半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

射撃用パッチの話。

2009-11-18 20:30:55 | 前装銃射撃、古式銃
少し時間が取れたので、急遽射撃の練習に行くことにしました。今日も火縄短筒の練習です。29日の全日本選手権が終わるまでは前装銃射撃の選手に徹します (笑) 。




で、これが今日の結果。う~ん、困ったなぁ。でも、これでもグルーピングの中心は見事に10点センターにあるし……どうやらこのまま撃つしかなさそうですね。



Bullet  .408” RB
Powder  FFFg 12.50 Grs.
Patch  ОX‐YОKE DRY‐UNLUBED .40-49CAL 0.018TH
Lube  マジックリン




私を含め、前装銃射手の大半は玉をこのように液体で湿らせた布のパッチに包んで装填します。時々 「火縄銃は数発も撃つと中に火薬の滓が溜まって玉が入らなくなるので、徐々に玉の大きさを小さくする」 という記述を見掛けることがあります。しかし、このようにパッチを使用している限りはそのような現象は起こりません。私は途中で銃身をクリーニングするようなことは一切ありませんが、それでも通常の練習では連続で50発、何の問題もなく撃っています。以前に100発連続で撃ったときにはさすがに不発が増えましたが、それでも最後まで玉が入らなくなるようなことはありませんでした。




パッチは自分で好みの布を探して自作する人が多いようです。しかし、私は面倒臭がり屋なので (笑) 既製品を使っています。既製品でもメーカーや直径、厚さ等の違いで非常に沢山の種類があるので結構迷いますね。現在、私が使用しているのはOX‐YOKE製で厚さ0.018インチ、.40~.49口径用のドライパッチ。ルーブ (パッチを湿らせておく液体) にはマジックリンを使用していますが、別に普通の水でも大丈夫。ビショビショに濡らして使用しても、30分で13発という公式戦のペースで撃っている限りは不発にはなりません。





本日のオマケ。

以前に 「夏丸」 さんに撮影していただいた私の射撃フォームです。短筒は何故かグリップや引き金等が人間工学を無視した形状なので、手首の角度がかなり苦しくなっていることがお分かりいただけるでしょうか?



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする