半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

PLAY! MUSEUMで『「がまくんとかえるくん」誕生50周年記念 アーノルド・ローベル展』を観ました。

2021-03-18 20:06:24 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で、昨年立川市に出来たばかりのPLAY! MUSEUMを初訪問しました。現在は『「がまくんとかえるくん」誕生50周年記念 アーノルド・ローベル展』と『エリック・カール : 遊ぶための本』という二つの展覧会が同時開催されているのです。



というわけで、今日は『アーノルド・ローベル展』の方を紹介させて頂くことにしましょう。


アーノルド・ローベルは、以前にお気に入りの本でも紹介させて頂いたこともあるアメリカの絵本作家です。代表作はやはり「がまくんとかえるくん」のシリーズですが、実際には100冊もの絵本を描いているとのこと!。今回は貴重な原画やスケッチなど、200点にも及ぶ展示によって構成されていました。






前半の展示室は初期の作品や「がまくんとかえるくん」以外の展示で構成されていました。私達が良く知っているイメージの作品だけではなく、様々なテイストの絵を描き分けることが出来る器用な方だったということが良く分かりますね。








後半、一番大きな展示室はすべて「がまくんとかえるくん」関連の展示によって占められていました。




原画はもちろんのこと、貴重なメモや下絵なども見ることができましたよ。










以前から “としよりわるがえる” は原文で何と書かれていたのか気になっていたのですが・・・・・・



・・・・・・“Old Dark Frog” だったんだなぁ(笑)。ちなみにカタツムリのセリフ、 “すぐやるぜ” は “Right Away” で、 “そうかもしれないし ちがうかもしれない” は “Maybe yes and maybe no” でした。


編集の段階でどのような変更が行われたのか?を紹介する展示も、大変興味深い必見の内容でした。セリフや絵の変更はもちろん、結末まで変わってしまった作品もあったんですね。




もう出来る限り物は買わないことにしていたはずなのに、ミュージアムショップで我が家になかった『ふたりはいっしょ』と図録を買っていまいました。





この企画展、以上のように大変充実した内容となっておりますので、何とか時間を絞り出してでも、是非ご覧になることをお薦めします。会期は3月の28日までとなっております。


■本日のオマケ
今回の展覧会、チケットはこのクッキーでした!。で、裏側を見ると・・・・・・




・・・・・・ “いしりょく” の文字が!。



何故こんな言葉か書かれているのか?知りたい方は、『ふたりはいっしょ』のクッキーのお話しをご覧下さい(笑)。

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