1ヶ月近く経つ金色の銅(真鍮)です。
真鍮という素材もあるのですが、なんだか気に入っています。いや、とっても気に入っています。
懐中電灯にしてはあまりにも非力なLR41ボタン電池で健気にピカーッとしている姿は微笑ましくもあります。一人じゃ寂しいでしょうからなかまも呼んであげましょう。
「
銀色鋼」という子がやってきました。磨いている時の匂いからするとステンレスだと思います。
磨きすぎたのかツルツルになって滑るので黒いビニールテープを巻いてみました。革巻きとかしてみたいですし、ボディが黒だったら蛍光色なんかも合いそうです。
造りが良いのですが、やれる事は100均で売られているボタン電池キーライトと同じです。LEDは多少質がよいので明るいと思いますが、ちょっと悔しいですね(笑)
例によって明るさは二の次な森のなかま。LEDを高演色のものに取り替えたのですが、この子たちへの偏愛はそれだけでは満たされそうにありません。制限抵抗をつけてランタイム(点灯時間)を伸ばしてみたくなります。
チップ抵抗は「せんごくネット通販」さんで購入しました。早くて助かります。
シンプルなシンプルな基板。基板外周のドーナッツはプラス極となりLEDのアノードとつながっています。ここをカットします。ここに2012(2mm x 1.25mm)型のチップ抵抗を渡すのですがスペースがないです。線を引き回すわけにもいかず。。。
LEDのリード線が半田付けされているランドをやすりがけしてチップ抵抗を載せてみました。曲がってるけれど。。
4.5Vあった電池を制限抵抗なしで点灯するとあっといまに4.2Vへ低下しました。なるほど。。そのまま計測してみます。
制限抵抗なし:30mAh
51Ω抵抗あり:13mAh
制限抵抗なしだと電池が元気な時はピーク50mAhくらい流れましたが、すぐに電池がヘタれてくるのかこれくらいに落ち着きました。
トラちゃん大きくなったね。ではなく、こんくらい小さいんです。年齢相応に近くが見えなくなってきていますがハズキルーペ、卓上バイス(万力)、適当な照明があったのでなんとか作業ができました。チップ抵抗曲がっていますが。。
これで電流を半分以下に制限できましたのでランタイムも2倍くらいになるかと思います。。もちろん多少暗くなりますがこのサイズの懐中電灯としては十分実用範囲だと思います。電池に見合った慎ましさが加わり個人的に「
推し(おし)」ライトになりました。
「小ちゃいけど暗いねぇ。今はもっといいのあるんだよ」とか言われてしまいそうですが、何がいいのかは人それぞれ。自分好みに仕上げられてよかったです。
それでは!