半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

実車版マッハ号レプリカ、テールフィンの作業に入りました。

2022-10-26 17:49:09 | その他、自動車関連
ちょっと時間が出来たので、古川先生の工房、ノーチラススポーツカーズに顔を出しました。サイズを検討中だったヘッドフェアリングの件、どうやらこれに決まりそうです。






次のステップとして、テールフィンの製作が始まっていました。こういった形状を軽くて強度がある素材で製作すのは中々難しく、色々なノウハウがあるようです。




スタッフのKさんが国産軽自動車用に改造中だったオルタネータ、ご覧のようにきれいに付いていましたよ。



次回様子を見に行くのは、11月の後半くらいになりそうなので、作業も結構進んでいるかもしれませんね。
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あれれっ、実車版マッハ号レプリカ、なぜフェアリングが2つに?。

2022-10-11 18:21:41 | その他、自動車関連
少し時間が出来たのでノーチラススポーツカーズに顔を出してみたら、古川先生が前回とは違う実車版マッハ号レプリカ用ヘッドフェアリングを作っていました。




あれれ、前回作ったヤツはなんでボツになっちゃったのかな?と不思議に思っていたら・・・サイズの異なる物を実際に製作してダミーのボディに載せてみて、どちらが似合うか検討してみることにしたそうです。発泡スチロールのダミーとかじゃなくて、実際に検討用のフェアリングを製作しちゃうという所が古川先生らしいなぁ。




シャーシの方では、スタッフのKさんがオルタネータを国産の軽自動車用に変更するための作業を行っていました。元々電機はあまり使わないクルマのはずなんで、軽量コンパクトな軽自動車用でも十分なんでしょうね。






ベビーサンダーも少しずつ作業が進んでいます。焼けていた配線があったので交換されていましたが、この時代のクルマの場合、むしろそういう部分が全然ないクルマの方が希少だと思います。




プリンスR380のフレームを製作するための治具もすでに用意はできているものの、色々な作業が溜まっているようなので、残念ながらまだ手を付けるほどの時間の余裕はないようです。



次に様子を見に行くのは来月の中頃だと思うんですけど・・・製作開始はまだまだ先になりそうだなぁ。
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ワイルドシングで遭遇したのは、ただのフィアット・ヌォーヴァ500じゃなくて・・・

2022-10-07 18:00:00 | その他、自動車関連
話は前後してしまうのですが、先日ワイルドシングまで車検の完了したダイハツ・ムーヴを受け取りにったら、店頭に見慣れなっクルマが置いてありました。フィアットのヌォーヴァ500ですね。でもこのクルマ、ただのヌォーヴァ500じゃなくて・・・




ステーションワゴン版のジャルディニエラ!。てっきり修理か整備で預かっているのだと思っていたら、佐藤社長が買い取ったとのこと。




現代のクルマと比べると、インテリアは潔いほどシンプルですが、実用上はコレだけでも別に困ることはないんですよね。





VWビートルと同じく空冷のRRということもあってか、佐藤さんも結構気に入っている様子で、毎日のように乗っているとのこと。私も最初の趣味のクルマとしてフィアット・アバルト1300/124を買ったとき、数台あった他の候補の一台がヌォーヴァ500ベースのフィアット・アバルト595だったんですけど、もしあの時595の方を選んでいたら、その後の私の人生はどうなっていたのかな?。
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実車版マッハ号レプリカ、フェアリングの作業に入りました。

2022-08-28 18:00:00 | その他、自動車関連


久々にノーチラススポーツカーズに顔を出してみたら、スタッフのKさんが実車版マッハ号レプリカにマフラーを取り付けていました。Kさんと話をしていたら、「なぜ実写版の悪の組織のクルマにはナンバー付きが少なくないのに、ヒーローのクルマには付いていないのばかりなのか?」という話題で盛り上がってしまいました。ヒーローだからって、無車検、無保険のクルマを乗り回すのはコンプライアンス違反じゃないのか?。それ以前にちゃんと運転免許を持っているのか?(笑)。




