巷では性転換ネタが流行っているような話も聞きますが、そんな趣味をもつ方にひょっとしたら朗報かもしれません。
なんと、生物の性、特に男性を女性に強制転換させる細菌の存在が明らかになったのだそうです。といっても、幸か不幸か対象は昆虫でしかないのですが、ひょっとしてひょっとしたら、どこかのマッドサイエンティストなんかがこの細菌の能力を解析・応用して、哺乳類でも同じようなことをやってのけたりするかもしれません。まあそこまで言うとSF以外のなにものでもありませんが、夢(?)のある話くらいはつむぎ出せそうです。
詳細はナショナルジオグラフィックの以下の記事を参照下さい。
「宿主を性転換させる寄生バクテリア」
ボルバキア属という細菌は、1924年にアカイエカで発見され、その後しばらく注目もされないまま時を経た後、1990年に宿主の単為生殖化を促すことが発見され、にわかに注目を集めているのだそうです。この細菌は、その性質は、成熟した卵子では生きられるのに、成熟した精子には存在できないため、自身の繁殖には無価値のオスを殺してしまうか、性転換してメスにしてしまうことや、メスの単為生殖、すなわちオス無しでの繁殖を促す力を持っています。その力の源はなんなのか、まだわかっていないのだそうですが、いずれにしても遺伝的に宿主に働きかけ、オスをオスたらしめている遺伝子を壊し、動かなくして、メスになるよう進める遺伝子を活性化させているのは間違いないようです。
まあときには中途半端になってあしゅら男爵みたいな状態にしてしまうこともあるそうですが、細菌のような単純で小さな存在が、遥かに複雑で大きい多細胞生物を操り、好き勝手に改造してしまうなんて、まるで秘密結社の生物兵器みたいなところがなんとなく気に入りました。今後、フィラリアなどの寄生虫や、マラリア蚊などの重大な病気を媒介する昆虫を制御する技術になるかもしれない、とのことで、実用的な面でも研究の進展が望まれています。
同人誌の妄想が実現するまでにはまだまだ時間がかかりそうですが、そんな研究の行き着く果てに、いずれそのうち本当に出来たりするようになるかもしれませんね。
なんと、生物の性、特に男性を女性に強制転換させる細菌の存在が明らかになったのだそうです。といっても、幸か不幸か対象は昆虫でしかないのですが、ひょっとしてひょっとしたら、どこかのマッドサイエンティストなんかがこの細菌の能力を解析・応用して、哺乳類でも同じようなことをやってのけたりするかもしれません。まあそこまで言うとSF以外のなにものでもありませんが、夢(?)のある話くらいはつむぎ出せそうです。
詳細はナショナルジオグラフィックの以下の記事を参照下さい。
「宿主を性転換させる寄生バクテリア」
ボルバキア属という細菌は、1924年にアカイエカで発見され、その後しばらく注目もされないまま時を経た後、1990年に宿主の単為生殖化を促すことが発見され、にわかに注目を集めているのだそうです。この細菌は、その性質は、成熟した卵子では生きられるのに、成熟した精子には存在できないため、自身の繁殖には無価値のオスを殺してしまうか、性転換してメスにしてしまうことや、メスの単為生殖、すなわちオス無しでの繁殖を促す力を持っています。その力の源はなんなのか、まだわかっていないのだそうですが、いずれにしても遺伝的に宿主に働きかけ、オスをオスたらしめている遺伝子を壊し、動かなくして、メスになるよう進める遺伝子を活性化させているのは間違いないようです。
まあときには中途半端になってあしゅら男爵みたいな状態にしてしまうこともあるそうですが、細菌のような単純で小さな存在が、遥かに複雑で大きい多細胞生物を操り、好き勝手に改造してしまうなんて、まるで秘密結社の生物兵器みたいなところがなんとなく気に入りました。今後、フィラリアなどの寄生虫や、マラリア蚊などの重大な病気を媒介する昆虫を制御する技術になるかもしれない、とのことで、実用的な面でも研究の進展が望まれています。
同人誌の妄想が実現するまでにはまだまだ時間がかかりそうですが、そんな研究の行き着く果てに、いずれそのうち本当に出来たりするようになるかもしれませんね。
