昨日はお茶の稽古
稽古始めで、日曜日の初釜で使われた釜がかけてありました
鐶付が一般的な釜より尖っているのが特徴
犬の耳の形に似ているから、この名前がついたそうです
鐶の形も独特で、鐶付に掛けるための工夫がしてあるのです
普通の鐶は、鐶付に鐶を掛けるために輪に隙間が出来ていて、片方の輪の端を鐶付に通すだけ
ところが、唐犬釜の鐶は輪の端が90度曲げてあり、炭取の中では同じ形になるように二つ重ねて置き
炭手前で使う時は、右手に持つ鐶を手の中で180度回転
昨日の稽古では、最初に私の方を見ながら、後炭手前から始めましょう、と
初めての道具で稽古させてもらえるのはありがたい事です
しかし、予備知識もなく😢
先生の言葉通りに手を動かしても上手くいかず
しかも炉の中の炭はほとんど流れていて、足した炭に火が点かず
残念な手前になってしまいました
今の先生の所に通い出してそろそろ7年
初めて出された釜でした
次は無いかもしれない
と思うと、残念なお手前でしたが、いい経験をさせてもらえました
お茶の稽古では、私には炭手前が一番面白く楽しいものです
後炭所望というお手前があり、炭手前の中で一番風情のある手前です
昨年末は、後炭所望の手前を明けたらやりましょうと言われましたが、覚えていらっしゃるのかな?
お稽古が終わってから、写真を撮る許可をもらいました
棚は寿棚
棚ありと運び点前と二つのお稽古があったので、写真を撮った時は、棚が風炉先に移動してあります
こうして備忘録に残すには、鐶の写真も撮っておけばよかったと、後悔
来週も同じ釜が掛けてあれば、鐶の写真撮れそうです(その事を覚えていればの話ですが)