古川先生はドライバーズシートの後ろに装着するフェアリングの製作を行っていました。M師匠直伝の秘密の道具?でパテを削ります。やっぱり超一流の職人さんの知恵というのは凄いなぁと感心してしまいました。



ベビーサンダーの方はキャブと灯火関連のパーツ待ちということでしたが、50年代のクルマのパーツが今でも普通に通販で買えるというのは素晴らしいことですね。
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ノーチラススポーツカーズの次のプロジェクトは・・・ええっ、ベビーサンダー!?。

2022-07-27 18:00:00 | その他、自動車関連
ノーチラススポーツカーズに顔を出したら、工房の中にこんな見慣れないクルマが入っていました。古川先生が次のプロジェクトのために手に入れた1956年モデルのフォード・サンダーバードです。55~57年モデルの初代サンダーバード、いわゆる “ベビーサンダー” の中でも最も人気の高いモデルですね。ノーチラスの扱うクルマとしてはちょっと異色の様な気もしますけど、実は古川先生自身はアメリカ車もV8エンジンも嫌いじゃありません(笑)。




ハードトップに開けられた丸い “ボートウィンドウ” やトランクの後ろにスペアタイヤを立てて装着するオプション、 “コンチネンタルキット” がこの56年モデルの特徴です。それにしても、50年代にこんな贅沢なクルマを作っていたなんで、アメリカというのは本当に豊かな国だよなぁ・・・。私達よりも一世代上の先輩方が、アメリカ車に憧れたという気持ちも良く分かります。








不動状態でやってきたものの、古川先生の昔からのお仲間がオーバーホールしたキャブを取り付けたらあっけなくエンジンが掛かり、そのまま静かにアイドリングを開始しました。




VINプレートを見ると、エンジンはPなのでスモールブロックV8の312(5115cc)。カラーコードはA、トリムコードはXAなので、元々のボディカラーはレイブンブラック、インテリアは黒/白のビニールというシックな佇まいだったことが分かります。



このクルマ、過去にかなりのお金を掛けて丁寧に仕上げられていたようで、まだまだいわゆるレストアが必要な程の状態ではありません。古川先生としては取り敢えずいくつか気になる部分を手直しして、現代の路上でも安心して乗れるような状態にしたいとのこと。私としても興味がある車なので、時々進行状況を偵察に行くことにしましょう。
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実車版マッハ号レプリカ、ヘッドライトの作業に入っていました。

2022-04-23 18:03:29 | その他、自動車関連
ノーチラススポーツカーズで製作している実車版マッハ号レプリカのヘッドライト、原作と同様に左右フェンダーの先端、下側に透明のカバー付きで装着されるので、その為の型取り作業を行っていました。でもこの位置を忠実に守ろうとすると、合法的にナンバーを取得するためには色々な問題をクリアする必要がありそうですね。




燃料タンクは給油口の取り付け位置の問題などもあり、搭載位置を若干左側に変更していました。





古川先生はオープンボディの制作はクローズドボディより遥かに楽だとおっしゃっていましたが、こういった地道な現物合わせの作業を積み重ねることが必要不可欠。やはり一筋縄では行きそうにないですね。
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実車版マッハ号レプリカ、フロント・フードの開閉方法が変更されていました。

2022-03-22 17:08:30 | その他、自動車関連
実車版マッハ号レプリカ、当初の計画では フロントフードの中央部にリッドがあるオーソドックスな開閉方法 が検討されていたのですが、先日工房に顔を出したら・・・・・・あれっ、フロントセクションが一体型で開閉できるデザインに変更になっている!。





まぁ整備性なんかを考えると、このデザインの方が色々やりやすいかも知れませんね。


リア側のボディを被せるとこのような感じ。これなら燃料タンクも無事にクリアできそうです。





実際にこういったクルマの製作風景を見てしまうと、クローズド・ボディのクルマの方がオープン・ボディのクルマより何倍も手間が掛かるということが良く分かります。
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実車版マッハ号レプリカ、フロントフードはどうなるのかな?。

