お団子うさぎさんデビュー♪
散髪に行きたいのですがもう少し待ってみようと思いつづけて年をこしてしまい「この休みには」と思いながらも、この一番の寒さに切る事はないだろうと思いとどまっています。いかがお過ごしでしょうか。
本日は今年初めてのライトねたであります。冒頭のお団子うさぎさんも繋がりがありますので大目に見てやって下さい。。
今年初のライトねたは
以前「オルテガ」で紹介したあのライトであります。
ZEBRA LIGHT社の「
SC600 Mk II L2 18650 XM-L2 Flashlight Cool White」であります。もう売り切れてしまいましたが
Douguyaさんで購入しました。
SC600は18650という充電電池を使用します。比較用にガーリーなピンクのエネループの単3型を置いておきました。吐き出す光量から考えるとかなりコンパクトだと思います。ズボンのポケットにゴロンと入れて仕事で行き詰まるとポケットに手を入れて楽しんでおります。
「Mk II」とあるように過去にもSC600は出ていました。当時は18650を使用することから敷居の高さを感じていて手が出せませんでしたが今やリチウム充電池の恩恵に預かる毎日ですので、ここは「一ついっとけ」と手をだしてみました。充電器は
XTAR VP1を使っています。
コンパクトとはいえ、単3や123Aの1セルものに比べて迫力があります。シンプルでありながらも所々にエッジが出た筐体はこれまでゼブラライトを選んできたユーザを裏切らないものだと思います。
SK68とは違うかっこよさで、両方とも好きであります。
LEDは人気の
XM-L2 Cool White。Orange Peerリフレクタとの組み合わせで高出力時は「ドバッ」と広がる拡散光を吐き出します。
SC600は長押しでH/M/Lの三段階の調光が可能です。各レベルはダブルクリックすることでサブレベルに切り替え出来ます。メーカーサイトでは各レベルで一番明るいものをH1,M1,L1としてサブレベルをH2,M2,L2としていて「おまじない」操作をすることでユーザが選べるようになっています。
先にお断りしておきますが、以下の配光例では便宜的に各サブレベルを森のなかまが明るさ順に番号付けしています。「H2-1なんてレベルはないよ」はごもっともですが、このエントリ内ではこの名称でお話をさせて頂きます。
H1:1100Lm (2H), H2-1:670Lm (2.5H), H2-2:356Lm (3.9H), H2-3:162Lm (11H)
M1:70Lm (30H), M2-1:32Lm (66H), M2-2:12Lm (172H)
L1:3.8Lm (16Days), L2-1:0.43Lm (2.5Months), L2-2:0.06Lm (4.6Months), L2-3:0.01Lm (5.5Months)
XM-L2のスペックをみると最大10Wで1052Lmだそうで、H1は「ギンギンマックス」でXM-L2の本量発揮といったところでしょうか。SC600は小さいボディなので発熱も凄いですが「ここ一発」という時には頼りになるモードであります。
色合いは個人によっても色々あるかとおもいますが、H2-2くらいから「クールホワイトだなぁ」というかんじです。もともとXM-L2は大きな電力で大出力を出すのが得意とも聞いていますので小出力での配光や色合いについて言うのはスジ違いなんでしょうね。小出力用には
XP-G2,
XP-E2等より適切なLEDもあるのですが、市場では「最新XM-L2」といった方が受け入れられるようです。難しいですね。
とはいえ、H2-2, H2-3とかは使い易く、M1:70Lm (30H)等は殆ど無尽蔵のように使えてしまいます。18650の威力は凄いですね。
さて「おまじない」ですが、設定したいレベルで6回ダブルクリックします。すると7回目からH2-1, H2-2, H2-3 -> H2-1, ...とサブレベルを選ぶ事ができます。4回クリックで電池残量を確認したり、3回クリックで点滅系といった操作もありますので詳しくは
販売店のページをご覧下さい。ってショップさん任せですが。。。
この配光例は「てて、てて、てて、てて、てて、てて」と延々ダブルクリックしていたのですがライトの位置はズレていくは、今何回目なのか良くわからなくなるはで全部撮り終えた時の達成感はちょっとしたものでした(笑)
テールキャップとランヤード接続用の二重管です。
森のなかまが手にする初めてのゼブラのナーリングは
L4程ではありませんがグレイのHA3と相まって、これもナカナカの出来です。うん。かなり良いと思います。
これまでブランド名や製品名が入っていなかったものしか持っていなかったのですが、銘が入っているゼブラ。これもいいですね。
6PXのようなナミナミが入っています。しかし6PXは背中にナミナミがあるのに対して、SC600はスイッチを上にすると脇腹にナミナミがあります。6PXのように切削面が更に曲面が出るようにしているのに対して、SC600はバッサリと抉っているだけです。これが、なかなか良いホールド感を産み出し、デザイン上のアクセントにもなっています。
今回もちょっと脱線して「セクシーな脇腹」を垣間みてみたいと思います。。
ちょっとだけよぉん
霧氷で霞む稜線のようになってしまいました。ナーリングのエッジに照明光があたってキラキラ光っています。うーん。セクシーなものは光るんですねぇ(笑)
最初はこの写真が表題になるかなぁと思っていたのですが。。お団子うさぎさんには勝てませんでした(笑)
