半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

思わぬところで憧れのヒーロー (本物!) に出会いました。

2016-09-08 18:19:06 | 美術館、展覧会
さて、本日も昨日の続きです。

珠玉のモーションディスプレイ・コレクションを堪能してお腹一杯?になってしまったこもあり、当初は最後の展示室は軽く流す程度にしようと思っていました。

こちらの展示室では定期的に展示が入れ替わるようですが、私達が訪問したときの展示は、キャラクター物の玩具や・・・・・・






ブリキの玩具や・・・・・・






ソフビ等々の展示でした。恐らくいずれもコレクター垂涎の貴重な物ばかりなのでしょうが、残念ながら門外漢の私にはその価値は分かりません。ご免なさい。




あっ、これは私の一番好きな快獣ブースカ関連の展示だ。私にとっては最高のヒーローというか、アイドルというか・・・・・・もし何かに生まれ変われるとしたら、私は快獣ブースカになりたいです。そういえば、我が家では快獣ブースカのLD BOXを見るために、わざわざLDプレーヤーを買ったんだよなぁ。でも私はコレクター向けの古い人形とかにはあまり興味ないから・・・・・・んんんっ!、えええええっ!!。




この説明を読んで、思わず叫んでしまいました (笑) 。何とこの小さいブースカ、実際に撮影に使用された物だというのです。ということは、少なくとも “本物” のブースカの一つということですよね。




4年前、東京都現代美術館に 『館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』 を見に行ったとき、もしかしたら本物のブースカに会えるかも知れないという淡い期待を抱いていました。しかし、残念ながら 『快獣ブースカ』 関連で実際に見ることができたのは、チャメゴンの撮影用マリオネットと地底戦車のみ。まぁそれだけでも凄く感動したんですけどね。だから、まさかこの場所で本物のブースカに会うことができるとは全く期待してませんでしたよ。本当に “バラサバラサ” です。




幼い頃、当時の自宅のあった杉並区の松ノ木町から結構離れた阿佐ヶ谷のスーパーマーケットに、快獣ブースカがやってくることになりました。何とか見に行きたいと母親にせがんでみたものの、無情にも答えはNO。そこで意を決した私は、たった一人でブースカに会いに行くことにしました。当時の私にとっては大冒険ともいえるほど遠く離れた場所だったものの、ブースカに会いたい一心で勇気を奮い起こしたのです。

初めて見るブースカは大きくて、ちょっと怖かった (笑) 。

握手したり触ったりしている子供達を見て、自分もブースカに触れてみたいと思ったものの、子供心にも “今日のブースカはスーパーの販促のお仕事で来ているのだから、何も買わないで触ってはいけない” と思いじっと我慢したことを覚えています。

家に帰り着いたのは外が薄暗くなってからでしたが、阿佐ヶ谷まで一人で歩いて行ったことがバレれば叱られることは分かっていたので、その時のことは誰にも話さず、私だけの秘密となりました。

私が “ブースカに触りたい” という夢を実現したのはそのウン十年後の2002年のこと。向ヶ丘遊園の閉園でブースカランドもなくなってしまうことになったので、最後のチャンス?に家族と一緒に訪問することにしたのです。もちろん私の大好きだった初代ブースカじゃないけれど、ブースカであればすべてよしです。確か、酷い雨の日だったなぁ。



子供達もLDで初代の快獣ブースカ (もちろんモノクロ) を繰り返し見せていたので喜んではいましたが、どう見ても私が一番嬉しそうですね (笑) 。この子供達が今では美大生と高校生なんですから、本当に時間の経つのは早いなぁ。
コメント
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