2022-03-08 20:09:11 | その他、自動車関連
先日、ちょっとお届け物があって古川先生の工房、『ノーチラススポーツカーズ』に顔を出したら・・・・・・実車版マッハ号がこのような状態になっていました!。




フロントフードを作るための型を作ろうとしていたのです。しかし、実はこの案は途中で消滅。現在は全く別の形状になっています。それに関しては次にこのクルマの進行状況をご報告させて頂くときにお目にかけますね。




燃料タンクの位置はボディを被せたときに邪魔にならない場所へと移動しました。




このマスキングテープはドアをどのように切り取るかを検討するために貼られた物。原作は2次元なので、それを立体で再現することは非常に大変な作業になりますね。



既にマッハ号を名乗っているレプリカはいくつかありますが、恐らくプロポーションの再現性に関しては過去最高の物になってくれるんじゃないかな?。
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ノーチラススポーツカーズで新プロジェクト。実車版マッハ号レプリカがスタート!。

2022-02-05 17:22:30 | その他、自動車関連
先日のことですが、古川先生の工房、 ノーチラススポーツカーズ にお邪魔したら、こんな見慣れないものが置いてありました。そうです。あのアニメーション作品、『マッハGoGoGo』に登場した劇中車、マッハ号のレプリカ製作がスタートしていたのです。計画はうかがっていたけれど、既にここまで進んでいたとは知りませんでした。私もこのクルマを発注したオーナーと同世代なので、これを実車で再現したくなる気持ちは凄く良く分かります。





もちろんちゃんと正規にナンバーを取得して、公道走行が可能なクルマにするとのこと。素晴らしい!。


ベース車両はコチラ、ウエストフィールド。確かにこのいわゆる “ スーパーセブン系 ” の構造は、汎用シャーシとしても使い勝手がよさそうです。さすがにエンジンは劇中車の様なV12じゃなくて直4ですけど、オーナーは実際に走らせて楽しむというタイプの方なので、維持などの問題を考慮しても賢明な選択だと思います。



このプロジェクト、オーナーと古川先生からこのブログに掲載するお許しが頂けたので、時々様子を見に行って、ご報告させて頂くようにいたします。皆さまもお楽しみに!。
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ブラジルのスポーツカー、プーマGTの資料、まだまだ集めてます。

2021-03-31 21:49:34 | その他、自動車関連
以前にも一度書いたことがあるのですが、実はブラジルのプーマGTに関する資料、今でも集めています。最近も3冊ほど入手したので、今回はその話題を書くことにしましょう。

先ずはこれ、『PUMA Sua Models e Historia』。2010年に発行された本で、恐らく現在手に入るプーマGT関連の本の中では一番詳しく解説されていると思います。ヒストリーやバリエーションはもちろん、プーマGTが登場した映画やモデルカーに関するページまでありましたよ。




この『MANUAL DO PROPRIETARIO PUMA GTE & GTS』はプーマGTの取扱説明書です。維持に関しては、基本的にVWビートルと大差ないですね。




この『Almanaque do Fusca』 はプーマGTだけじゃなくて空冷VW全般に関する本ですが、ブラジル仕様にしか存在しないモデルに関する詳しい記述があって、そちらの方も色々参考になりました。



以上の3冊、テキストは全てポルトガル語であるものの、知らない間に Google 翻訳の精度もかなり高くなっていて、私が知りたい程度の情報であれば十分でした。プーマGT関連の書籍、まだ何冊かあるようなので、入手できたらブログにUPしますね。


■本日のオマケ
もうなるべく物は買わないようにしていたはずなのに、この1/43のプーマGTEを買ってしまいました。



昔はVWのシャーシを使った見かけ倒しのインチキ臭いクルマというイメージを持っていたんですけど(笑)、今では逆にそこが大きなメリットだと思えるようになりました。別に “素” のビートルでも良いから、やっぱり人生の最後は空冷フラット4で締めくくりたいなぁ。
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