ぽーっ。
意図的な脱線ついでなので。。彼女は「
鎌倉をおさんぽ」で
長谷寺近くの「
鎌倉オルゴール堂」さんで森のなかま夫婦をロックオンをしてきました。決めては手に持ったお団子です。
森のなかまがお団子を持った彼女を見つけた時は「これは時間のもんだいだな」と悟りワイフを泳がせておきます(笑)暫くすると。。
大変なものを見つけてしまったとワイフが相談しにきます。
どうしようと。。言っています。
ふふっ
一応公正な判断ができるようにお団子以外を持っている子や、「お団子」の曲は「トトロ」だけだからね。と伝へ、最後は。。
「連れて帰るかどうかはワイフ自身次第だよん」
と、畳み掛けて更にワイフを放置します。長年夫婦をやっていれば結末はわかっています。こうして悩み続けるワイフを見るのが最近楽しい森のなかまなのであります。ふふっ(笑)
大好きなお団子を持っていながらも何かに心を奪われています。
「何を見ているのかなぁ」とワイフ。
「もっと、大きなお団子が空から降りてきた」と森のなかま。
「おもしろい!。。。でも、きっと桜だよぉ」
ちなみに、レジに持って行くと彼女がトロロの曲を奏でながらくるくる回転する事を確認した後、くるくる回り続ける彼女ごと包装されたそうです(笑)
左側のスタンドについているのがSC600です。パワーがあるので蛍光灯代わりにメイン光源として使用で来ます。下にライトが転がっているのは背景を明るくしたり、反射光でシャドーを起こす等と言った小賢しい事をしています。
撮影のメイン光源として使用するときに便利だったのがH2Tさんの
拡散玉Pです。ちょっと男前になるよう七三分けに装着してみました(笑)
この組み合わせでお風呂に入ると光軸はでませんが、なんだか
行灯のついた
露天風呂に入っているようで楽しいです(笑)M2-2以下ぐらいがオススメです。H1だと明る過ぎて趣がなくなります(笑)
また、光っているのかどうか分かり難い最小出力のL2-3でも拡散玉がポワッと光りますので長時間のマーカー等にも良いかもしれませんが、贅沢なマーカーですよね。
ただ拡散玉Pをバリバリ使っている知り合いはSC600と径が合わなかったと言っていました。使用歴にもよるかと思いますが接続できる事を保証するものではありませんのでご了承下さい。
もう一つあると便利なのがSKM工房さんの
SKM-HOODPです。
以前も紹介しましたがSC600の大光量、ロングランタイムを活かして室内照明に使う時に眩しくならないよう配光を制限することができます。こういったオプションを組み合わせて使い易いように組み合わせられるのはウレシイですね。
例によって、
LEE Filterを付けてみました。
Eiger等はベゼル内径ギリギリにするとピタッとハマってくれたのですがSC600は無理かとおもいフィルター枠を探していました。ただある日やってみたら上手いこと収まってくれたようです。
一応、振っても叩いても落ちませんが、ブロワーで横からシュッと吹くと飛んで行きます。
LEE Filters:#152 PALE GOLDは緑色を押さつつ色温度を下げるように感じるので重宝しています。照射写真を撮ろうと思ったのですがまた「てて、てて、てて、てて、てて」とクリックすることを考えると目眩がしてきました(笑)
M, LモードではNeutral Whiteといった感じでしょうか。出力を上げると緑を押さえていたマゼンタを感じるかもしれません。
最近、複数のLEDを載せるライトが増えてきましたがCoolWhite, WarmWhiteを載せて出力に合わせて比率を変えて見た目の色温度を一定にするとか(
iPhoneでやっているそうですが)、個別に制御できるようなものが出てきても面白いかもしれませんよね。って市場価値はそれほど無いかと思いますが(笑)
LEE Filter + 拡散玉 + フードの合わせ技です。むかしdougyaさんのブログでみた組み合わせ(LEE Filterは除く)です。これがなかなか良いのですよ。。
拡散玉だけだと高出力にすると全方位に光が広がるので結構眩しくなってくるのですが、フードで光を遮りつつ反射もしてくれるので高出力でも柔らかな拡散光を思う存分使うことができます。
森のなかまスタジオを上の組み合わせで
H2-3 H2-2で照らしてみました。LEE Filterの効果もあってか暖かめの色合いでほっこりした感じになりました。これを電球色モードで撮影するとなかなか好みの感じになりそうです。
オルテガと息子の勇者。。。というわけではありませんが
単3一本のSC52wと比べても大きさはこれぐらいです。SC52もとても良く出来たライトですので、そのうちご紹介できればと思っています。
一回スイッチをクリックすれば必ずHighで動作。長押しなら必ずLow始まりを遵守してくれるのでニーズに合わせた運用が可能です。細かい調光ステップを持ちながらも煩雑にならないよう、利用者に合わせてカスタマイズしてしまえば好みのバランスに仕上げることもできます。
18650という充電池を使うのが難点かもしれませんが、それさえ乗り越えてしまえばコンパクトでハイパワー、ロングランタイムなライトが手に入ってしまいます。しかもかなり上等な出来であります。
これが「ベスト」とは言いませんが、かなり水準の高いよくできたライトではないかなぁと思っています。
仕入れの関係なのかゼブラの製品はあまり潤沢にないのが残念であります。もし欲しいライトを見つけられたらお早めに。。。
それでは!