吹くからに 秋の草木の しをるればむべ山風を 嵐といふらむ
ふくからに あきのくさきの しをるればむべやまかぜを あらしといふらむ
文屋康秀 男
現代訳
山風が吹きおろしてくると、たちまち秋の草や木が萎れてしまうので、きっと山風のことを「嵐(荒らし)」いうのだろう。
文屋康秀(ふんやのやすひで)の紹介
文屋 康秀(ふんや の やすひで、生年不詳 - 仁和元年(885年)?)は、平安時代前期の歌人。文琳とも。縫殿助・文屋宗于または大舎人頭・文屋真文の子。子に文屋朝康がいる。官位は正六位上・縫殿助。六歌仙・中古三十六歌仙の一人。
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吹くからに あしむあ。
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