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清水真理展 ラプンツェル

2017-12-12 21:12:19 | 横浜人形の家
撮った写真を見返すと何故かこの角度が多かったです。

本格的に寒くなってきました。いかがお過ごしでしょうか。

去年の年末に行われた清水真理展「Dolls Fantagic Circus」に引き続き今年も清水真理展「Daydream~夢の世界へ」が行なわれています。今回は見るだけではなく販売も行われていて。。「うーん。うーん」と唸ってしまうような危うさをはらんでいます。

最初は色々の人形の写真を数枚ずつと思っていたのですが。。。なんだか気持ちも落ち着かず。。このままだと載せないまま再び展示会に行ってしまいそうだなぁと思いましたので、会場内で知り合ったラプンツェルという人形に絞ってみたいと思います。


木馬に乗った彼女。最初はなんだかピンときませんでした。両耳に添えられた花飾りが大きな耳のように思えたからかもしれません。


それでも何故か横に回りこませてもらいます。凛とした芯の強い印象になります。なんだか惹かれ始めます。
森のなかまは。。なんというか。。お花もそうなんですが正面から撮るというのはあまりありません。撮影場のポリシーとかそんな大層なものではなくて単純にテレてしまうんだと思います。


反対側からも撮ってみると先ほどとは一転してアンニュイな表情を見せはじめます。見る角度でガラッと印象が変わるのは、当たり前といえば当たり前なのかと思いますが清水真理さんの作品ではそれが色濃く感じられます。


ポートレイトでは。。どちらかというと避けるように紹介されるやや下からのアングルです。いろいろ理由はあるのかと思いますが、それらがあまり当てはまらないような気がしています。


冒頭の写真とあまり変わらないですがレンズの絞りを絞ってキリキリとピンとを合わせてみました。美しい整った表情の奥にはデモニッシュな狂気があるようで何故か視線を合わせることができません。


再び横にまわり視線から外れてみます。ここから撮る分には視線が合うことはありません。


でも、人間とは弱いものでやめておいたほうが良いと思っても徐々に惹きつけられてしまうようです。


思い切って彼女の視線の先に立ってみました。ファインダーに映る像を見ながら眩暈(めまい)のようなものを感じました。
一度そう感じてしまうとリサイズされたこの写真をみると、すこし怪しい気分になるのであまり長時間見ることはできないようです。


なので、やはりこの角度から撮ることが多くなってしまったようです。

それでは!

コメント
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