今日は楽しみにしていた「宇宙戦艦ヤマト2199 第6章 到達!大マゼラン」を観に、大阪まで行ってきました。この第6章は旧作でも物語のクライマックスとなった七色星団決戦が描かれるという点で随分前から期待を膨らませていたのですが、それは見事な形で報われ、実に素晴らしい展開を観る事が叶いました。多段空母ガイペロン級、甲板がひっくり返って砲撃戦が可能となる戦闘空母ゲルパデス級、ヤマトを窮地に陥れたドリルミサイルと物質転送機、ドメル座乗の旗艦による第3艦橋への最後の特攻など、旧作でも描かれていたものが全てしっかりリファインされて出揃い、それぞれのメカも人も魅力あふれる筆致で描かれていたのが実に感動的でした。ドメル将軍と沖田艦長との最後のやり取りもちゃんと再現されていましたし。ネタバレは避けたいので詳しくは言いませんが、「波動防壁最強!」と言うのを改めて確認いたしました。
あと、全体的にかなり逼迫したガミラス側の台所事情がしっかり描かれ、旧作で大艦隊を率いていたドメル将軍が決戦時に空母4隻しか率いていなかった理由もすっきりした形でちゃんと合理的に語られていましたし、その他にも色々と大きな問題を抱えて版図こそ広がったものの累卵の危うきに瀕している様子がよく判りました。旧作ではその辺り曖昧なままに、148000光年を隔てて侵略してくるような大帝国がたった一隻の無敵戦艦に国を滅ぼされるまでやられ尽くす、という結構理不尽な描写になってしまっていましたが、この2199では、ヤマトの抵抗と進撃が空疎になりつつあったガミラス内部を震撼させ、その矛盾から生じる圧力をより大きく育てて行く過程が垣間見えて、最終章でおそらくは語られるであろう帝国崩壊をより現実的に見せてくれる事に繋がるのでしょう。
もう一つ、イスカンダル、ガミラス、地球の代表(?)で実施されたヤマト・スイーツによる女子会、旧作なら絶対あり得ない内容だったのがお気楽に楽しめて面白かったですね。そもそもヤマト艦内でパフェが食べられるなんて。帝国海軍の大和では艦内でラムネが飲めたそうですが、食事や酒はあってもおやつや清涼飲料水を飲むようなシーンは旧作では皆無だったと思うので、何とも新鮮な感じがいたしました。
さて今回、あぁーっ!そ、そんなところで終わるの?! と叫びたくなるラストで幕をとじましたが、その続きも含めて、後2ヶ月をひたすら楽しみに待つといたしましょう。でも、とうとう次で終わるんですよねぇ。それはそれで何とも寂しいような。ヤマト2もこのクオリティと設定深化でリファインしてもらえないものでしょうか? アンドロメダが出るだけでもいいんですが。
あと、全体的にかなり逼迫したガミラス側の台所事情がしっかり描かれ、旧作で大艦隊を率いていたドメル将軍が決戦時に空母4隻しか率いていなかった理由もすっきりした形でちゃんと合理的に語られていましたし、その他にも色々と大きな問題を抱えて版図こそ広がったものの累卵の危うきに瀕している様子がよく判りました。旧作ではその辺り曖昧なままに、148000光年を隔てて侵略してくるような大帝国がたった一隻の無敵戦艦に国を滅ぼされるまでやられ尽くす、という結構理不尽な描写になってしまっていましたが、この2199では、ヤマトの抵抗と進撃が空疎になりつつあったガミラス内部を震撼させ、その矛盾から生じる圧力をより大きく育てて行く過程が垣間見えて、最終章でおそらくは語られるであろう帝国崩壊をより現実的に見せてくれる事に繋がるのでしょう。
もう一つ、イスカンダル、ガミラス、地球の代表(?)で実施されたヤマト・スイーツによる女子会、旧作なら絶対あり得ない内容だったのがお気楽に楽しめて面白かったですね。そもそもヤマト艦内でパフェが食べられるなんて。帝国海軍の大和では艦内でラムネが飲めたそうですが、食事や酒はあってもおやつや清涼飲料水を飲むようなシーンは旧作では皆無だったと思うので、何とも新鮮な感じがいたしました。
さて今回、あぁーっ!そ、そんなところで終わるの?! と叫びたくなるラストで幕をとじましたが、その続きも含めて、後2ヶ月をひたすら楽しみに待つといたしましょう。でも、とうとう次で終わるんですよねぇ。それはそれで何とも寂しいような。ヤマト2もこのクオリティと設定深化でリファインしてもらえないものでしょうか? アンドロメダが出るだけでもいいんですが。