半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

モンスターの正体はアザラシ?。『海のおばけ オーリー』を読みました。

2018-09-20 18:06:16 | 
私のアザラシ好きは、このブログにも度々書いてきましたね。でも実は先日、カミさんと一緒に県立神奈川近代文学館で『没後10年 石井桃子展 ―本を読むよろこび― 』を観るまで、この本の存在はまったく知りませんでした!。M.H.エッツの『海のおばけ オーリー』です。アザラシ好きとしては一生の不覚です。



まだ読んでいない方のために詳しくは書きませんが、水族館で飼われていたアザラシのオーリーが、ある理由で湖に放されたところ、モンスターと間違えられて大騒ぎになり・・・・・・といったお話。恐らく、誤って川などに入ってしまったアザラシがモンスターと間違えられてしまうという例は、実際に昔から沢山あったんでしょうね。


そういえば、以前に国立歴史民俗博物館で見た『見世物大博覧会』の展示で、天保9年(1838年)に江ノ島で捕まったアザラシが “海獣 俗よんで海怪” として公開されたと書かれていましたし・・・・・・



天保14年(1843年)に印旛沼に現れて12人を殺した!といわれている印旛沼の主も、古文書に書かれた絵やその特徴から考えるとアザラシのように見えます。



妖怪として退治されてしまったのはちょっと可哀想だけれど、江戸時代に我が家の近所までアザラシがやってきたと考えると、色々と想像力が刺激されますね。
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九段の昭和館、初訪問。

2018-09-19 18:04:16 | 博物館、科学館、資料館
話は前後してしまいますが、先日、国立近代美術館へ 『ゴードン・マッタ=クラーク展』 を観に行ったとき、少しだけ時間に余裕があったので九段の昭和館に寄ってみることにしました。




頻繁に前を通るので場所は知っていたものの、訪問するのは初めてです。




“昭和” といっても実際には昭和10年頃から昭和30年頃、つまり戦中・戦後の生活がどんな様子だったのかを後世に伝えるための施設です。




基本的には写真撮影不可だったものの、この防空壕を体験できる展示などは撮影可となっていました。



そういえば私が子供の頃、まだ自宅の近所に “立ち入り禁止” と書かれた防空壕の跡が残っていたことを思いだしました。


現在はこの写真展、 『草の根の人びとと共に ―GHQ婦人問題担当官がみた日本― 』 も開催されていました。





父がまだ元気に歩けるうちに、一度連れていってあげたいなぁ・・・・・・
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トホホ~。VW B4パサート・ヴァリアント、今度はエアコンがお亡くなり!。

2018-09-18 18:26:16 | VW パサート


先日、電動ファンを修理して何とか延命治療を施したはずの我が家のVW B4パサート・ヴァリアントでしたが、なんと今度はエアコンがお亡くなりになってしましました!。というわけで、またまたBISへと逆戻りすることに。トホホ~。

まぁ実は色々と紆余曲折もあったものの、どうやら今回の主犯?はコンプレッサー内部のリードバルブらしいということになりました。



もちろんベストは純正の新品コンプレーサーに交換することです。しかし、残念ながら私のようなビンボー人には金銭的に無理。海外からOEMの部品を個人輸入するか、国内でリビルト品を探すか、電装屋さんにオーバーホールに出すか・・・・・・といった選択肢しかありません。


山崎社長の判断はバルブ交換ということで、早速コンプレッサーの取り外し作業を開始しました。余談ですが、もし内部に冷媒ガスが残っているようなときは、ちゃんとした資格のある電装屋さんなどでガスを回収してもらうようにしましょう。




これが取り外したコンプレッサー、サンデンのSD7V16。斜板式の7気筒ですね。



最初はてっきりこのコンプレッサーを電装屋さんにオーバーホールに出すのかと思っていました。しかし、ここで山崎社長の口から信じられない台詞が!。

「半谷さん、もし時間あるなら、今日これからバルブ交換しましょうか?」
「ええええっ、そんな部品、在庫してるんですか!!」

さすがのBISでも、まさかコンプレッサーの内部パーツを在庫しているとは思っていませんでした。もちろん作業をお願いしたことはいうまでもありません。


バルブ交換は、クラッチと反対側にあるシリンダーヘッドを外して行います。




ヘッドを外すとこんな感じ。バルブはヘッド側とブロック側、2枚のメタル・ガスケットに挟まれていました。左側で社長が持っているのが新品のセンターバルブ (サンデンのオーバーホール・マニュアルではバルブ・プレート・アッセンブリーという名称) です。




バルブを交換したら、再度クルマに組み込みます。




最後に規定量のオイルとガスを入れてテストしてみたら・・・・・・



・・・・・・おっ、ちゃんと効いていますね。ガス漏れに関してはしばらく様子を見なければならないものの、取り敢えず圧が上がらず全然効かないという症状は解消されました。

何とかこのまま、来年の車検満了まで生き延びて欲しいなぁ。


■現在の走行距離
(2018年09月18日現在、2万890km時にメーター交換) : 14万7741km
■今月の維持費
■部品代
 センターバルブ(バルブ・プレート・アッセンブリー) : 8000円
 冷媒ガス(6本) : 3000円
 コンプレッサー・オイル(70g✕2本) : 5000円
■工賃
 コンプレッサー脱着、バルブ交換、一式 : 15000円 
■その他
 消費税等 : 2480円
■合計
 3万3480円
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東京国立近代美術館で、『ゴードン・マッタ=クラーク展』を観ました。

2018-09-17 18:39:09 | 美術館、展覧会


カミさんと二人で国立近代美術館に行きました。本日がこの『ゴードン・マッタ=クラーク展』の最終日だったのです。






残念ながらゴードン・マッタ=クラークは1978年に35歳の若さで亡くなってしまいましたが、インスタレーションや写真、映像から食!に至るまで、非常に幅広い分野で芸術表現を行ってきたアーティストでした。






今回の企画展にもドローイングや写真、ストリートカルチャーをテーマにしたインスタレーションなど、数多くの作品が展示されていました。しかし・・・・・・








やはり最も広いスペースが割かれていたのが、建物を切断するという “ビルディング・カット” のインスタレーションに関する展示でした。写真やコラージュ、映像作品、実物!などはもちろん興味深かったものの・・・・・・








個人的に一番面白かったのは段ボールで再現された模型!。これを見ると、どのようにカットしたかったのか?が一目瞭然ですね。







製作過程の映像作品を見ていたら結構危険なシーンもあり、色々な意味で現在では同じようなインスタレーションをやるのは難しいだろうなぁと思いました。 
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世田谷美術館で、 『東京スケイプ Into the City』 を診ました。

2018-09-16 18:38:05 | 美術館、展覧会
話は前後してしまうのですが、先日、世田谷美術館へ 『民家の画家 向井潤吉 人物交流記』 を観に行ったとき、2階展示室の方でこの 『東京スケイプ Into the City』 という面白そうな写真展をやっていたので観て行くことにしました。




タイトル通り、東京の街をテーマとした写真を集めた展覧会ですね。今回の展示は時代別になっていたものの、やはり私に一番刺さったのは60~70年代の写真です。




東京の杉並区で生まれ、22歳までずっとそこで過ごした私にとっては、子供時代の想い出と直結した懐かしい写真が沢山ありました。



自宅に帰ってから久々にグーグルのストリートビューで生まれ育った家の近所を見たら、子供の頃とは大きく変わっていて、少し寂しい気持ちになりました。
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祝! 『イルピーノ』 が本日リニューアルオープン!!。

2018-09-15 21:08:06 | ケーキ、洋菓子
以前から移転先を探していた 『欧風洋菓子 イルピーノ』 ですが、残念ながら時間切れということで、以前 『カフェ・イルピーノ』 をやっていた場所にケーキ屋さんも統合し、リニューアル・オープンいたしました。




ご覧のように、営業日、営業時間も変更になっております。




ケーキ屋さんとカフェを統合したため、以前個室として使用していた部屋も厨房に改造しているとのこと。松村シェフとしては飽くまで仮の店舗というお考えのようですが、我が家としては徒歩圏に移転してくれたのでむしろこのままの方が好都合かな (笑) 。




今日は初日でお忙しそうだったので、コーヒー&ケーキで我慢しました。







次回はちゃんと予約して、松村シェフに腕を振るって頂こうかな?。


■本日のオマケ
最近ちょっと忙しくてハチミツ作りは一休み中のようですが、ソバの花のハチミツを手に入れたということで試食させて頂きました。



やはり食材の段階から色々コントロールできるというのは凄い強みだと思います。
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世田谷美術館で、『民家の画家 向井潤吉 人物交流記』を観ました。

2018-09-14 18:04:23 | 美術館、展覧会



近所まで行く用事があったので、世田谷美術館に寄りました。




現在開催されている企画展はこちら、『民家の画家 向井潤吉 人物交流記』です。




今回は作品の合間に向井潤吉が書いたエッセイなどの文章も展示されていました。その内容が中々面白くてついつい読んでしまったため、危うく次の約束に遅れそうになってしまいました(笑)。




以前、向井潤吉が描いた古民家と、その題材となった実際の古民家に写真を並べて展示されていたのを見たことがあったのですが、周囲にある邪魔な物や建物等が大胆に省略されていて驚いたことがありました。ある意味、理想化された古民家の姿を描いていたのかも知れませんね。まぁユベール・ロベールみたいに周囲を全部描き変えちゃうほどじゃないですけど(笑)。



もちろん古民家だけじゃなくて、若い頃にルーブル美術館で模写した作品等まであり、色々な意味で楽しませて頂きました。本の挿絵などの中には、私達が抱いていてる向井潤吉のイメージとは全く異なるテイストの作品も色々あり、実際にはかなり多才な方だったということもよく分かります。この企画展、会期は11月4日までとなっておりますので、近くまで行くご予定があるようでしたら、足を伸ばしてみることをお薦めします。
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水陸両用バスのスカイダック横浜、私も乗ってみたかったなぁ。

2018-09-13 18:02:53 | その他、自動車関連
先日のことですが、カミさんがみなとみらいまで、水陸両用バスのスカイダックに乗りに行ったので、写真を撮ってきてくれました。






スカイダック横浜のコースは、この日本丸メモリアルパークが出発点です。




まずはお台場周辺の名所を回って・・・・・・







スプラッシュポイントから海へ!。




一回り、50分ほどのコースだったそうです。





スカイダックといえば、昨年7月に お台場でも遭遇 しましたね。あの後、お台場周辺を走るルートも出来たそうなので、チャンスがあったら乗ってみたいなぁ。
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国立科学博物館で、 『昆虫』 を見ました。

2018-09-12 17:59:33 | 博物館、科学館、資料館


カミさんと二人で国立科学博物館に行きました。目的はこちら、 特別展の 『昆虫』 です。




昆虫好きの私としては絶対外せない展覧会だったものの、夏休みは子供達で大混雑することが分かり切っていたこともあり、空いていそうなタイミングを見計らっての出撃となりました。








入ってすぐ、こんな巨大な昆虫たちがお出迎え。憧れだった 『マイクロ・サファリ ―ナイジェル・マーヴェン in ミクロの世界へ大冒険!―』  の世界へ突入です。







そういえば、子供の頃に見たアメリカのTVシリーズ、 『巨人の惑星』 には、クモは出てきたけど、昆虫はあまり出てこなかったなぁ・・・・・・


途中この “Gの部屋” がありました。




えっ、観覧注意?。



さすがのカミさんも、この部屋には近付こうとはしませんでした (笑) 。


日本には生息していない不思議な形の昆虫も色々見ることができました。






でも、やはり私にとって今回の一番の収獲はこちら、本物のツノゼミを見ることができたこと!。





以前このブログでも紹介した本、 『ツノゼミ ありえない虫』 を買って以来、いつか本物が見たいと思い続けていました!。

さすがに日本最高峰、国立科学博物館の展覧会だけあって、最新の研究成果に基づく展示も多々あり、期待に違わぬ見応えのある内容でした。会期は10月8日までございますので、是非足を運んでみることをお薦めします。
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ジャイアントロボとユニコーンガンダム、大きいのはどちらでしょうか?。

2018-09-11 17:59:38 | その他のお出かけ


話は前後してしまうのですが、先日 お台場へランチを食べに行ったときには、少し足を伸ばしてこちらにも寄ってみました。ダイバーシティ東京プラザに設置されている実物大?ユニコーンガンダム立像です。



そういえば、今から9年以上前、VW仲間でもある森口さん御一家と一緒に、潮風公園に建設中だった初代ガンダムを見に行ったことがあったなぁ・・・・・・


我が家の子供達の世代では、巨大ロボは自分で搭乗して戦う物という意識が強いようですね。でも私の世代ではまだ鉄人28号やジャイアントロボみたいに、安全な場所から遠隔操作で戦わせる物でした。



余談ですが、このユニコーンガンダムの全高は約19.7mということで、ジャイアントロボの30mと較べると一回り小型です。でも設定上の重量を調べてみたら、ユニコーンガンダムの重量はフル装備の状態でもわずか42.7トンとのこと。ジャンアイントロボの500トンと較べると1/10以下!でした。
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