土曜日に3年に一度行われる「ヨコハマトリエンナーレ2011」の初日を見るべく横浜美術館へと出かけてきました。ヘロヘロなのか画面が傾いていますが気にしない。。
震災の当日に第2回記者会見があり、プレ企画中止等もありましたが、主催者の開催にかける想いからこの日を迎えられる事ができました。
いきなり出迎えてくれたのが「ウーゴ・ロンディノーネ(Ugo RONDINONE)」さんの像たち。
口の中にキョトンとした顔があったりして、深刻な状況なのかどうなのかさえも分かりませんが(笑)、ケロリンしているのが面白いです。
ちょっと背後から。。見ている人達も楽しげです。おもしろーい。
横浜美術館のチケットを購入しました。大人1,600円で横浜美術館と日本郵船海岸倉庫(BankArt Studio NYK)の二つに入場できます。
入場すると日付スタンプが押されます。同じ日に二つみてもよし、別な日に一つずつ見ても良いシステムになっています。
その他、無料で公開されている連携プログラム等もあり「うん?こんなところにも?」というところで実施されていたりします。
チケットを渡して最初に出会う涼しげな作品は前田 征紀さんの一連の作品。タイトルも面白いのでじんわりと楽しんでいって下さいね。
リヴァーネ・ノイエンシュワンダー(Rivane NEUENSCHWANDER)さんの作品。
ガラス玉がコロコロとたゆたっている空間です。画像検索をみると同じ形状のものをリピートで配置していく手法で空間を造る作品が多いようです。浮遊感があって個人的には好きです。
気付くとみなさん写真をパシパシとっています。
学芸員?の方に伺った所、各作家さん毎に撮影禁止、フラッシュ撮影禁止のアイコンがあるので、それに従って頂ければ良いとの事。
へぇー。ならばということで撮影させて頂きました。
ただ、アイコンが両方とも似ているので確認しているつもりでも、ここは撮影禁止ですという事も1回ありました。
係りの方に聞くのが一番確実かと思います(間違えてからはずーっとそうしていました)。
#もし載せてはいけないものがありましたら教えて下さい。
真ん中の四角い発光体は宙づりの曇りガラスにビデオを投影していたものです。このブースだけで3人の作家の作品がありお互いが関連しあっているかのようでなんとも楽しいのであります。
荒木経惟さんの空の連作を前に写真を撮っている女性を撮ってみました。
中央に髪の毛よりも細いワイヤーで造られた塔のようなものがあるのですが。。。岩崎 貴宏さんの作品。といってもこうやって見るのではなく広い会場に設置されたVixenの望遠鏡で覗くという展示をされていました。
元々ルーペやレンズを通してものを見るという行為自体は好きなので、見ながらなんだかニヤニヤしてしまいました。
望遠鏡の先を辿りながら、配置された作品を見つけにくる人が結構多かったです。私もその一人です(笑)。
オノヨーコさんも出展されていました。
迷路中心には電話があり、不定期に御本人から電話があるというものです。プレス公開の時は4回くらい電話があったそうです。油断してズンズンするとゴツンしますので慎重にね。
金 理有(KIM Riyoo)さんの作品です。兜にもO次郎にも見える不思議な作品です。一輪挿なのでしょうか?とても可愛らしく見える魅せ方です。
最後に会場に入って一番最初に目にする大きな尹秀珍(イン・シウジェン)さんの作品。
2階からぼーっと見ていると人がグルグルと回りながら出て行くのが面白くて暫く見ていました。垂直面に配置された鈍い鏡面が辺りを映し出しているのも面白いです。
もちろん森のなかまもグルグルしてきました(笑)。
慣れ親しんだ日常も良いのですが、いつもと違った不思議な一時を暑い夏の一日に過ごしてみるのも悪くないと思います。
まだ見ていない日本郵船海岸倉庫の展示も楽しみであります。
ちなみに、作品名もメモしていないこんないい加減な紹介と違いきちんとした紹介をされているブログをみつけました。
弐代目・青い日記帳
一般の方では撮影禁止の作品も主催者の許可を得て掲載されていますし、写真も美しいのであります。
さぁ、みなさんも作品の中に紛れて不思議な空間の一部になって楽しんでみませんか。
それでは!
P.S.
帰りがけに慶応大学キャンパスの中を歩いていると、チラリンと視界に何かが入り例の如く頭の中をカンカンと警鐘が鳴り始めました。
あーっ!こっ、これは蝉の羽化ではないですか!
おっほ、おっほ、「学研の科学」とかでは見ましたが実物を見るのは初体験です。
ハ~ツタイケン!ハツタ~イケン!ハツタイケ~ン!(すみません)
最近持ち歩きになっているThruNite 1C+LBA(最近ボディのみを購入し1Aになっています)で照らさせてもらいました。ごめんね。
近くをソーッと通ろうとすると「ミッギャ、ギャッギャッ」と暴れまくる蝉くんですが、こうして羽化したては大人しいものです。ふふふ。
きっと生まれてきたからには、ミーンミーン、ギャッギャッとするに違いありません。
森のなかまも日常生活でミーンミーン、ギャッギャッと頑張ります。
季節は何故か夏が多いです。ちょっとボーッとしているぐらいの方がシンクロ率が高いのかもしれません(笑)。
おぉ。一度見られていますか。
写真で見た時は、あんな茶黒い蝉が羽化したてはこんなに白いのかと神秘的なものを感じました。
リアルで見てもやっぱり神秘的でした。
こんなの見てしまうとやっぱり誰かに教えたくなってしまいますよね。
もし見つけたら娘さん達にも魅せてあげてくださいね。
アーチストの方たちの頭の中はさっぱり
わかりませんが、やはりセンスを感じますね。
蝉の羽化って素晴らしいですよね!
私も一度だけ見れたことがあります
素晴らしくきれいな白で、感動しました。