誰がやりだしたのか。。こんどは硬貨に乗る遊びが流行っています。
この子たち。
アマゾンをながめていたら見つけました。
NITEFOX e1。色は「金色の銅」。
「金色の銅」は多分真鍮だろう。。と読みました。昨今真鍮の懐中電灯が少ないなか、「アタリ!」なら真鍮好きの懐中電灯好きにすれば貴重な品です。そして真鍮製でした。
他に「銀色鋼=ステンレス」「黒色のアルミ合金」があります。
直径が5mmしかない砲弾LEDがドーンと鎮座しているような大きさです。装飾のディンプルや溝がやんちゃな感じがして気に入ってしまいました。ステンレスとかも良さそうです。
LR41ボタン電池を3つ。5mm砲弾LEDを制限抵抗なしでドライブする極ふつーにありふれたキーチェーンライトです。点灯時間は12時間とありますが、微かに光っている状態までを時間に含める
ANSI FL1 Standardに従うとこうなります。虚偽ではありません。
電気回路も制限抵抗も無いので電池の能力次第になります。(個人差がありますが)実用に感じられる点灯時間は30分から1時間くらいかと思われます。
オリエンタルな感じの狐さんのロゴがレーザで刻印されています。物が小さいだけにミーリング(切削の筋)跡が大きく感じるかもしれませんが結構綺麗だと思います。LEDを取り替えるときについでにコンパウンドでちょっと磨いています。
100円硬貨と比べてもこんな感じです。当然アルミ製の方が軽いですが、これだけ小さければ真鍮でもステンレスでもそれほど重くは感じないでしょう。
お仲間の「
妖精さん」にも登場してもらいます。シンプルで気に入っています。妖精さんはもう国内の取り扱いはありませんがBanggoodなどから購入する事ができます。ただ10180というリチウム充電池を充電できる環境が必要です。
LEDの先頭をグイッと押し込むとペコッとユニットが外れます。LEDを固定するためにOリングのテンションが必要ということもありますがOリングがちゃんとついています。それに綺麗に切り出されたガラスエポキシ基板と良心的な作りです。
LEDの交換はとっても簡単でした。ボタン電池の出っ張った方(マイナス)がヘッド側に向いていて長く残されたカソードのリード線と接触します。アノード側は基板の接点とボディ側ネジのエッジが接触し導通します。
ちなみにボディ内側に透明なフィルムが筒状に丸まって入っています。電池のプラス極がボディ内で短絡するのを防ぐものですので捨てたりしないで下さい。
LEDを取り替える時に点接触より面積を増やした方が喜ぶんではないかとカソードのリード線を長めに残して折り曲げてみました。どうなんでしょうね?
ボタン電池の出っ張っていない方(プラス)はスプリングバネがちゃんと入っています。この手のツイスト式懐中電灯をキーチェーンにつけておくといつのまにかヘッドが緩んでなくなってしまう事があります。
点灯するギリギリまで締め込んでおけばテンションとOリングの摩擦ででヘッドが緩む確率は少なくなります。
まぁ万能ではありませんので外れたらわかるような使い方がよいのではないでしょうか。
さぁ。。闇の供物(電池)が揃いました。点灯させてみましよう。
ちなみにアマゾンで販売されているものはモニター電池の他に6個のスペアがついてきました。
オリジナル。
YUJILED 30° 5600K。
比べてしまうとオリジナルは青白く感じてしまいますが、そのまま使う分には気になる色むらもなく文句はないかと思います。
懐中電灯としての性能云々は。。特にありません。捻ればピカッと光る。何も珍しいことはありません。が。。。この子がとても愛おしくなってしまいました。
ただでさえ少なくなった真鍮製の懐中電灯、こんなプチプチに小ちゃく、確りと作ってくれてお手軽な値段で提供してくれる。かなり気分がいいです。
真鍮つながりということで。。。3週間くらいの
FW3A Brassです。
毎日ポケットに入れてます。汗でベトベトになるのでお風呂に一緒に入って石鹸の泡で軽く汗を流してもらっています。スイッチの防水性はちょっと疑問があるので完全水没はさせていません。
今が一番いろんな色を見せてくれる時期です。
ギンちゃんが後ろを振り返っています。
トラちゃんが闇の供物に囲まれてしまったようです。どうしてこなるんだろう。。
どうでもいいですが、
破壊神マグちゃん。結構かわいくて楽しみにしています。
まぁ、体にも心にも悪い事がないようなので静観しましょう。
真鍮は時間が経つとアンティークっぽくなり愛着が湧く方も世の中には結構いるようです。
この子の、それほど奇抜ではないデザインは色合いの変化に相応しい落ち着いた雰囲気になるかと思います。
お気に召したらぶら下げてみて下さい。
それでは!