半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

ベックの 『クーゲルバーン』  。お気に入りの玩具 その1。

2009-09-25 20:00:00 | TOY/コレクション
今回から、時々我が家の子供達が幼い頃にお気に入りだった玩具を紹介することにしましょう。

まず第1回目はこれ。ドイツのウルム郊外にある玩具会社、ベック社が製作している木の玩具、 『クーゲルバーン』 (玉の道) です。娘が生まれたとき、カミさんのお友達からいただきました。






遊び方は、このセメント製の玉を……




……本体 (素材はブナの木) の上側にある穴に入れると……




……スロープを下って、この鉄琴の上でソ、ファ、ミ、レ、ド ♪ と美しい音が響きます。



……って、別に遊び方なんていうほどのもんじゃありませんね (笑) 。



しかし、この玩具の子供受けは絶大でした。娘も息子も、幼い頃はいつまでも飽きずに繰り返し遊んでいましたね。

この玩具はベック社の創始者であるクリストフ・ベックが1958年にデザインしたもの。50年間で10万台を超える数が販売されているそうです。

セメントの玉を使っているのは、誤飲したときにそのまま消化されずに出てくるようにとのこと。

音に変化を付けるために、玉の真円度をわざと落としてあるそうで、途中で引っ掛かってしまうことも珍しくありません。しかし、ある程度の年齢に達してからは、逆に “○○色で止まったら○○点” 等と勝手にルールを作って遊んでました。

本当はストッパー用にやや大きめの玉が付いていたものの、いつの間にか行方不明になってしまいました。しかし、ベック社では玉の別売りもしているので、必要なら買い足すこともできます。



この “シュピールグート” のオレンジステッカーからも分かる通り、ドイツの “子供の遊びと玩具審議会” が推奨している安全玩具でもあります。



このクーゲルバーンが我が家にやって来てから実に10年後、我が家に大人用の?のクーゲルバーンがやってくることになるのですが……その話はまた別の機会に書くことにしましょう。
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