ベック式!難単語暗記法ブログ

質の高い暗記法、芸術的なゴロ合わせ、感動の記憶法をあなたに!抜群に効果的な実例満載!

税制払うもの例外(京畿内の調庸)

2017-02-16 | 『新世界史頻出年代暗記』


狂気用無し 丁半で。
京畿内)(庸無し)(調半減

[ポイント]

1.畿内調は半減。                        

2.の義務は、次丁は正丁の2分の1、中男は無し。とくにに京・畿内の住民は(正丁、次丁も)無し

〈2009関西学院大・文(改)

下線部地方から貢納された産物に関連して、一般に正丁が、調として布2丈6尺(約8m)、庸として布2丈6尺ずつ負担するとした場合、河内国の62歳、30歳、18歳の3人の男子が負担する調と庸の布の長さの合計はいくらか。
(答:7㍍ ※京・畿内の住民は庸は無し。さらに調は半減。いずれも男子で、30歳正丁は4㍍、62歳次丁は2㍍、18歳中男は1㍍で、合計7㍍)〉

税制払うもの例外(中男の調庸雑徭)  

中チューナー用無し。
中男)(庸なし

[句意]一句目は中男は用なしだ、という句。


[ポイント]

1.中男無し

[解説]

1.中男(17~20歳、大宝令では少丁)の負担する調雑徭正丁(21~65歳)の1/4だが、無し

2.さらに次丁(61~65歳、大宝令では老丁)の負担する調雑徭正丁1/2


3.令には「……次丁二人中男四人は、並びに正丁一人に准(じゅん)ぜよ」とあり「二分が一」などという分数が出てこない(分数という概念がない)ことにも注意。


〈2014明大・経営:「問3 下線部(ア)に関連して、以下のA~Dの文のうち、適切なものを1つ選び、その記号を解答欄にマークしなさい。

 A 租は、正丁の場合口分田1反あたり稲2束2把であり、次丁はこの2分の1であった。
(×6歳以上の男子(正丁も次丁も6歳以上)は同じ2反の口分田をもらえ、両者に差はない)

 B 庸は、都での労役に代えて、正丁の場合布2丈6尺を収めるもので、中男はこの4分の1であった。
(×調なら4分の1だが庸に関しては中男は無し)

 C 調は、絹・糸・布などの特産品を中央政府に収めるもので、運脚によって都まで運ばれた。
(〇)

 D 雑徭は、郡司の命令によって、正丁の場合年間30日を限度に奉仕する労役であり、のちに倍増された。
(×60日の誤り、30日限度は次丁)」〉

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする