても仕方がありません(笑)。点灯してみましょう。


紹介していませんがZebralight H502のMモードみたいなカンジです。まったくムラの無いフラットな配光です。電球色ということもあってか非常に落ち着いた灯です。黄色いだけではなく、きちんと赤みがあるのも大変気に入りました(個体差はあるかと思いますが)。中長距離能力は全くありませんが恐ろしいまでにワイドな配光は上に向けると六畳の天井くらいは余裕でカバーし、更に壁まで照らします。

多少明後日の方向を向いても超ワイド配光がそれとなく目的の場所を照らします。なのでランヤードで首からぶら下げ、点けっぱなしにするような使い方が便利であります。
男の子だったら、もぅ真っ暗なトイレでもヘッデンは必要ありません!ハンズフリーできちんと狙いを定められますよ(笑)

正確なランタイムは分かりませんが点いているかどうか分からないのでもよければ、10日以上はラクラク!と聞いた事があります。
他の大出力ライトで使えなくなった電池をダラダラと使うにはもってこいであります。なおSurefire公認の充電池LFPでは故障するとの事ですので1次電池での使用が原則となります。これだけ持つのですからコストは気にならないでしょう。そもそも「燈」を買い求める人は「まだ使えるCR123A」を結構生産するかと思います(笑)

この軽さにランタイム、眩しくない程よい明るさは暗がりでの自由度を飛躍的にのばしてくれるものであります。
また周囲を威嚇しない灯は自分自身の位置を示すマーカーとしても使いやすいものだと思います。
ちなみに、暗闇で目も眩むような500ルーメンのライトを水平照射して何ものかが自分に向かってきたら、自分が助けを求めた覚えが無ければ、とりあえず逃げた方がよいかと思います(笑)。


最近好きな「自ら発光する吊るしの後ろ姿シリーズ」です(笑)。樹脂製ボディ表面の凹凸は高さがあるので陰影が出易く面白いです。


わざわざ書くほどではありませんが順手で小指か薬指でスイッチを押さえて親指、人差し指でヘッドを左に回すとツイストで点灯します。
モーメンタリースイッチは逆手で握る事が多いので順手で常時点灯させる時は、親指、人差し指でスイッチを回してから順手に持ち替えていました。
スイッチのねじ切りがスムーズじゃないとこういうわけにはいきません。


同じ1セルのE1eならべてみます。可愛いE1eが精悍に見えます。


合わせて購入してみた「SKM工房 カイダック製 懐中電灯ホルダー SKM-SF6PW」です。
森のなかまは普段ライトは鞄にポンとそのまま入れてしまいます。
Surefire L4のようにナーリングが確りしたもの等は他のものを傷づけてしまうためホルスターに入れて鞄に放り込んでいますが、出来れば風防は保護してあげたいところであります。最近は床を傷つけないように椅子の脚にはかせるソックスみたいなものが売られていますので、今度試してみようかなぁ。。

で、ホルスターやホルダーを実際使って見ると便利なのですが世知辛い世の中ですので腰に付ける事は殆どありません。。

最初SKMさんのこのホルダーを見たとき「うーん、良く出来ているなぁ」と思いました。きっとこのコードはテンションを。。等と考えてみていました。
でも、使わないホルダーも勿体ないよなぁ、と思っていましたがG1を購入するにあたりなんだかシナプスがザワつき始めました(笑)


実際手にしてみると、改めてよく考えられている事を実感します。
写真はベルトに通していませんのでライトがお辞儀をしていますが、ベルトの厚みによってホルダーが持ち上げられライトが正立します。


G2を入れます。茶巾寿司のようなデザインは森のなかま的には「かわいい」と思ってしまいます(失礼)。

何よりも入れたり出したりする時の感触が良いです(夏でもないので変な事考えないでね)。

カッ!クショィンッ!

今記事を書きながらもBADETECH社のLarge Tek-Lockが付けられるように穴があけられたりしています。作られた方は数多くのアクセサリ類を使いこなしてきた方で、良いものは率先して流用できるようにしていこういう思いの表れかと思います。当たり前ですがライトが好きな方なんだと思います。
これまた森のなかまのような素人には到達できないアイデアやノウハウが詰まっているのでありました。

ちなみに、この穴にSFのランヤードフックがかけられる事に気付きニコニコしています。
少しかさばるかもしれませんが、この組み合わせで鞄にいれてみようかなと思います。


次はコンバットリングを付けてみましょう。なんだかお魚みたいになってます。。。いや!おしゃぶりですね。しかも大人用(すみません)。。


コンバットリングとホルスターの組み合わせは抜群です。眠れる雑食系男の子の心をワサワサと揺らします。鏡の前で抜き差しの練習がしたくなります(笑)。。
冗談は抜きに、とても使い易いのであります。大変気に入りました。
エンジニア用にバインダに差せるようなペンライトホルダー。。いやいや率直にPEAKのEigerをキャップに差せる様なホルダーなんてあったら。。。なんて夢想してしまうのであります(笑)

さて、一旦ここまで写真を撮り終えてから何か気になりました。。。何か忘れているような。。


はい。FM34との組み合わせを忘れていました。黄色ミックスも試したのですが禍々しさは黒一色がしっくりきました。交換球はYSC SLCに入れ替えてみました。燈とは違う配光が楽しめてしまいます。

付けながら「やんちゃ」なカンジかなぁと思っていたのですが意外に短いボディとバランスが良くなんだか普通にカッコいいです。うーん。これで使い続けるのも良いかなぁと悩んでしまいます。


自分でやっておいて何ですが結構シビレませんか?もちろんライトマニア限定ですが(笑)


何だか「工場夜景クルーズ」を思い出しました。なにかよろしくないものを作っていそうです(笑)

こんな風にパーツを色々組み替えて楽しめるのは昔のSurefireならではあります。森のなかまなんぞはヒヨッ子ですからG1をベースに楽しい写真がわんさか出てきそうで楽しみなのであります。


最後は似た配色の10Holes Hohner社の「Cross Harp MS」と撮ってみました。ルックス重視でビジュアル系と思われる事から Meisterより安価なのに、あまり数が出ないそうです。ぶ厚いプレートを使ってい音もリッチで良いハープなんですよ。そう言えばMSシリーズもパーツが共用でき自分なりの組み合わせるのが当初の目的でしたね。

ウレシさのあまり、いつも以上にとりとめのない投稿になってしまいましたが如何でしたでしょうか。
限られた市場でありながらも、こうして魅力的な製品を世の中に送り出してくれるカスタマイザー達の気概をこの年末に一気に体験出来、こうして紹介できたた事はウレシイ限りであります。

はたから見れば「変わった趣味ね」と思われるかもしれませんが、森のなかまはライトやハープが好きで仕方がありません。
これほど完成度の高いものは自分では作れませんが、自分の投稿がきっかけで日本で頑張っているカスタマイザーの製品を知るきっかけにでもなって頂ければ幸いであります。

さて、今年1年お付き合い頂き誠にありがとうございました。
よろしければ来年も、ゆるりとお付きあいくださいませ。
よい年末年始を!

それでは!

P.S.
日を跨いでしまい本当に今年最後の日になってしまいましたが、日本赤十字社を通じて夫婦で義援金を送らせて頂きました。

受付状況:288万2,086件 3,230億6,294万4,869円 (12月27日現在)
受付状況:286万8,609件 3,224億1,435万4,743円 (11月29日現在)
受付状況:285万6,894件 3,215億9,287万8,721円 (10月25日現在)
受付状況:284万6,484件 3,209億859万4,696円  (9月27日現在)
受付状況:284万1,841件 3,207億373万2,087円  (9月18日現在)
受付状況:283万3,426件 3,202億7,451万2,545円 (8月30日現在)
受付状況:281万8,876件 3,195億6,281万634円  (7月26日現在)
受付状況:280万5,806件 3,183億8,497万6,136円 (6月28日現在)
受付状況:278万7,273件 3,173億140万3,953円  (5月24日現在)

余裕のある方は御一考頂ければ幸いであります。また、今年1年二人とも働く事ができた事に感謝します。

温かくして新年をお迎え下さいませ。

P.S.2 2012.12.31 11:30
名称に誤りがありました。大変申し訳ございませんでした。特権にて跡形も無く(笑)修正させて頂きました。指摘して頂いた方に感謝します。
コメント
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