やはりこれで解決しました。
用の無い方にはまったく知らなくて良い話です。必要な方のお役に立てれば幸いです。
先週紹介したFW3Aのその後です。1年前に購入したもので点灯しないスイッチ操作ができないという個体を引いてしまったようです。
前回は銅粉を含むグリスで様子をみてみることにしたのですが結果はあまりよくなく、むしろ接点復活剤の方がマシだったようです。ただ接点復活剤を頼りに動作しているのも本来の姿ではありません。というわけで波ワッシャーを作ってみました。
動いてくれれば使いたいのに動かなくて困っている方はお試しください。
今ちゃんと動いている方は余計なことはしないで使い続けてください。
メーカ製の波ワッシャーの大き舎外径21.5mm, 内径18.4mmでした。波打った状態をノギスで測っています。ご自分のスイッチ基板のバターンに合って黒ゴムにぶつからなければ問題ないかと思います。
材料は工作がしやすいよう薄い金属板を探しました。「
燐青銅板 厚さ0.1mm」を使いました。鉄道模型の方のレビューがありカッターで切断できるとのこと。
外円はハサミでも良いのですが内円はカッターが必要になるかと思います。昔買った
NTカッターのC-700GPを使いました
波打たせるのは尖ったエッジのあるものであれば何でも良いかと思います。山谷を交互に6箇所つけていきます。波の高さは激しくする必要はなく1mm内くらいでよいでしょう。
冒頭の写真左がメーカのものです。
スイッチを組み直す時は黒ラバーをきちんと所定の位置にセットしましょう。波ワッシャーと干渉していないことも確認して下さい。
インナーを一回ヘッド側からポンと押してフリーにさせます。ボディの筒を垂直に立ててテールを閉めていきます。
キツく締めすすぎると動作しないことがあります。目安としてはテールの透明なOリングを外した状態で締め、少し力をいれるとクリップが回るくらいを目安にされるとよいかと思います。
ちゃんと点灯したらストローク幅を覚えておくと良いかと思います。
なお、国内アマゾンで販売されているのは
FW3Eというタイプで何が違うのだろうと思ったら、
電池が汎用18650ではなくスペシャルな構造になっていてインナーがないそうです。いろいろ憶測はできるのですが汎用18650での運用を考えられている方は注意してください。検索すれば国内でもFW3Aの取り扱いをみつけられるかと思います。
FW3Aはきちんと動作するととても快適で面白い懐中電灯です。通勤中にマニュアルを読み尽くしました。ロックアウトがmoonのモーメンタリというのが気が利いています(Stepped/Smooth RampのFloor設定が利用できるようです)。
マニアの方は臆せずトライしてみて下さい。
それでは!