今朝の奈良市の最低気温は22.9℃、昼の最高気温は29℃、五條市の今朝の最低気温は21.8℃、昼の最高気温は28.2℃でした。今日は昼日中、雲が切れて日差しが届く時間が昨日より若干多めにありました。その割には気温は昨日よりわずかに低めでしたが、日中車で走っていて日差しが車内に差し込んできた時は、なかなか疎ましく感じました。しかしこのところ、天候自体は良くはないのですが雨がザアザア降るというわけでもなく、梅雨としては随分と控えめな空模様な気がします。そして恐ろしいことに7月1日以降の週間予報では、晴れで34℃とか35℃とかの最高気温が並んでいます。それはまあ危険になるほどの大雨など願い下げですが、といってもう早くも梅雨が明けてしまうのかと思うと流石にうんざりしてきます。一旦梅雨前線が北上してまた下がってくるようなタイミングが今後あるのかどうか。いずれにせよとりあえず来週早々から猛暑全開といった感じなので、覚悟が必要なようですね。そのためにも早く風邪が革まってくれたら良いのですが、喉の痛みがほぼ消えて咳が少し出にくくなってはきたものの、まだ違和感が残ります。本格的な夏の到来の前に全快と行きたいのですが、果たして間に合うかどうか?
さて、富士山の東側の裾野から山中湖と河口湖に挟まれた土地に広がる山梨県富士吉田市の小中学校で、学校給食に出た枇杷の果実を食べた児童生徒らのうち126人に喉の違和感や目が赤く腫れるなどのアレルギー反応が発生、うち1人が入院する騒ぎがありました。 富士吉田市教育委員会は「深くお詫び申し上げます。今後、細心の注意を払い安心安全な学校給食を提供して参ります」とコメントを出しましたが、枇杷でアレルギーなんて出るんですね。色々な果物でアレルギー反応は生じますし、私なんかも割りとありがちなバラ科では問題ないですがそれなりに稀なバナナで出たりしますから、枇杷で出たとしても不思議ではないのかもしれません。それにしても一度に126人も発症するというのがびっくりで、そんなに普遍的にアレルギーが出るような食品だったのかと驚かされました。
果物のアレルギーは花粉症由来のものが多いですが、枇杷の場合はりんごなどバラ科の果物の場合と同じく、ハンノキやシラカンバの花粉でアレルギーを起こすヒトがなりやすいのだそうです。気をつけるに越したことはないですが、枇杷のように、主要なアレルゲンという情報もないのに突然牙を剥く場合もありますから、給食のような集団提供される食事というのは本当に対応が難しくなってきているなと感じました。